たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

小川町民会館リリックおがわで埼玉大会を開催

小川町民会館リリックおがわで埼玉大会を開催

 平成23年4月29日、埼玉教区本部(吉田亮照教区本部長)では、小川町民会館リリックおがわを会場に埼玉教区本部第45回一隅を照らす運動推進大会を開催し、各支部から檀信徒ら約650名が集まった。
 第1部では、埼玉教区法儀研究会による法楽や一隅を照らす運動キャラクター“しょうぐうさん”着ぐるみの紹介、参加者全員による勤行があり、福惠善高一隅を照らす運動総本部長より一隅を照らす運動を長年実践している4名の檀信徒に表彰があった。また、第1部終了後、しょうぐうさんが教区仏教青年会会員と共に東日本大震災災害支援募金活動を行い、参加者から温かい浄財が寄せられた。
第2部では、KBS京都報道局アナウンサー部の塩見祐子氏が「比叡の光と共に-出会いと感動-」と題して講演。塩見氏は比叡の光という番組の中で出会った多くの方々とのエピソードや報道に対する思いを述べられ、参加者は講演に聞き入っていた。
そして大会の最後には、教区本部より慈愛募金として100万円と東日本大震災義援金として5,762,061円が、また教区仏教青年会から地球救援募金として370,241円が福惠総本部長に寄託され、閉会となった。

群馬で桐生部大会が開催

群馬で桐生部大会が開催

平成23年5月19日、群馬教区桐生部(角田興憲主事)では、桐生市市民文化会館を会場に「一隅を照らす運動」桐生部大会を開催し、檀信徒ら約200名が集まった。
 第1部では、一隅を照らす運動群馬教区本部会長谷晃昭師が「一隅を照らす」という演題のもと慈愛あふれる講演をされた。群馬教区雅楽会と明照学園樹徳高等学校吹奏楽部の和洋の古典、現代音楽の演奏会を実施した。
 大会の最後に会場で集められた募金214,520円を地球救援のために寄託され、谷本部会長の発声により全員で「一隅を照らす運動」の実践の三つの柱を唱和し無事に幕をとじた。

岐阜市の美江寺で三岐大会を開催

岐阜市の美江寺で三岐大会を開催

三岐教区本部(森喜良教区本部長)では、平成23年6月6日に岐阜市の美江寺(加藤弘春支部長)を会場に推進大会を開催し、檀信徒約150名が参加した。
第1部では教区内寺院住職ら18名出仕のもと東日本大震災復興祈願法要が行われた。御詠歌講による奉詠もあり、会場は厳かな雰囲気に包まれた。
第2部では福惠善高一隅を照らす運動総本部長より法話が行われ、続いて女流落語家露の団姫(つゆのまるこ)氏による「一隅を照らす落語」が披露された。この落語は一隅を照らす精神をわかりやすく盛り込んだ創作落語で、露の氏の明るくユーモアたっぷりの語り口に会場は笑顔が溢れていた。
また、東日本大震災ボランティアに参加した丹原美穂氏が体験談を語り、「一隅を照らす運動の精神で今後もそれぞれが出来る支援を行っていきましょう」と訴えた。
最後に同教区より福惠総本部長に地球救援募金として20万円、東日本大震災義援金として70,920円が寄託され閉会となった。

伊那部で開催された信越大会に150名が参加

伊那部で開催された信越大会に150名が参加

信越教区本部(大沢祐仁教区本部長)では、平成23年6月17日、長野県の光明寺(鈴木大和支部長)を会場に一隅を照らす運動信越大会を開催し、檀信徒約150名が参加した。
第一部では、大沢教区本部長導師による法楽に始まり、来賓の村上圓竜天台宗参務社会部長らが祝辞を述べた。続いて、信越教区伊那部の檀信徒総代会長が一隅を照らす運動推進の誓いとして「実践3つの柱」を発声し、参加者全員で唱和した。
第二部では、鎌倉女子大学教授の竹内整一氏を講師に迎え「一隅に立つ」と題した講演が行われた。竹内氏は日本精神史が専門で、福沢諭吉や志賀直哉などの先人が残した言葉を引用しながら一隅という言葉の持つ深い意味合いを説明され、参加者は真剣に耳を傾けていた。
また、当日に集められた浄財が地球救援事務局に寄託された。

ロイヤルホールヨコハマで神奈川横浜大会を開催

ロイヤルホールヨコハマで神奈川横浜大会を開催

平成23年6月17日、神奈川教区本部(溝江光運教区本部長)では、一隅を照らす運動神奈川横浜大会をロイヤルホールヨコハマを会場に開催、約400名の参加者が集った。
 第一部では、溝江教区本部長を導師に参加者全員での法楽が行われた。その後、溝江教区本部長と福惠善高総本部長の挨拶があり、本間孝康同教区布教師会会長の一隅法話があった。
 第二部では、聖観音宗法善院住職である塩入亮乗師を講師に「年中行事と仏さま」と題した講演があった。
 塩入師は、お盆やお施餓鬼または夏祭りなどの行事と仏教の関わりについて分かり易く話され、参加者は聞き入っていた。
 また、教区本部内での活動報告として平成22年度に寄せられた浄財の支援内容について説明があった。
 会場内では神奈川天台仏教青年会で活動している電話をかけるだけで法話が聞ける、週間テレホン法話の紹介もあった。 テレホン法話(045-510-4976)
なお、当日会場で集められた募金1,118,522円から800,000円は、地球救援事務局に寄託された。

岬ふれあい会館で南総教区大会を開催

岬ふれあい会館で南総教区大会を開催

南総教区(浅野玄航本部長)では、去る6月17日、いすみ市岬ふれあい会館において、第十四回南総教区推進大会を開催、檀信徒700名の参加があった。
 まず開会式に先立ち、東日本大震災犠牲者に対し黙祷がされた。開式では、第8部画寺庭婦人による奉詠舞、仏教青年会によるう法楽の後、浅野本部長・同教区檀信徒連合会会長から主催者挨拶があり、続いて来賓の細野舜海同教区宗議会議員、杜多道雄総務部長の祝辞があった。 また、来賓紹介の後、同教区檀信徒連合会監事より、大会スローガンとして、「実践三つの柱」が読まれた。
 第二部では、今井長新同教区布教師会長より、講師の紹介があり、続いて、池田智鏡師(九州西教区普光寺住職)が、「生きぬく心」と題して講演。池田師は、今まで歩んで来た人生で、いろんな人と出会って、いじめられもし、助けられもして今日がありますと話され、また生きるということについて、永六輔氏の言葉より、誰かに借りをつくること、生きているということは、その借りを返すことだよと述べられた。
 最後に、池田師による「平家物語」「耳なし芳一」の琵琶弾き語りがあり、参加者は熱心に聞き入っていた。
なお、当日会場で集められた募金193.746円は、東日本大震災支援として地球救援事務局に寄託された。

『きらめき』第25号平成23(2011)年夏号

『きらめき』第25号平成23(2011)年夏号

「きらめき」第25号(平成23年夏号)が発行されました。
「生命」「奉仕」「共生」の3つの柱をコンセプトに年4回発行しております。

 なお、今号は一部紙面を変えて震災特集号となっております。
見開きのページに「東日本大震災追悼慰霊復興支援写経のお願い」を同封しております。

 皆様のご協力をお願いいたします。 関連リンク:『きらめき』第25号

兵庫大会が丹波市で開催され300名が参加

兵庫大会が丹波市で開催され300名が参加

 平成23年6月23日、兵庫教区本部(草別碩善教区本部長)ではライフピア市島を会場に檀信徒総会と併せて推進大会を開催し、檀信徒約300名が参加した。
 大会では、草別教区本部長導師による法楽、福惠善高一隅を照らす運動総本部長の挨拶の後、一隅を照らす運動の実践活動をされている各部の代表者がそれぞれ日頃の寺院護持活動や地元での清掃活動などを発表し、表彰を受けた。
 続いて講演では、女流落語家露の団姫(つゆのまるこ)氏と太神楽曲芸師の豊来家大治朗(ほうらいやだいじろう)氏による「笑顔満開寄席」が行われた。露の氏は古典落語と一隅を照らす精神をわかりやすく盛り込んだ創作落語『一隅を照らす落語』を披露し、露の氏のユーモアたっぷりでテンポのいい語り口に会場は笑顔が溢れていた。また豊来屋氏は『大神楽』を披露し、普段なかなか見ることのない曲芸の迫力に会場は大いに盛り上がった。
 なお、当日会場で集められた募金120,230円は、東日本大震災支援として地球救援事務局に寄託された。

東海大会を日泰寺で開催

東海大会を日泰寺で開催

 東海教区本部(中村廣文教区本部長)では、平成23年6月25日に名古屋市の覚王山日泰寺普門閣を会場に、東海教区檀信徒総会並びに一隅を照らす運動東海大会を開催し、約110名が参加した。
 先に行われた檀信徒総会では講演があり、延暦寺一山宝珠院住職で千日回峰行者の藤波源信師が「祈りの心-東日本大震災被災者へ向けて-」と題して法話をされた。藤波師は「東日本大震災は日本にとって大変な試練です。今一人一人に出来ることを精一杯やることが安穏な暮らしにつながっていくのです」と震災への思いを語った。
 また大会では、来賓の福惠善高一隅を照らす運動総本部長、中根光龍同教区本部事務局長が挨拶。
 続いて、安藤雅仁東海教区仏教青年会前会長より東日本大震災に対する東海教区仏教青年会の活動報告があった。
 最後に東日本大震災被災者に向けてのミニコンサートがあり、ピアノとフルートによる「おぼろ月夜」などの唱歌の演奏や、参加者全員で「上を向いて歩こう」を合唱し、被災地に向けてのエールを歌声に乗せて届けた。

第10回心のつどいin比叡山を開催

第10回心のつどいin比叡山を開催

第10回「心のつどいin比叡山」(一隅を照らす運動総本部主催)を比叡山延暦寺会館で開催。7月14日、15日の1泊2日の日程で、一般公募で募った男女25名が参加した。
 先ず開講式では、一隅を照らす運動紹介のDVD放映、福惠善高一隅を照らす運動総本部長導師による「おつとめ」があり、次にオリエンテーションや坐禅止観などの説明があった。
 第1講では『元気を出そう日本人』と題し、堀澤祖門延暦寺一山泰門庵住職による法話があり、堀澤師は枠を破る話をされ、本当に気楽になる方法を説かれた。その後、気楽になる呼吸法を説明され参加者全員で実践された。
 夕食後、『笑顔満会』と題した、落語家である露の団姫(つゆのまるこ)先生と露の紫(つゆのむらさき)先生による落語が行われた。普段お目にかかれない女流落語家お二方ということもあり、会場は大いに盛り上がった。 
翌日は、早朝5時半より、研修生は根本中堂で、坐禅止観を実修。その後、大書院内の清掃、延暦寺会館でのお写経に、それぞれが熱心に取り組んでいた。また、総本部長より10年連続参加された研修生に、表彰状と記念品が手渡された。
 ある研修生は「日々の生活で忘れがちな、人の原点を改めてみつめ直すことが出来た」と感想を述べ、又ある研修生は「坐禅はたいへん良い経験になり、帰っても実践したい」と語っていた。