たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

仏教 今日のひとこと

お釈迦さまや天台大師はもとより、伝教大師はじめ日本仏教各宗派の祖師のお言葉は、
仏教の教えに裏打ちされた大変素晴らしいものです。

このコーナーでは、仏教に関する珠玉の名言を「仏教 今日のひとこと」として紹介します。

それぞれの言葉には味わい深いものが数多くあり、みなさんの日々の生活指針になれば幸いです。

  • No.002
  • 悪事は己に向かえ、好事は他に与え、己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり。
  • 伝教大師最澄(天台宗宗祖。767-822)
  • 意訳

    いやなことでも自分でひきうけ、よいことは他の人にわかち与える。自分をひとまずおいて、まず他の人のために働くことこそ、本当の慈悲なのである。

  • 出典

    『山家学生式』

  • 解説

    伝教大師が日本天台宗を開かれるに当たり、「一隅を照らす国宝的人材」を養成したいと、熱意をこめて著述されたもので、比叡山で12年間籠山修行を行わせることを規定している。