たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

一隅フェスティバルin石巻~祈りと癒しと笑いのひととき~

一隅フェスティバルin石巻~祈りと癒しと笑いのひととき~

東日本大震災復興支援事業として、東雲寺(宮城県石巻市)を会場にお借りし、会場近隣の天台宗仏教青年会の協力を得て、「一隅フェスティバルin石巻~祈りと癒しと笑いのひととき~」を開催いたします。

期日:平成27年10月16日(金)
会場:東雲寺 宮城県石巻市

京都教区一隅を照らす運動推進大会

京都教区一隅を照らす運動推進大会

 京都教区本部(若林節哉教区本部長)では、平成27年10月18日に京都市左京区の眞正極樂寺(竹内長敬支部長)を会場に、京都教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、約150名の参加者が集まった。
 大会は若林教区本部長の挨拶で開会し、続いて、横山照泰一隅を照らす運動総本部長より祝辞があった。
 第1講では、平家琵琶奏者の荒尾努氏による琵琶の弾き語りが披露された。「敦盛最後」など、耳にしたことのある平家物語を歌にした心地の良いメロディーに参加者は聴き入っていた。
 続いて実践布教の場として、天台宗中央布教養成所研修生である兵庫教区斑鳩寺副住職の前岡靖文師による「煩悩とのおつきあい」と題した法話が行われた。法話では、「忘己利他の実践を心がけてください」と説いていた。
 第2講では、三千院門跡御門主の堀澤祖門師(同運動顧問)が「みんな幸せに」と題して講演された。
 堀澤御門主は、自身が今までに経験された事を中心に話され、参加者は興味深そうに耳を傾けていた。講演の最後には、「皆さんが本来持ち合わせている仏性に気付き、幸せになっていただきたい」と語られた。
 大会最後は、京都教区檀信徒会会長の山本喜久氏の挨拶で閉会した。

第15回 一隅を照らす運動公開講座

第15回 一隅を照らす運動公開講座

 一隅を照らす運動総本部では平成27年10月30日、天台宗務庁大会議室を会場に第15回・一隅を照らす運動公開講座を開催した。広く一般の方々に参加を呼びかけ、約250名の参加者が集まった。
 今回は、天台宗海外寺院インド禅定林住職のサンガラトナ・法天・マナケ師を講師に迎え、「インドの一隅(ひとすみ)から世界を照らす」と題して講演された。
 約1時間の講演の中で、サンガラトナ師が幼少期に来日して修学された話や、インドに戻ってからの活動についての話など、自身の実体験をもとに話をされ、普段なかなか聞くことのできない話に参加者は耳を傾けていた。
 講演終了後は、質疑応答の時間を設け、またとない機会に参加者からは多くの質問があり、会場は大いに盛り上がった。

滋賀教区一隅を照らす運動推進大会

滋賀教区一隅を照らす運動推進大会

滋賀教区本部(山岡智恢教区本部長)では、平成27年10月31日に大津市堅田の大津市北部地域文化センターを会場に、滋賀教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、約240名の参加者が集まった。
大会は山岡教区本部長御導師による法楽で幕を開けた。開会式では、今年度支部活動助成金の認定を受けた支部に横山照泰一隅を照らす運動総本部長より支部活動助成金認定証が手渡され、併せて祝辞が述べられた。
大会では、一隅を照らす運動副理事長でもある小堀光實延暦寺執行が「伝教大師様の御心とともに」と題し講演された。
小堀師は、自らの体験を交え「心は見えないが、行動により心の動きが分かる」と語り、また「人の辛さは、『思いやり』と言うヤリ一本で幸せになる」と参加者に問いかけ会場を笑顔にしていた。
続いて記念公演として、福島教区圓明院法嗣泉智仁師により「今を未来に」と題し、東日本大震災により被災した自らの想いが語られた。和太鼓奉納公演では、叡山学院同窓生有志の声明とともに披露された。
参加者は、震災により絶望の淵から立ち上がった泉師の力強い和太鼓の響きに心を打たれていた様子であった。大会最後に、横山照泰一隅を照らす運動総本部長と泉智仁師に浄財が寄託され、教区副所長の安蔵玄周師の挨拶で大会の幕が閉じられた。

陸奥教区一隅を照らす運動推進大会

陸奥教区一隅を照らす運動推進大会

 陸奥教区本部(千葉亮賢教区本部長)では、平成27年11月月8日に岩手県平泉町の平泉小学校体育館を会場に「一隅を照らす運動震災復興祈念陸奥教区大会」を開催し、檀信徒ら約500名が参加した。
 大会ではまず、「東日本大震災物故者慰霊・復興祈念法要」が千葉教区本部長御導師のもと執り行われ、参加者全員で『観音経』をお唱えするなど、会場は厳かな空気に包まれた。
 続いて、千葉教区本部長の挨拶、横山照泰同運動総本部長より祝辞が述べられた。
 講演では、講師に延暦寺一山円竜院住職の宮本祖豊師を迎え、「覚悟の力」と題して講演された。自身の出家得度の経緯や「十二年籠山行」、20年にも渡る比叡山での修行の日々を話された。
 宮本師は自身の経験から、「生きていく上で壁が生じる時がある。そこで更に一歩を踏み出して、乗り越えていただきたい」と参加者へ力強く訴えていた。
 また、津軽三味線奏者の渋谷幸平氏による演奏が行われた。東北地方の歌を披露され、会場からは口ずさむ声も聞こえてきた。
 最後に、陸奥教区本部から平泉町社会福祉協議会と同運動総本部へ寄付の贈呈が行われ、今大会は盛会のうちに幕を閉じた。

群馬教区一隅を照らす運動推進大会

群馬教区一隅を照らす運動推進大会

群馬教区本部(三浦祐俊教区本部長)では、平成28年3月3日渋川市伊香保町のホテル木暮を会場に、群馬教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、500名を超える参加者が集まった。
 はじめに、水越稔幸檀信徒会連盟副会長の挨拶で開会し、三浦教区本部長導師のもと群馬教区物故者回向法要が、参加者全員で群馬教区発行の『天台のおつとめ』にて厳修された。
 続いて、三浦教区本部長、都筑玄澄一隅群馬教区本部会長、仙田一夫檀信徒会連盟会長(代読)によりそれぞれ挨拶があった。
 第1講は例年、一隅を照らす運動総本部長が一隅を照らす運動の報告を行っており、横山照泰総本部長が報告を行った。横山総本部長は、今年度を振り返り、4月のネパール地震、9月の関東・東北大水害などの緊急救援募金では、多額の募金が寄せられたことに謝意をのべられ、支援団体への寄託だけではなく、直接支援にも繋がっていることが報告された。
 第2講では、小堀光實延暦寺執行による「比叡山からの発信の言葉」と題した講演があり、平成25年より年頭に比叡山から1年間大切にする言葉が発信されており、日常での行動や態度における指針として自らの実践を交え1時間半にわたり講演された。参加者は、小堀執行のユーモアを交えた話に聞き入っていた。
 最後の第3講では、下仁田部の堀越教之支部長による一隅を照らす運動支部活動事業報告として常光寺や世界遺産「荒船風穴」などでの活動報告が行われ、大会は閉幕した。

埼玉教区一隅を照らす運動推進大会

埼玉教区一隅を照らす運動推進大会

 平成28年4月29日、埼玉教区本部(木本清玄教区本部長)では、本庄市民文化会館を会場に、第50回埼玉教区一隅を照らす運動推進大会並びに寺院檀信徒総会を開催し、1010名の参加者が集まった。
 第1部は法楽・式典として、天台宗宗歌を唱えた後、木本教区本部長御導師のもと法楽が行われた。
 式典では篤行者の表彰が行われ、教区本部長賞3名、総本部長賞9名、理事長賞2名がそれぞれ表彰された。
 その後、木ノ下寂俊同運動理事長(天台宗宗務総長)、小堀光實同運動副理事長(延暦寺執行)、吉田信解本庄市長から祝辞が述べられた。
 第2部は記念講演として、大樹孝啓同運動会長(兵庫・圓教寺探題大僧正)による「一隅考」と題した講演が行われた。
 大樹会長は「一隅を照らす運動」ということについて、自身の考えをわかりやすく参加者に語りかけ、皆熱心に耳を傾けていた。また、「六波羅蜜」の教えをわかりやすく説かれ、実践に努めていただきたいと語られた。
 第3部では、林家正蔵師匠、林家つる子師、林家たま平師らによる落語が披露され、会場は大きな笑いに包まれた。
 大会最後には、慈愛募金贈呈として教区檀信徒会から教区本部へ、教区本部からパンニャ・メッタ協会へ、教区本部から同運動総本部へそれぞれ募金が寄託された。
 また、当日会場内で「平成28年熊本地震」への募金を呼び掛け、集まった浄財もあわせて同運動総本部へ寄託された。
 大会は「比叡山佛道讃仰和讃」を参加者全員でお唱えし、盛会のうちに幕を閉じた。

神奈川教区一隅を照らす運動推進大会

神奈川教区一隅を照らす運動推進大会

 神奈川教区本部(榎本昇道教区本部長)では、平成28年6月8日に川崎市教育文化会館を会場に、一隅を照らす運動神奈川川崎大会として推進大会が開催され、約600名の参加者が集まった。
 今大会では「一千年御遠忌を迎えた恵心僧都」をテーマに開催され、第1部は「恵心僧都一千年御遠忌法要」が、大導師を榎本教区本部長、副導師を八木廣純教区副所長、小堀光雄教区教学布教法儀研修所長が務められ、教学布教法儀研修所所員出仕のもと厳修された。
 「二十五三昧式」に則った法要は、現在でも「恵心講」として比叡山にて6月10日に厳修されており、普段あまり触れることの出来ない法要に、会場内は厳かな空気に包まれた。
 法要に続き、榎本教区本部長の御挨拶があり、来賓として横山照泰同運動総本部長より祝辞が述べられた。
 また、神奈川教区本部から神奈川県社会福祉協議会と同運動総本部への募金の寄託が行わ、同運動総本部へは地球救援協力金と平成28年熊本地震への募金として多くの浄財が寄せられた。
 第2部では、延暦寺一山求法寺住職の武覚超師が「一千年御遠忌を迎えた恵心僧都-その生涯と教え-」と題して講演された。講演では、恵心僧都源信和尚の生涯から教えや実践等を具体的に話され、参加者は皆熱心に耳を傾けていた。
 今大会を通して、参加者は恵心僧都のご遺徳を偲び、より一層信仰心を深め、盛会のうちに大会は幕を閉じた。

信越教区一隅を照らす運動推進大会

信越教区一隅を照らす運動推進大会

 信越教区本部(岩田真亮教区本部長)では、平成28年6月11日善光寺大勸進(長野市)の善光寺事務局を会場に「一隅を照らす運動」推進大会信越大会を開催し、150名を超す参加者が集まった。
 第1部の始めに、岩田教区本部長を御導師に参加者全員で法楽が行われた。続いて、岩田教区本部長より主催者の挨拶、来賓の小山健英信越教区布教師会長より祝辞があった。その後、「一隅を照らす運動」について、横山照泰一隅を照らす運動総本部長より参加者に向けて講話が行われた。
 第2部では、慶應義塾大学理工学部教授であり真田家十四代当主でもある真田幸俊先生を講師に迎え「兄から見た幸村」と題して、記念講演が行われた。昨今話題となっている真田家の歩みを、身内からの目線を交えて解説され、その内容に会場からは驚嘆の声が漏れていた。
 講演終了後、吉澤敬順一隅を照らす運動信越教区本部事務局長より閉会の辞が述べられ、大会は幕を閉じた。

三岐教区一隅を照らす運動推進大会

三岐教区一隅を照らす運動推進大会

 三岐教区本部(森喜良教区本部長)では、平成28年6月15日に岐阜県関市の宗休寺(通称:関善光寺)を会場に三岐教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、住職や檀信徒220名が参加した。
 第1部では、はじめに宗休寺住職佐藤舜海師導師のもと本堂にて法楽が執り行われた。法要後に佐藤住職から挨拶があり、引き続き横山照泰一隅を照らす運動総本部長より本運動の主旨について話がなされた。
 第2部では、会場を書院へ移し、一隅を照らす運動広報大使である露の団姫師による落語会が催された。多くの観衆が訪れたため会場は瞬く間に満席になり、急遽屋外に席が設けられるほどであった。演目は、団姫師創作の仏教落語「仏は君をホットケない」が披露され、落語を通して聞く仏の教えに、観衆の笑いは絶えなかった。
 最後に大会中に集められた、参加者からの浄財が横山総本部長に寄託され閉会となった。