一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities


一隅を照らす運動ニュース

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茨城大会を第4部妙行寺で開催

茨城大会を第4部妙行寺で開催
 茨城教区本部(寺門俊文教区本部長)では、平成22年10月30日、第4部妙行寺(大宮孝舒支部長)を会場に、一隅を照らす運動茨城教区本部推進大会を開催、約80名が参加した。
 15回目を数える今大会は、前年同様に「一隅を照らす人びとの集い」をテーマに実施され、寺門本部長導師による法楽の後、今年度総本部から支部活動助成を受けた大宮支部長へ管野弘順事務局長より認定証が伝達された。
 引き続き、来賓の福惠善高総本部長から祝辞があり、スライドショーを用いた大宮支部長によるラオス教育支援報告があった。
 また、安井清子氏(ラオス山のこども文庫基金代表)を講師に迎え『ラオス・シヴィライ村の子どもたちと出会って』と題した講演が行われた。ラオス国内で図書の普及と図書館の建設・運営について話された。
 さらに、ラオス人留学生によるラオス舞踊と人形劇があり、閉会した。

奈良県明日香村の橘寺で近畿大会を開催

奈良県明日香村の橘寺で近畿大会を開催
 近畿教区本部(高岡保博教区本部長)では、平成22年11月3日、奈良県明日香村の橘寺(高内良輯住職)を会場に、「一隅を照らす運動推進大会」、並びに霜月会(天台会)を開催した。晴天に恵まれた今大会は、約100名の寺院関係者・檀信徒が橘寺太子殿に集った。
 午前10時30分から教区本部内寺院住職出仕のもと、法要が厳かに奉修され、寺庭婦人によるご詠歌があった。
 正前11時30分から推進大会に移り、高岡教区本部長と高内支部長の挨拶後、今回講師の小林隆彰師(延暦寺一山千手院住職)が講演。小林師は、「三世の教え」や「無財の七施」などを交えた法話をされた。
 「不滅の法灯は、ただ灯りとしてだけでなく、皆が明るく、周りの人間も明るく灯されて、社会全体が幸せになるようにとの思いが、伝教大師の真意なのです」と語られた。分かり易く楽しい講演に参加者からは、充実した表情が窺えた。

ARMS DOWN署名キャンペーンが終了

ARMS DOWN署名キャンペーンが終了
 一隅を照らす運動総本部では、世界宗教者平和会議(WCRP)に協力し、ARMS DOWN全世界共通署名キャンペーンを行ってきた。4月6日から9月24日までのキャンペーン期間中、約43,000人分(2,168枚)の署名が総本部に寄せられた。集まった署名はまとめて世界宗教者平和会議日本委員会ARMS DOWNキャンペーン事務局に送付した。
 この署名キャンペーンは、核兵器の廃絶と、いのちを奪うために使われる軍事費の10%を削減し、いのちを守るために使うことを要請するもので、9月25日に署名キャンペーンを終了し、奈良の東大寺にてARMS DOWNキャンペーン終了式典が、3,500人の参加者のもと実施された。25日16時の時点の署名数として、国内で10,991,069名分の署名が集まったことが発表された。
 また、10月4日には、ニューヨークで世界におけるARMS DOWNキャンペーンの終了式典が開かれ、署名活動に取り組んだ世界の青年宗教者100名を含む、各国の国連大使、宗教指導者、NGOなど300名が参加した。この式典が行われた10月4日現在で、世界では2,000万人以上の署名が集まったことが報告された。
今後、世界宗教者平和会議では、集まった署名を国連事務総長、国連安全保障理事会常任理事国、各国の国家元首や総理大臣、国会議員に提出し、今後も世界レベルの活動として学習や啓発、政府や世論への提言などを積極的に行っていく方針である。

第14回滋賀大会を天台宗務庁で開催

第14回滋賀大会を天台宗務庁で開催
 10月28日、滋賀教区本部(長山慈信教区本部長)では大津市坂本の「天台宗務庁」を会場に、第14回「一隅を照らす運動」滋賀教区推進大会を檀信徒総会と併せて開催し、住職・檀信徒ら250名が参加した。
 午前の部では、長山教区本部長導師による法楽が厳修され、阿純孝一隅を照らす運動理事長と中村徹信滋賀教区議会議長からの祝辞があった。滋賀大会は毎年独自の企画が盛り込まれるが、今年度は写経会を取り入れ、短い経文を書写し、集中して写経に打ち込んでいた。また、昼食休憩の間に、滋賀院門跡の参拝も行なわれた。
 午後からは、高橋繁行氏による「いのちかがやく」と題した講演があり、「死ぬときにいのちをかがやかせるために、今この瞬間を大切にいきていこう」と、自分の母親の介護経験や、友人を看取った経験をもとにした体験談を語った。
 最後に、当日会場で集められた浄財146970円が、滋賀教区本部から福惠善高一隅を照らす運動総本部長に寄託され、閉会した。

鳥取市のとりぎん文化会館で山陰大会を開催

鳥取市のとりぎん文化会館で山陰大会を開催
山陰教区本部(見上知正教区本部長)では、平成22年11月10日、鳥取市のとりぎん文化会館を会場に、第5回一隅を照らす運動山陰教区本部推進大会を開催し、約550名の参加者が集まった。今大会は前回の大会から約10年が経過しており、山陰教区の教区檀信徒会、布教師会、仏教青年会、寺庭婦人会、福聚教会が一丸となって協力し、推進大会を成功させようと取り組んだ。
 オープニングセレモニーでは、福聚教会によるご詠歌奉詠の後、不滅の法灯が会場内に運ばれ、今大会に来賓として臨席された小堀光詮一隅を照らす運動会長(京都大原三千院御門主)を大導師として法楽が厳修された。引き続き小堀会長と福惠善高同運動総本部長から祝辞があり、実践者表彰として1名が総本部長賞の表彰を受けた。
 次に、噺家の露の団姫氏によるお説教落語があり、古代インドの民間説話を集めた仏典「百喩経」をもとにした古典落語『松山鏡』と南京玉すだれを披露し、会場は笑顔で包まれた。
 続いて記念講演では、女優の小山明子氏を講師に招き「二人三脚で乗り越えた介護の日々~今日も二人で~」と題して講演された。小山氏は、夫であり映画監督の大島渚氏との介護生活の様子について「介護うつを乗り越え10年間夫を支えてこられたのは、みんなの笑顔のおかげです。」と語られた。
 最後に、地球救援募金として今大会で集められた浄財が、見上教区本部長から福惠総本部長に寄託され幕を閉じた。

ラオス交流親善視察団を派遣

ラオス交流親善視察団を派遣
一隅を照らす運動総本部では、平成22年11月2日から6日まで第15回ラオス交流親善視察団を派遣した。この視察団には7名が参加し、総本部からは福惠善高同運動総本部長が同行した。今回は、ラオス国内で過去に総本部が建設支援した学校など訪問した。
 11月3日、一行はラオスの首都ビエンチャンにある小学校4校を訪問した。最初に訪問したのは市街地から少し離れたドンサワッド小学校。ここは平成8年に総本部が建設支援した学校で、現在190名の子どもが通っている。校舎は経年劣化している箇所もあったが、今もきれいに使われていた。またこの学校では、今年から楽しく学校に通ってもらうために放課後活動が始まり、ボランティアの人と一緒にカーペットや小物を作る活動をしたり、学校の周りに木を植えるなどの環境活動もしており、活気のある学校だった。2校目はすぐ近くのノンウァイ小学校。ここは平成9年に建設した学校で、現在100名の子どもが通っている。訪問した日はちょうど遠足の日で、子どもは少なかったが、先生から現状報告を受けた。3校目は平成7年に建てられたノンニャオ小学校。ここは現在220人の子どもが通っているが、全10教室のうち6教室しか使われていなかった。最近近くに私立小学校ができ、子どもがそちらへ転校したからである。しかし来年に近くのメコン川改修工事に伴って200家族がこの学区に移り住んでくる見込みで、児童も増え空き教室も埋まる予定とのこと。4校目は市街地から遠く離れたソムサマイ小学校。ここは平成4年に総本部がラオスで最初に建設支援した学校で、到着すると子ども達が校門で出迎えてくれた。現在380名の子どもが徒歩と自転車を使って通学しており、休み時間に校庭で元気よく遊ぶ姿が印象的であった。
 4日はビエンチャンから北へ約400kmの古都ルアンパバンへ飛行機で移動。神奈川教区本部が建設支援した学校2校を訪問した。1校目のシェーメン小学校は平成10年に建設され、現在286人の子どもが通っており、昨年新たに図書室も建てられた。訪問した時には子ども達が出迎えてくれ、保護者がラオス風焼きそばを振る舞ってくれた。その後、校長先生と村長から学校と村の現状報告を受けた。また同じ村にあるナーター幼稚園も訪問したが、子ども達の昼寝の時間とかぶさり、交流は出来なかったが、先生から現状報告を受けた。
今回の視察では、総本部が建設支援した学校が今も大切に使われていることがわかり、学校建設支援の成果を確認出来たことは大変有意義であった。

第10回群馬大会が伊勢崎市文化会館で開催され、1,550名が集う

第10回群馬大会が伊勢崎市文化会館で開催され、1,550名が集う
 群馬教区本部(藤井祐順教区本部長)は、平成22年11月16日、群馬県「伊勢崎市文化会館」を会場に、第10回一隅を照らす運動群馬大会を開催し、1,550名が集った。
 開会式では、記念法要として雅楽をともなった声明唄散華、和讃、詠舞の奉納、藤井教区本部長導師による法楽、福惠善高一隅を照らす総本部長の来賓祝辞があった。
 次に実践者表彰として7支部へ教区本部長賞。また、福惠総本部長から群馬教区本部に対して表彰状が伝達された。
 休憩を挟んで、「かしまし娘」として知られる正司歌江氏による「人と人、心と心のふれあい」と題した記念講演があった。
 正司氏は、幼少の頃に父親から教わった事『人は一人では生きてゆけない。自分一人では、何も出来ない。困っている人がいれば助ける』を紹介し、「人と人、心と心のふれあい」の大切さを説明され、「自分も多くの人に支えられて生かして頂いているのです」と語りかけられた。
 閉会式では、谷晃昭群馬教区本部会長より、大会で集まった浄財1,040,700円の目録が福惠総本部長に手渡され、群馬大会は盛況の内に閉幕した。

埼玉教区で一隅を照らす運動教区研修を開催

埼玉教区で一隅を照らす運動教区研修を開催
 平成22年11月27日、埼玉教区本部(吉田亮照教区本部長)では、「喜多院斎霊殿」(川越市)を会場に、埼玉教区・布教師会合同研修会に併せて、一隅を照らす運動教区研修を開催。総本部が、第1講で「支部の活性化と支部独自の組織作り」と題した講義を行った。
 今回の講義は、前年度に引き続き、支部の組織化や実践のノウハウについて、総本部がより具体的な指導を行うことを目的に開かれた。教区内から住職ら26名が参加し、講義の後に意見交換があった。
 受講者からは、会報『きらめき』受注部数について「季節ごとに支部の希望部数を発送してもらえるか?」、『教育里親制度』への質問やポスターに関する意見があり、有意義な意見交換がなされた。

第25回天台宗全国一斉托鉢始まる

第25回天台宗全国一斉托鉢始まる
 平成22年12月1日、恒例の天台宗全国一斉托鉢が比叡山麓の大津市坂本一帯で行われた。25回目を迎えた今回の一斉托鉢には、延暦寺一山寺院住職や職員、天台宗務庁の役職員約100人が参加した。午前9時、法螺の音を合図に生源寺を出発した一行は、半田孝淳天台座主猊下を先頭に「造り道」を行脚。その後、一行は5班に分かれて戸別托鉢を行った。各家々を廻り、総額417,591円の浄財が寄せられ、12月6日のNHK歳末たすけあい募金に全額を寄託した。
 また、天台宗務庁の役職員と、延暦寺一山・滋賀教区本部湖西部の寺庭婦人会の協力を得て、JR比叡山坂本駅と堅田駅、京阪坂本駅で街頭募金を実施し、合わせて62,534円の浄財が寄せられ、地球救援事務局に寄託した。

NHKに一斉托鉢の浄財を寄託

NHKに一斉托鉢の浄財を寄託
平成22年12月6日、一隅を照らす運動総本部ではNHK歳末たすけあいと海外たすけあいへ義援金を寄託した。
 当日、NHK大津放送局から亀井保樹局長らが来庁し、阿純孝同運動理事長、武覚超同運動副理事長がそれぞれ義援金を手渡した。歳末たすけあいには、同月1日に比叡山山麓坂本で行われた「天台宗全国一斉托鉢」の浄財417,591円が、海外たすけあいには地球救援事務局から100万円が寄託された。また、寄託式には延暦寺幼稚園から竹林幸祥園長先生と、園児と保護者6名も出席し、11月7日に行われた秋バザーの収益金が、園児達から亀井局長に手渡された。
 亀井局長は「この義援金を必要とされている方にきちんと届くようにしっかりやっていきたい」と述べた。
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