たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

第8回「心のつどいin比叡山」が、開催されました。

第8回「心のつどいin比叡山」が、開催されました。

 第8回「心のつどいin比叡山」(一隅を照らす運動総本部主催)を比叡山延暦寺会館で開催。7月14日、15日の一泊二日の日程で、一般公募で募った男女36名が参加した。
 先ず開講式では、一隅を照らす運動紹介のDVD放映、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長導師による「おつとめ」があり、次にオリエンテーションや坐禅止観などの説明があった。
 研修会では『生活の中の修行』と題し、千日回峰行者の藤波源信師(延暦寺一山宝珠院住職)による法話があり、藤波師は回峰行について話された後、「厳しい僧侶の修行だけではなく、一人ひとりが毎日の生活で自分が出来る事をするのも一つの修行です」と説かれた。
 夕食後、『自己再発見の時』をテーマに久米邦子先生(神戸市立体育館・公民館インストラクター)による講演が行われた。童謡に合わせて日頃使わない筋肉のストレッチ体操を行ない、次の体操に移るごとにユーモアを混じえながら話された。
 翌日は、早朝5時起床後、研修生は根本中堂に入り、坐禅止観の実修。その後、書院境内の清掃、延暦寺会館でのお写経に、それぞれが熱心に取り組んでいた。
 参加者の約半数が初参加で、ある研修生は「『仏法聴きがたく、今すでに聴く……』という幸運にも恵まれましたので明日からの日々の生活に生かせるよう精進していきたいと思います」と感想を述べ、又ある研修生は「自分の出来る事で何か、人に役立つ生き方ができるよう日々努力していきたいとあらためて思いました。」と語っていた。