たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

第13回 心のつどいin比叡山

第13回 心のつどいin比叡山

第13回「心のつどいin比叡山」(一隅を照らす運動総本部主催)を比叡山延暦寺会館で開催。7月14日、15日の一泊二日の日程で、一般公募で募った男女18名が参加した。
 開講式では、横山照泰一隅を照らす運動総本部長導師による「おつとめ」があり、その後、坐禅止観などの説明があった。
 第1講では『法華経のこころ』と題し、延暦寺一山最乗院住職高川慈照大僧正による法話があり、法華経の成り立ちから説かれている心の持ちようなどを話され、参加者はありがい法話に聞き入っていた。
 第2講では『古典落語ちりとてちん』『仏は君をホットケナない』と題し、落語家露の団姫師による落語があり、会場は大いに盛り上がった。 
 翌日は、早朝5時半より根本中堂にて坐禅止観を実修した。その後、大書院庭の清掃、延暦寺会館でのお写経を実践し、それぞれが熱心に取り組んでいた。
 今研修会では、祖師先徳鑽仰大法会期間中ということもあり、慈覚大師御廟へ参拝した。
 ある研修生は「毎回新しい気持ちで受講している。一年に一回の自分をみつめなおす大切な機会となっている。また比叡山の奥地にひっそりとある慈覚大師御廟へお参りできて良かった。」と感想を述べていた。

群馬教区一隅を照らす運動推進大会報告

群馬教区一隅を照らす運動推進大会報告

 群馬教区本部(谷晃昭教区本部長)では、平成26年10月17日富岡市かぶら文化ホールを会場に、第11回「一隅を照らす運動」群馬大会を「~つなげよう得がたきあらゆる生命~私たちは忘れない3.11」とテーマを掲げて開催し、約1,000名の参加者が集まった。
 はじめに、河田泉檀信徒会連盟会長の挨拶で開会し、谷教区本部長、都筑玄澄同運動群馬教区本部会長から主催者挨拶が行われた。続いて木ノ下寂俊同運動理事長、横山照泰同運動総本部長からそれぞれ祝辞が述べられた。
 記念法要として「東日本大震災慰霊・復興祈願法要」が谷教区本部長導師のもと厳修され、会場は厳かな空気に包まれた。法要の後、一隅を照らす運動の実践者として1名7団体が谷教区本部長より表彰を受けた。
 記念講演では、同運動副会長の山田俊和中尊寺御貫首を講師に迎え「抜苦与楽」と題した講演が行われた。山田副会長は自身が貫首を務める中尊寺の建立の意を中心に話され、参加者は耳を傾けていた。講演の後、群馬天台青年会の行っている東日本大震災被災地でのボランティア活動報告が谷晃仁会長より行われた。
 アトラクションとして、堺すすむ氏によるギター漫談「おしゃべりギター」が披露され、愉快な話とテンポの良い漫談で会場は笑いに包まれていた。
 大会最後には教区本部より被災地支援金として山田副会長へ、地球救援募金として横山総本部長へそれぞれ贈呈され、大会は幕を閉じた。

京都教区一隅を照らす運動推進大会報告

京都教区一隅を照らす運動推進大会報告

 京都教区本部(穴穂行弘教区本部長)では、平成26年10月18日に京都市左京区の眞正極樂寺を会場に、京都教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、約200名の参加者が集まった。
 まず、穴穂教区本部長より開会の挨拶があり、続いて、横山照泰一隅を照らす運動総本部長より祝辞があった。
 第1講では浪曲師の春野恵子氏による「両国夫婦花火」という題目の浪曲が披露され、三味線の音に合わせた語りに参加者は耳を傾けていた。
 第2講では延暦寺一山伊崎寺住職上原行照師による「一隅を照らす」と題した講演が行われた。上原師は自身の体験された千日回峰行で修得されたことや、気づかされたことなどを話され、参加者は熱心に話しに聞き入っていた。
 最後に、一隅を照らす運動副会長である谷口義久京都教区檀信徒会会長(天台宗檀信徒会会長)より挨拶があり、その後大会は閉会した。

信越教区一隅を照らす運動推進大会報告

信越教区一隅を照らす運動推進大会報告

 信越教区本部(師田香雪教区本部長)では、平成26年10月29日に長野県長野市の善光寺大勧進を会場に、信越教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、約120名の参加者が集まった。
 まず、師田教区本部長より開会の挨拶があり、続いて、横山照泰一隅を照らす運動総本部長より祝辞があった。
 第1部では師田教区本部長導師による法楽と福聚教会信越地方本部による御詠歌が披露され、参加者一同で唱和した。
 第2部では陸奥教区觀音寺支部長鮎貝宗城師による「津波と火災からの復興」と題した講演が行われた。鮎貝師は地震発生当時からの体験談を話され「震災から三年半経ったが記憶を風化させてはならない。気仙沼という文字をみたら、東日本大震災の事を思い出して欲しい。」と参加者に力強く話された。
 最後に、一隅を照らす運動教区本部事務局長である吉澤道信師より挨拶があり、その後大会は閉会した。

茨城教区一隅を照らす運動推進大会報告

茨城教区一隅を照らす運動推進大会報告

 茨城教区本部(酒井貫全教区本部長)では、平成26年11月4日に筑西市黒子の千妙寺(阿純孝支部長)を会場に、第19回「一隅を照らす運動」推進茨城大会を開催し、住職・寺族・檀信徒ら約200名が参加した。
 まず始めに酒井本部長導師のもと法楽が行われ、引き続き酒井本部長より主催者挨拶があった。続いて来賓の横山照泰同運動総本部長、舩戸俊宏茨城教区宗議会議員、小川晃照茨城教区議会議長より祝辞があった。
 表彰式では、2団体、2名へ東日本大震災の支援活動に対して感謝状が横山総本部長より手渡された。また、一隅を照らす運動の活動報告として、松永博臣事務局長より災害時にお寺が拠点となり特定非営利活動法人アムダが医療活動を行う協力関係寺院の紹介なども行われた。
 第一部講演では、阿千妙寺御住職(同運動顧問)が「人間に生まるること大いなる喜びなり」と題して講演され、いかに人間として生まれることが幸せかを参加者に説かれ、皆熱心に聞き入っていた。
 第二部では、落語家の三遊亭金時師匠による落語が披露され、会場は笑い声があふれていた。
 最後に、鈴木俊彰教区主事会長より挨拶があり、新井量栄教区議会議員の閉会の辞によって大会は幕を閉じた。

「一隅を照らす運動」45周年東日本大震災復興祈念大会報告

「一隅を照らす運動」45周年東日本大震災復興祈念大会報告

 一隅を照らす運動総本部では平成26年11月12日(水)に郡山ユラックス熱海(福島県郡山市)を会場に「一隅を照らす運動」45周年東日本大震災復興祈念大会を開催した。今大会は「一隅を照らす心~手を取り合って次代につなげよう」と題し、大震災からの復興に向けて苦難の道にある福島の地において大会を開催することで、集まった参加者と共に手を取り合い、次代につなげる一歩として、共に復興を祈念することと災害犠牲者の追悼を趣旨としており、地元福島県をはじめ全国各地から約3000名の参加者が集まった。
 まず矢島義謙大会実行委員長の開会宣言で開幕し、その後、同運動総裁である第二五六世天台座主半田孝淳猊下のお言葉が森川宏映同運動会長によって代読された。お言葉には「今なお苦難の生活を余儀なくされている被災者の皆様の事を忘れてはなりません」とあった。
 引き続き、東日本大震災天台宗災害対策本部より福島県へ復興の為の支援金として200万円の寄託があった。また、宗内寺院御住職より寄せられた仏舎利が千葉亮賢陸奥教区本部長へ寄託された。
 今大会は四部構成になっており、はじめに「東日本大震災物故者慰霊・復興祈念法要」が厳かに執り行われた。御導師に森川会長を迎え、木ノ下寂俊同運動理事長、小堀光實同運動副理事長をはじめ、天台宗宗議会、宗務所長会、開催教区、被害の大きかった教区の代表として総勢15名が出仕の中、会場全体が大震災で亡くなられた方々の慰霊並びに、復興を祈念する厳かな空気に包まれた。
 第二部では、T―BOLAN森友嵐士氏によるトーク・歌唱が行われた。森友氏は祖師先徳鑽仰大法会イメージソング『雨上がりに咲く虹のように』を披露され、震災から立ち上がる現地の方々に希望を与えた。
 第三部の講演は、仏教思想家ひろさちや氏を講師に迎え、仏教が持つ役割についてわかりやすく話された。独特の冗談を交えたお話しに、参加者は真剣に耳を傾けていた。
 第四部では、男性コーラスグループのデュークエイセスによるトーク・歌唱があった。「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマソングでもある『花は咲く』を来場の参加者と共に合唱し、会場は一体感に包まれた。
 最後の閉会式では谷口義久同運動副会長から挨拶があり、続けて横山照泰同運動総本部長の被災地復興への想いが語られ今大会の幕を閉じた。

栃木教区一隅を照らす運動推進大会

栃木教区一隅を照らす運動推進大会

 栃木教区本部(齋藤宏明教区本部長)では、平成26年11月26日に壬生町中央公民館を会場に、第7回栃木教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、住職・寺族・檀信徒ら約1100名が参加した。
 まず始めに齋藤教区本部長による開会宣言があり、続いて来賓の横山照泰同運動総本部長より祝辞があった。
 第1部では、今大会のテーマである「伝教大師の精神をおしひろめた慈覚大師円仁~その魅力と功績を探る~」をもとに4名の講師により、下記演題による講演がなされ、参加者は熱心に耳を傾けていた。
 落語「強運の人 慈覚大師 円仁」(落語家露の団姫師)
 講演「至宝の旅行記を遺した 円仁」(國學院大學栃木短期大学教授酒寄雅志氏)
 講演「一級の国際人 円仁」(テンプル大学講師阿南・バージニア・史代氏)
 講演「仏教東流の立役者 円仁」(天台宗総合研究センター長齊藤圓眞師)(講演順)
 第2部では、4名の講演者をパネリストに迎えて「伝教大師の精神をどうひろめたのか」をテーマに栃木教区日光部觀音寺千田孝明支部長をコーディネーターとしてパネルディスカッションが行われた。本題に入る前に「慈覚大師円仁の研究をなぜ始めたのか」という質問では、講演者は一様に「人生と深いご縁があった慈覚大師円仁に惹かれ研究を始めた」と答えられていた。
 最後に壬生寺保育園園児による「円仁太鼓」が披露され、今大会は盛会の内に幕を閉じた。
 
   

埼玉教区一隅を照らす運動推進大会

埼玉教区一隅を照らす運動推進大会

 平成27年4月29日、埼玉教区本部(木本清玄教区本部長)では、埼玉県東松山市の東松山市民文化センターを会場に、埼玉教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、1000名を超す参加者が集まった。
 第1講は法楽・式典として、天台宗宗歌を唱えた後、木本教区本部長御導師のもと法楽が行われ、参加者全員で三帰依文、般若心経、山家学生式をお唱えした。
 式典中には実践者の表彰が行われ、本年は14名の方に教区本部感謝状が、8名の方に教区本部長賞が木本教区本部長より表彰された。続けて、10名の方に総本部長賞が横山照泰同運動総本部長より表彰された。
 第2講は御詠歌模範奉詠として、叡山講福聚教会総本部の講師による御詠歌が奉詠が行われた。また、途中には上野良明叡山講福聚教会総本部主査による解説も行われ、またとない機会に参加者は熱心に耳を傾けていた。最後には「比叡山佛道讃仰和讃」を参加者全員でお唱えし、会場が一体となり盛り上がった。
 第3講では、落語家の春風亭小朝師による「人生笑談」と題した講演があり、得意の話術で会場を笑いの渦に包み込んでいた。
 大会最後には、教区本部より慈愛募金として100万円、当日会場内で集まった浄財が横山総本部長へ寄託され、埼玉大会恒例の万歳三唱で大会は幕を閉じた。

第14回 心の集い in 比叡山

第14回 心の集い in 比叡山

第14回 「心の集い in 比叡山」を開催いたします。
参加を希望される場合は、申込用紙に必要事項を明記の上、6月26日(金)までにFAX、Eメールまたは郵送にてお申し込みください。
なお、定員になり次第締め切らせていただきます。
また、参加されます方には後日、詳細案内をお送りいたします。 関連リンク:心の集い in 比叡山

東海教区一隅を照らす運動推進大会

東海教区一隅を照らす運動推進大会

平成27年5月18日、東海教区本部(中村廣文教区本部長)では、愛知県名古屋市の覚王山日泰寺普門閣を会場に、東海教区一隅を照らす運動推進大会並びに東海教区檀信徒総会が開催され、住職・寺族・檀信徒ら約120名が参加した。
 第一部は、檀信徒総会として行われ、まず始めに中村本部長導師のもと法楽が行われ、石黒博幸檀信徒会長の挨拶があり、続いて来賓の前宗議会議員可児光永師より祝辞があった。
 檀信徒総会での議事終了後、社会福祉士の下斗米 摂氏が「認知症!どうしたらいいの? ~手品より不可解な認知症の世界」と題して講演された。下斗米氏は、手品を生かして、認知症患者とのコミュニケーションをとられており、その腕前を披露し会場を盛り上げながら、認知症の症状の違いや家族が認知症になった場合、いかに寄り添うことができるか、また、認知症患者を看護している家族や知り合いがいたなら、普段の何気ない会話でも良いので、寄り添っている、気にかけている、との思いを相手に行動や言葉で伝えてあげて欲しい、と話された。
 第二部は、一隅を照らす運動推進大会として、東海教区本部理事長の舎人経昭師の挨拶で始まり、来賓の横山照泰総本部長より祝辞が述べられた。大会講演では延暦寺一山伊崎寺住職上原行照大阿闍梨が「一隅を照らす」と題して講演された。
 講演では、師僧との関係や12年籠山を含む23年に亘る比叡山での修行生活での体験談をふまえ「一隅を照らす」精神を行者の立場として話された。参加者は、上原師の言葉を噛みしめるように聞き入り、改めて一隅を照らす精神を心に刻んでいた様子であった。また、特別に、参加者全員に上原大阿闍梨よりお数珠加持を頂戴して講演が閉じられた。
 最後に、水谷高章副所長の閉会の辞によって大会は幕を閉じた。