たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

群馬教区「一隅を照らす運動」年次大会

群馬教区「一隅を照らす運動」年次大会

群馬教区本部(三浦祐俊教区本部長)では、3月3日~4日の日程で、渋川市伊香保温泉
「ホテル天坊」を会場に、平成28年度群馬大会「一隅を照らす運動」年次大会を開催、
教区内寺院住職、檀信徒ら約540名が参加した。
 今大会は毎年行われる檀信徒宿泊研修会で、水越稔幸檀信徒会連盟会長の挨拶で開会し、
三浦祐俊教区本部長を導師に東日本大震災七回忌慰霊法要が、厳粛に執り行われた。
 続いて、三浦教区本部長、都筑玄澄一隅群馬教区本部会長、仙田一夫檀信徒会連盟会長、
大谷韶男檀信徒連盟副会長よりそれぞれ挨拶があった。
 第一講は、横山照泰一隅を照らす運動総本部長が本年度行われた海外支援・国内支援の
報告と運動発足50周年に向けての今後の事業についての報告を行った。「一隅を照らす
運動」は、参加者一人一人の実践で成り立つ運動体であり一人一人が実践することの大切さ
を説き、今後の更なる協力を呼びかけた。
 第二講では、天台宗参務角本尚雄社会部長が、「天台宗における災害対策について」
と題して、自身の熊本地震の実体験を混じえて、天台宗の災害救援・復興支援についての
現状報告があり、突然の災害に備えての災害マニュアルの大切さを語られた。
 最後に、多野部竹村興肇支部長による一隅を照らす運動支部活動事業報告として、
活動報告が行われた。
 参加者は始終熱心に耳を傾け、会場は熱気と笑顔にあふれ盛会のうちに幕を閉じた。

北総教区一隅を照らす運動推進大会

北総教区一隅を照らす運動推進大会

 北総教区本部(弘海高顯教区本部長)では、平成29年3月11日に千葉県旭市の東総文化会館を会場に、北総教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、約850名の参加者が集まった。
 3月11日は、東日本大震災が起こった日であり、ここ旭市飯岡地区の沿岸部でも津波の被害で多くの方が犠牲になっている。大会のはじめに震災物故者の冥福を祈り、参加者全員で黙祷が捧げられた。
 第一部では、弘海教区本部長を導師に法楽が執り行われた。つぎに教区内檀信徒の顕彰式があり、檀信徒を代表して東榮寺檀信徒、渡邊金治氏が表彰された。続いて義援金の贈呈式が行われ、弘海教区本部長より旭市の社会福祉協議会並びに、横山照泰同運動総本部長に目録が贈呈された。第一部の最後に東日本大震災七回忌追悼法要が東榮寺住職玉田法信師を導師に厳修された。
 第二部では、陸奥教区黒石寺住職藤波洋香師を講師に迎え、「今ある幸せ」と題して記念講演が行われた。講演の中で藤波師は、自身が体験した震災での理不尽さ、そこから気付かされた日々の大切さについて語られた。参加者の多くが東日本大震災を経験しており、会場はいまを生きていることのすばらしさを実感し、重くもやさしい雰囲気に包まれていた。第二部の最後には、落語家の三遊亭楽之介師による、落語「関取千両幟り」が演じられ、会場には大きな笑い声が響き渡っていた。最後には参加者全員、笑顔になっての閉幕となった。

埼玉教区一隅を照らす運動推進大会

埼玉教区一隅を照らす運動推進大会

 平成29年4月20日、埼玉教区本部(木本清玄教区本部長)では、鴻巣市文化センタークレアこうのすを会場に、第51回埼玉教区一隅を照らす運動推進大会並びに寺院檀信徒総会を開催し、約1000名の参加者が集まった。
 第1部では、天台宗宗歌を唱える中、献供式が行われた。次に、木本教区本部長御導師のもと法楽が執り行われ、続いて比叡山佛道讃仰和讃が叡山講福聚教会埼玉地方本部より奉詠された。また、式典では篤行者の表彰が行われ、理事長賞2名、総本部長賞9名、教区本部長賞2名がそれぞれ表彰された。第1部の最後には、森定慈仁一隅を照らす運動総本部長より祝辞があり、平成31年に迎える「一隅を照らす運動」発足50周年について触れ、「いま一度、一隅を照らす精神を深めていただきたい」と述べられた。
 第2部では、はじめに埼玉教区仏教青年会による東日本大震災被災地でのボランティア活動の報告映像が放映された。放映後、木本栄悟埼玉教区仏教青年会会長より、ボランティア活動を行うにあたり、同会へ多くの支援を下さった方々への感謝が述べられると、参加者からは大きな拍手が送られていた。
 続いて記念講演として、島田洋七氏による「人生泣き笑い」と題した講演が行われた。島田氏著書の「がばいばあちゃん」にも綴られている自身の体験をもとに語られ、そのエピソードの中に溢れる「笑い」が如何に人生を豊かに、幸せに導いてくれたかを話された。講演時間いっぱいに提供された「笑い」の連続に、会場内には大きな笑い声が響いていた。
 大会の最後には、慈愛募金贈呈として同運動総本部へ目録が寄託された。この募金には、当日会場内で呼び掛けて集まった浄財が含まれており、地球救援募金として様々な団体を通じて、支援先に届けられる。

九州東教区一隅を照らす運動推進大会

九州東教区一隅を照らす運動推進大会

 九州東教区本部(秋吉文隆教区本部長)では、平成29年5月16日に比叡山上の延暦寺会館「瑞峰の間」を会場に、九州東教区一隅を照らす運動推進大会を開催、約180名の参加者が集まった。
 開会にあたり、秋吉文隆教区本部長より開会の挨拶があり、次に森定慈仁総本部長から祝辞と「一隅を照らす運動」50周年に向けた事業や、次世代の子ども達への取り組みに対する思いが述べられた。
 続いて、光永覚道北嶺大行満大阿闍梨による、「回峰行について」と題とした講話があった。
 光永阿闍梨自身が経験された「千日回峰行」の内容や教え、比叡山山内にどういった建物があり、どのような地形になっているのかを丁寧に話された。
 参加者は、ここでしか聞けない貴重なお話に、真剣な面持ちで聞き入っていた。

修験道法流一隅を照らす運動推進大会

修験道法流一隅を照らす運動推進大会

 修験道法流(叡南覺範管領)では、平成29年5月21日に比叡山上の延暦寺会館「瑞峰の間」を会場に、修験道法流一隅を照らす運動推進大会を開催、約160名の参加者が集まった。今大会では、お二方の御法話が行われた。
 始めに森定慈仁総本部長から「一隅を照らす運動」50周年に向けた企画や、次世代の将来を担う若年層へ向けた取り組み、一隅を照らす運動総本部が行っている救援活動について、運動を通しての心のあり方、生き方を述べられた。また、現代の子どもたちを取り巻く環境や日本の貧困といった問題に対し強い関心を示され、今後一隅を照らす運動として力をいれていきたい旨を語られた。
 続いて、天台宗修験道法流顧問栢木寛照大僧正より法話があった。根本中堂「平成の大改修」のお話に始まりまして、「百日回峰行」の成り立ちや相応和尚様、天台宗の教義、大師号の歴史と流れるように天台宗について話された。
 参加者は、静かに聞き入りながらも、時折笑顔や笑い声をもらされておりました。

信越教区一隅を照らす運動推進大会

信越教区一隅を照らす運動推進大会

 信越教区(岩田真亮教区本部長)では、平成29年6月10日に長野県佐久市の弥勒寺を会場に、信越教区一隅を照らす運動推進大会を開催、約140名の参加者が集まった。
 大会式典では、岩田教区本部長御導師のもと法楽が執り行われ、法楽後、岩田教区本部長、吉澤道人教区宗議会議員、弥勒寺御住職江原紘誠師より、開催にあたっての御挨拶と御祝辞があった。
 続いて、森定慈仁一隅を照らす運動総本部長より、「一隅を照らす運動」発足50周年にむけた企画や事業、若年層へ向けた取り組みの重要性、一隅を照らす運動総本部が行っている救援活動について、運動を通して考え、取り組むべき心のあり方、生き方をご講話された。日本の子どもの貧困問題、自死問題に対しても、「一隅を照らす運動」としてどのような取り組みができるのかを考えていく旨を幼児教育の重要性とともに力強く語られた。
 大会式典最後には、参加者全員で「推進の誓い」として、「一隅を照らす運動」実践3つの柱であります、「生命」「奉仕」「共生」の復唱が行われた。
 休憩後、天台宗務庁出版室横山和人編集長より、「天台宗の取材ノートから『千日回峰行に死す』正井観順行者の二千五百五十五日」と題して記念講演が行われた。正井師の足跡をたどり、「千日回峰行」の細かな説明や、御自身の体験等を交えながらの講演に、参加者一同興味深そうに聞き入っていた。
 公演後、小林玄海信越教区布教師会長より大会への謝辞が述べられ閉会となった。
 また、当日会場では多くの浄財が寄せられ地球救援事務局に寄託された。

東京教区一隅を照らす運動推進大会

東京教区一隅を照らす運動推進大会

東京教区(杜多徳雄教区本部長)では、平成29年6月16日に浅草公会堂を会場において、第47回一隅を照らす運動東京大会を開催、約1,000名の参加者が集まった。
 第1部の大会式典では、神田秀順寛永寺住職御導師のもと法楽が執り行われ、天台聲明と雅楽の公演があり、杜多教区本部長、杜多道雄同運動理事長、森定慈仁同運動総本部長、今出川行戒延暦寺副執行より、開催にあたっての御挨拶と御祝辞があった。
 杜多理事長からは、「旬の物を旬の時期に」食べるというちょっとしたことで、環境に対して意識することができ、それが一隅を照らすということにもつながるのだと話された。
 また、森定総本部長からは、運動発足50周年を目前に控え、ますます活発に運動を展開していく予定であり、みな様のご協力をお願いしたいと話された。
 式典の最後には、杜多教区本部長より、「一隅を照らす運動」実践者に対して表彰状が贈られた。
 第2部には、相田みつを美術館館長の相田一人氏より「自分の番 いのちのバトン~父 相田みつを を語る~」と題して講演があり、同氏のユーモアを交えた話に来場者はときおり笑い声を漏らしながら耳を傾けた。
 書家としての相田みつを氏、父親としての相田みつを氏の交差させながら、人間としての相田みつを氏がどのような人生を歩んだのか、何を伝えたかったのかを息子の視点から優しい語り口でお話いただいた。

東海教区一隅を照らす運動推進大会

東海教区一隅を照らす運動推進大会

 平成29年6月17日、東海教区本部(柴田真成教区本部長)では、愛知県名古屋市の覚王山日泰寺普門閣を会場に、東海教区檀信徒会総会並びに一隅を照らす運動東海教区推進大会を開催し、住職・寺族・檀信徒ら約200名の参加者が集まった。
 第1部では、檀信徒会総会が行われ、まず柴田教区本部長導師のもと法楽が行われ、神谷雍彦教区檀信徒会長より挨拶があった。檀信徒会総会での議事終了後、岡山教区本山寺法嗣泉智仁師による「いま、ここに生きる~東日本大震災を経験して得たこと~」と題した講演が行われた。福島県出身の泉師は、震災での体験を語り、困難に直面したとき自らの足で立ち上がる勇気、自他への感謝の心、生きることの大切さを力強く話されていた。
 第2部では、一隅を照らす運動推進大会が開催され、はじめに柴田教区本部長より挨拶、次に来賓より祝辞がそれぞれ述べられた。続いて森定慈仁同運動総本部長より「一隅を照らす運動」について講演があった。森定総本部長は、本運動が身近なことからはじめられる運動であることを語り、これからの時代を担う若い世代にこそ、本運動の精神を伝えて行くことが重要であると語られた。次に公演として「和太鼓と天台声明のジョイントコンサート」が行われた。泉師による迫力ある和太鼓と教区仏教青年会僧侶による厳かな天台声明が混ざり合いその違和感のない一体感に、参加者は聞き入っていた。
 最後に「比叡山仏道讃仰和讃」を参加者全員でお唱えし、大会は幕を閉じた。

兵庫教区檀信徒会総会並びに一隅を照らす運動推進大会・特別授戒会

兵庫教区檀信徒会総会並びに一隅を照らす運動推進大会・特別授戒会

 平成29年6月16日、兵庫教区本部(荒樋勝善教区本部長)では、丹波市「ライフピアいちじま」
を会場に、兵庫教区本部檀信徒会・一隅を照らす運動推進大会・特別授戒会を開催、
教区内寺院住職、檀信徒ら約550名が参加した。
はじめに、荒樋勝善教区本部長を導師に法楽が執り行われたあと、荒樋教区本部長、
野花敏郎檀信徒会会長よりそれぞれ挨拶があり、続いて國岡宗議会議員より祝辞が述べられた。
 第一部では、檀信徒総会があり、平成28年度兵庫教区檀信徒会事業・決算報告並びに平成29年度
兵庫教区檀信徒会・収支予算が承認された。
 第二部では、一隅を照らす運動実践者表彰があり、天台宗参務教学部長森田源真師から長年に亘り
菩提寺に貢献され、地域の模範として一隅を照らす運動を実践されている6名の方に表彰状が手渡された。
その後、祖師先徳鑽仰大法会記念である特別授戒会が行われ、会場は厳かな雰囲気に包まれた。

南総教区一隅を照らす運動推進大会

南総教区一隅を照らす運動推進大会

 平成29年7月3日、南総教区本部(髙橋隆叡教区本部長)では、千葉県勝浦市の勝浦市芸術文化センター「キュステ」を会場に、第17回南総教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、約800名の参加者が集まった。
 第1部では、福聚教会南総本部・茅花の会・妙覚寺・常福寺・長光寺・圓明寺支部による御詠歌と、小宮山将順教区仏教青年会会長導師のもと教区仏教青年会出仕による声明・法要が厳修された。法楽後、髙橋隆叡教区本部長、稲垣弘教区檀信徒連合会会長、細野舜海教区宗議会議員、猿田寿男勝浦市長より、開催にあたってのご挨拶とご祝辞があった。
 続いて、森定慈仁一隅を照らす運動総本部長より、「一隅を照らす運動」発足50周年にむけた企画、若年層への思い等について運動を通じて、取り組むべき行動や、心のあり方をご挨拶にて述べられました。
 第1部最後には、一隅を照らす運動総本部長より、天台座主猊下からの表彰状が贈られ、2名の方が表彰されました。その後、参加者全員で「一隅を照らす運動」実践3つの柱であります、「生命」「奉仕」「共生」の復唱が行われた。
 第2部では、始めに一隅を照らす運動広報大使「露の団姫」師より「落語家・まるこの仏道修行」と題し講演があり、会場は笑い声に包まれた。
 続いて、延暦寺一山伊崎寺御住職上原行照大阿闍梨より「相応和尚と回峰行」と題し、講演がなされた。相応和尚についてや、御自身の体験を交えた回峰行のお話に参加者は真剣な面持ちで聞き入っていた。
 講演終了後、参加者全員に上原行照大阿闍梨より御加持がなされ、今まで経験したことがない貴重な体験に喜んでいる様子であった。