たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

姫路市文化センターで兵庫大会を開催

姫路市文化センターで兵庫大会を開催

 平成21年6月26日、兵庫教区本部(草別碩善教区本部長)では、姫路市文化センターを会場に推進大会を檀信徒総会と併せて開催、約300名が参加した。
 大会は、草別本部長導師による法楽、秋吉文隆総本部長の挨拶の後、一隅を照らす運動の「実践発表」と表彰が行われ、檀信徒3名がそれぞれ日頃取り組んでいる寺院護持や菩提寺の環境整備などの活動を発表し、さらに実践者2名を加えた5名が表彰を受けた。
 続いて、同教区法儀研修所が中心となって、『発心会』の法要が厳かに営まれた。同研修所指導員による天台宗発心勤行儀を用いながらの丁寧で分かりやすい発心会の解説もあり、参加者は善心を発す決意を新たにした面持ちであった。

第8回「心のつどいin比叡山」が、開催されました。

第8回「心のつどいin比叡山」が、開催されました。

 第8回「心のつどいin比叡山」(一隅を照らす運動総本部主催)を比叡山延暦寺会館で開催。7月14日、15日の一泊二日の日程で、一般公募で募った男女36名が参加した。
 先ず開講式では、一隅を照らす運動紹介のDVD放映、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長導師による「おつとめ」があり、次にオリエンテーションや坐禅止観などの説明があった。
 研修会では『生活の中の修行』と題し、千日回峰行者の藤波源信師(延暦寺一山宝珠院住職)による法話があり、藤波師は回峰行について話された後、「厳しい僧侶の修行だけではなく、一人ひとりが毎日の生活で自分が出来る事をするのも一つの修行です」と説かれた。
 夕食後、『自己再発見の時』をテーマに久米邦子先生(神戸市立体育館・公民館インストラクター)による講演が行われた。童謡に合わせて日頃使わない筋肉のストレッチ体操を行ない、次の体操に移るごとにユーモアを混じえながら話された。
 翌日は、早朝5時起床後、研修生は根本中堂に入り、坐禅止観の実修。その後、書院境内の清掃、延暦寺会館でのお写経に、それぞれが熱心に取り組んでいた。
 参加者の約半数が初参加で、ある研修生は「『仏法聴きがたく、今すでに聴く……』という幸運にも恵まれましたので明日からの日々の生活に生かせるよう精進していきたいと思います」と感想を述べ、又ある研修生は「自分の出来る事で何か、人に役立つ生き方ができるよう日々努力していきたいとあらためて思いました。」と語っていた。

三千院チャリティー墨蹟展の収益金を地球救援に寄託

三千院チャリティー墨蹟展の収益金を地球救援に寄託

 天台宗五箇室門跡のひとつ、京都の大原・三千院門跡(小堀光詮門主)では、恒例の「チャリティー墨蹟展」を開催。その収益金を一隅を照らす運動総本部「地球救援事務局」に寄託した。
 この墨蹟展は、毎年「三千院あじさい祭り」に併せて行われているもので、宗内外の高僧が筆を振われた色紙などが出展されている。
 7月22日、大島亮幸執事長が、収益金の20万円を濱中光礼一隅を照らす運動理事長に手渡した。

神奈川教区がシェーメン小学校図書室建設支援金を寄託

神奈川教区がシェーメン小学校図書室建設支援金を寄託

 平成21年7月23日、神奈川教区圓満寺住職・西郊良光師(一隅を照らす運動顧問)が来庁され、シェーメン小学校図書室建設支援金70万円を秋吉文隆総本部長に手渡された。
 西郊師は昨年、神奈川教区の支援で平成10年に建設したシェーメン小学校を再訪した際、現地の教員や村人から図書室を新たにつくって欲しいという要望を受け、支援を検討してきた。シェーメン小学校では当時より生徒数が増加したため教室が足りず、図書室を教室として使っており、今は図書室がない状態だという。
 70万円の支援金は、神奈川教区から30万円、圓満寺と大聖寺(山本忍友住職)からそれぞれ20万円で、総本部では西郊師から依頼を受けて、この支援金を含めた120万円をBAC(仏教救援センター)を通じて支援する。

日本ユニセフ協会へ浄財を寄託

日本ユニセフ協会へ浄財を寄託

平成21年8月4日「比叡山宗教サミット22周年世界平和祈りの集い」(比叡山延暦寺)において、ユニセフへの募金寄託式が行われた。この募金は、毎年8月に行われている「天台青少年比叡山の集い」に参加した小中学生が、この日のためにお小遣いの中から出し合った募金と、全国から寄せられた浄財を合わせたもので、募金総額は300万円。
 寄託式では、小中学生を代表して上原由芽加さんより、小堀光詮一隅を照らす運動会長へ手渡され、引き続き、小堀会長から早水研日本ユニセフ協会専務理事に贈られた。

「きらめき」第18号2009お彼岸号発行

「きらめき」第18号2009お彼岸号発行

「きらめき」第18号(お彼岸号)が発行されました。
「生命」「奉仕」「共生」の3つの柱をコンセプトに年4回発行しております。
詳しくは下記関連リンクより 関連リンク:「きらめき」第18号

神奈川大会を横浜市で開催、1,050名が集う

神奈川大会を横浜市で開催、1,050名が集う

 平成21年9月2日、神奈川教区本部(溝江光運教区本部長)では、一隅を照らす運動神奈川中央大会を神奈川県立音楽堂を会場に開催、約1,050名の参加者が集った。
 第一部では、溝江教区本部長を導師に参加者全員での法楽が行われた。その後、溝江教区本部長と秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長の挨拶があった。
 第二部では、聲明公演として、小堀光雄清柳院住職による解説にはじまり、大久保信祥無量院副住職による旋律指導。さらに、同教区仏教青年会による公演があった。
 第三部では、作家・五木寛之氏による「慈のこころ 悲のこころ」と題した講演。 また、五木氏は、この日の聲明公演に大変感動された様子で、聲明が自己の研究分野であることから聲明について熱く話され参加者は聞き入っていた。
なお、当日、会場で集められた浄財60万円が、地球救援事務局に寄託された。

台風8号・9号水害被害に義援金を寄託。

台風8号・9号水害被害に義援金を寄託。

 平成21年9月3日、一隅を照らす運動総本部では、8月7日から8日にかけ台湾を襲った台風8号の被害に対して支援金50万円を支援した。支援先は、台北駐日経済文化代表処(東京都港区)で秋吉文隆総本部長から薛銀樹(セツギンジュ)文化組秘書に手渡された。
 支援金50万円には南総教区本部笠森寺の小川長圓師からの138,057円の浄財も含まれている。
 また、8月9日から10日にかけ兵庫県佐用町を中心に大きな被害を出した台風9号の水害義援金として8月27日に緊急救援引当金より兵庫県に30万円、岡山県に20万円を贈った。

第9回一隅を照らす運動公開講座を天台宗務庁で開催

第9回一隅を照らす運動公開講座を天台宗務庁で開催

 一隅を照らす運動公開講座(主催:一隅を照らす運動総本部)が平成21年9月29日に天台宗務庁(大津市坂本)で開催された。第9回となるこの度の公開講座では、演題「一日一生」と題し、延暦寺一山長寿院住職・酒井雄哉師(千日回峰行者)を迎え、一般市民など約300名の参加者があった。
 酒井師は、「生きている事がすでに幸せなので一日一日を大切にして、何事に対しても感謝の心を持って暮らしましょう」など修行体験の話を混ぜながらユーモアに分かりやすく話された。
 また、参加者からは「現在主人の病気と認知症の介護をしておりますが、今日一日を優しく生きて、又明日をより優しく生きていこうと思います」などの感想が聞かれた。 (第1部・講演)
 次いで、「阿闍梨さんを囲んで」と題して、先生に質問の時間が持たれ、参加者から「人は何の為に生まれ生き、死ぬのか」などの質問に対して日常の話を用いて、答えられた。 (第2部・対談)

聖エジディオ共同体に支援金を贈呈

聖エジディオ共同体に支援金を贈呈

 一隅を照らす運動総本部では、世界の子どもたちの福祉と教育向上を願って、毎年、イタリアの聖エジディオ共同体を支援しており、ヨーロッパで開催される「世界宗教者平和の祈りの集い」で、代表者が支援金を贈呈している。
 本年も平成21年9月6日から8日まで、聖エジディオ共同体が主催する「第23回世界宗教者平和の祈りの集い」がポーランドのクラクフで開催された。
 7日には、今回の「第23回世界宗教者平和の祈りの集い」天台宗代表使節団団長を務めた濱中光礼一隅を照らす運動理事長が、聖エジディオ共同体のアゴスティーノ・ジョバンニョーリ教授に共同体活動支援金として30万円を手渡した。