たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

埼玉教区一隅を照らす運動推進大会

埼玉教区一隅を照らす運動推進大会

 平成29年4月20日、埼玉教区本部(木本清玄教区本部長)では、鴻巣市文化センタークレアこうのすを会場に、第51回埼玉教区一隅を照らす運動推進大会並びに寺院檀信徒総会を開催し、約1000名の参加者が集まった。
 第1部では、天台宗宗歌を唱える中、献供式が行われた。次に、木本教区本部長御導師のもと法楽が執り行われ、続いて比叡山佛道讃仰和讃が叡山講福聚教会埼玉地方本部より奉詠された。また、式典では篤行者の表彰が行われ、理事長賞2名、総本部長賞9名、教区本部長賞2名がそれぞれ表彰された。第1部の最後には、森定慈仁一隅を照らす運動総本部長より祝辞があり、平成31年に迎える「一隅を照らす運動」発足50周年について触れ、「いま一度、一隅を照らす精神を深めていただきたい」と述べられた。
 第2部では、はじめに埼玉教区仏教青年会による東日本大震災被災地でのボランティア活動の報告映像が放映された。放映後、木本栄悟埼玉教区仏教青年会会長より、ボランティア活動を行うにあたり、同会へ多くの支援を下さった方々への感謝が述べられると、参加者からは大きな拍手が送られていた。
 続いて記念講演として、島田洋七氏による「人生泣き笑い」と題した講演が行われた。島田氏著書の「がばいばあちゃん」にも綴られている自身の体験をもとに語られ、そのエピソードの中に溢れる「笑い」が如何に人生を豊かに、幸せに導いてくれたかを話された。講演時間いっぱいに提供された「笑い」の連続に、会場内には大きな笑い声が響いていた。
 大会の最後には、慈愛募金贈呈として同運動総本部へ目録が寄託された。この募金には、当日会場内で呼び掛けて集まった浄財が含まれており、地球救援募金として様々な団体を通じて、支援先に届けられる。