たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

東海教区一隅を照らす運動推進大会

東海教区一隅を照らす運動推進大会

 平成29年6月17日、東海教区本部(柴田真成教区本部長)では、愛知県名古屋市の覚王山日泰寺普門閣を会場に、東海教区檀信徒会総会並びに一隅を照らす運動東海教区推進大会を開催し、住職・寺族・檀信徒ら約200名の参加者が集まった。
 第1部では、檀信徒会総会が行われ、まず柴田教区本部長導師のもと法楽が行われ、神谷雍彦教区檀信徒会長より挨拶があった。檀信徒会総会での議事終了後、岡山教区本山寺法嗣泉智仁師による「いま、ここに生きる~東日本大震災を経験して得たこと~」と題した講演が行われた。福島県出身の泉師は、震災での体験を語り、困難に直面したとき自らの足で立ち上がる勇気、自他への感謝の心、生きることの大切さを力強く話されていた。
 第2部では、一隅を照らす運動推進大会が開催され、はじめに柴田教区本部長より挨拶、次に来賓より祝辞がそれぞれ述べられた。続いて森定慈仁同運動総本部長より「一隅を照らす運動」について講演があった。森定総本部長は、本運動が身近なことからはじめられる運動であることを語り、これからの時代を担う若い世代にこそ、本運動の精神を伝えて行くことが重要であると語られた。次に公演として「和太鼓と天台声明のジョイントコンサート」が行われた。泉師による迫力ある和太鼓と教区仏教青年会僧侶による厳かな天台声明が混ざり合いその違和感のない一体感に、参加者は聞き入っていた。
 最後に「比叡山仏道讃仰和讃」を参加者全員でお唱えし、大会は幕を閉じた。