たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

三千院門跡が浄財を寄託

三千院門跡が浄財を寄託

 平成24年12月25日、三千院門跡(小堀光詮門主)の大島亮幸執事長が天台宗務庁に来庁し、平成24年12月23日京都市左京区大原の三千院一帯において行われた「托鉢寒行」で集まった浄財100万円を東日本大震災義援金として、一隅を照らす運動福惠善高総本部長に寄託した。
平成24年12月23日午前8時20分、小堀門主ら約60人が4班に分かれて三千院を出発、約4時間をかけて約700戸を巡った。
大原地区は当日、氷点下近くまで冷え込み、小堀門主は民家や土産物店などの軒先で白い息を吐きながら経文を唱えた。
今回寄託された支援金は東日本大震災義援金として復興に役立てられる。

きらめき31号 平成25年(2013)正月号

きらめき31号 平成25年(2013)正月号

「きらめき」第31号(正月号)が発行されました。
「生命」「奉仕」「共生」の3つの柱をコンセプトに年4回発行しております。
詳しくは下記関連リンクより 関連リンク:きらめき

叡山学院が浄財を寄託

叡山学院が浄財を寄託

平成24年12月19日叡山学院生が来庁し、平成24年11月10、11日京都文化博物館において行われた「叡山学院墨跡展」での売上金105万円と、同年12月14日に「叡山学院托鉢」で集まった浄財176,944円の合計1,226,944円を東日本大震災復興支援として、一隅を照らす運動福惠善高総本部長に寄託した。
 この「墨跡展」は学生が書を通した修行の成果を披露する場として毎年開催されているもので、展示された書は一部頒布されており、今回寄託した支援金はこれらの売り上げによるもの。
 また、「托鉢」は叡山学院生で組織された「玉泉会(ぎょくせんかい)」主催で実践仏教の一環として、毎年大津市園城寺(三井寺)界隈で行われているもので、20数年続けられており、今年は41名が戸別托鉢を行った。
 学生の代表者は「東日本大震災から1年9ヵ月が経過したが、今なお不自由な生活を送っている方々がたくさんおり、一日も早い復興のために有効に使って下さい」と思いを述べた。

NHKに義援金寄託

NHKに義援金寄託

平成24年12月5日、総本部ではNHK歳末たすけあいと海外たすけあいへ義援金を寄託した。
当日は、NHK大津放送局から辻田和則局長らが来庁し、阿純孝一隅を照らす運動理事長、武覚超同運動副理事長がそれぞれ義援金を手渡した。歳末たすけあいには、同月1日に比叡山山麓坂本で行われた「天台宗全国一斉托鉢」の浄財423、852円が、海外たすけあいには地球救援事務局から100万円が寄託された。
 また、寄託式には延暦寺幼稚園から竹林幸祥園長先生と、園児と保護者8名も出席し、秋に行われたバザーの収益金が、園児達から辻田局長に手渡された。
 辻田局長は「本日お預かりしました浄財は恵まれない方々に、有効に使わせていただきます」と述べた。

第27回天台宗全国一斉托鉢を開始

第27回天台宗全国一斉托鉢を開始

 平成24年12月1日(土)恒例の天台宗全国一斉托鉢が比叡山麓の大津市坂本一帯で行われた。
 第27回天台宗全国一斉托鉢は延暦寺一山住職や職員、天台宗務庁の役職員、総勢100人が参加した。
 午前9時、法螺の音を合図に生源寺を出発した一行は、半田孝淳天台座主を先頭に「造り道」を托鉢行脚。その後、一行は5班に分かれて坂本界隈の戸別托鉢を行い、総額423,855円の浄財が寄せられた。この浄財は、NHK歳末たすけあいに全額寄託される。
 また、天台宗務庁の役職員と、延暦寺一山寺庭婦人会の協力を得て、JR比叡山坂本駅とJR堅田駅、京阪坂本駅で街頭募金を実施し、合わせて62,544円が寄せられ、地球救援事務局に寄託した。

山陰教区本部清掃活動

山陰教区本部清掃活動

 平成24年11月10日、山陰教区本部(見上知正教区本部長)では鳥取県東伯郡湯梨浜町東郷湖において、教区本部清掃活動が実施された。
 参加者は教区内住職6名、各寺院檀信徒60名にて東郷湖周辺を移動しながらゴミ収集を行った。
 清掃活動を行った参加者は「思っていたよりゴミが多く、胸が締め付けられる思い。我々の大切なふるさとの一部、環境保全に取り組みたい」と思いを述べた。
 東郷湖は周囲約12㎞、「鶴の湖」の愛称で親しまれており、県立自然公園の一部をなす汽水湖。山陰八景の一つに数えられている。

神峯山寺で近畿教区一隅を照らす運動推進大会を開催

神峯山寺で近畿教区一隅を照らす運動推進大会を開催

 近畿教区本部(高岡保博教区本部長)では、平成24年11月18日に高槻市の神峯山寺(近藤眞道支部長)を会場に、一隅を照らす運動近畿大会を開催し、檀信徒約120名が参加した。
 近藤眞道支部長、司会のもと高岡保博教区本部長より開会の挨拶、続いて福惠善高一隅を照らす運動総本部長より祝辞があった。
今大会では、一隅を照らす運動と協力体制にある、非営利活動法人アムダ(AMDA)代表の菅波茂氏を講師に迎えて「市民参加型人道支援外交について」と題して講演。アムダと一隅を照らす運動の関係、アムダを立ち上げるきっかけに宗教との関わりがあったことなどを話された。
 また、アムダには相手を尊重して救援活動を行う事を第一に掲げており、国際的にも珍しくAMDA独自の考えである。
 最後に、近藤眞道支部長より挨拶があり、閉会となった。

山陰教区一隅を照らす運動推進大会

山陰教区一隅を照らす運動推進大会

 平成24年11月9日、山陰教区本部(見上知正教区本部長)では鳥取県羽合温泉「羽衣」を会場に、「一隅を照らす運動」山陰教区推進大会を檀信徒研修会と併せて開催し、住職・檀信徒ら約50名が参加した。
 開会式では見上教区本部長を導師のもと「山家学生式」をお唱えした。続いて見上教区本部長、青砥治朗檀信徒会長会会長より開会の挨拶、福惠善高一隅を照らす運動総本部長より祝辞が述べられた。
 第1部では落語家「露の団姫」氏による「一隅を照らす落語」が講演された。
 第2部では湯梨浜町文化財保護委員「佐々木靖彦」氏による「東郷湖周辺の歴史遺産」が公演された。
 参加者からは「一隅を照らすという言葉について、落語を通じてお話していただき、よく理解することができた」という声があり大変好評であった。
 また「私達の土地にある歴史遺産をこれからも守っていきたい」と話す参加者の声もあった。
 最後に一隅を照らす運動キャラクター「しょうぐうさん」と参加者一同で記念撮影し、山陰教区一隅を照らす運動推進大会は閉会となった。

第十二回一隅を照らす運動公開講座を開催

第十二回一隅を照らす運動公開講座を開催

 一隅を照らす運動総本部では、第12回一隅を照らす運動公開講座を平成24年10月31日に天台宗務庁で開催した。第12回となるこの度の公開講座では、演題「あこがれ」と題し、北嶺大行満大阿闍梨・延暦寺一山伊崎寺住職の上原行照師を迎え、ひろく一般から300名の参加者が集まった。
 講演では、上原行照師が千日回峰行をされるまでの経緯を話され参加者は聞き入っていた。また、上原阿闍梨より直接、参加者に質問がないか振る場面もあり会場が一体となって盛り上がった。またその後も植月百枝アナウンサーから質問があり、上原阿闍梨より会場の参加者に力づけるメッセージがおくられた。

滋賀教区一隅を照らす運動推進大会

滋賀教区一隅を照らす運動推進大会

 平成24年10月26日、滋賀教区本部(長山慈信教区本部長)では比叡山延暦寺横川を会場に、「一隅を照らす運動」滋賀教区推進大会を檀信徒総会と併せて開催し、住職・檀信徒ら約250名が参加した。
 開会式を横川駐車場で行い、横川中堂で長山教区本部長を導師のもと法楽が行われた。
 つづいて、横川中堂をはじめ各諸堂や境内地を参加者全員で清掃した。その後、布教師会幹事が、横川中堂、元三大師堂、恵心堂、根本如法塔をそれぞれ説明し、参拝した。
 参加者からは「世界遺産の延暦寺を清掃し参拝するという大変貴重な体験をした」という声があり大変好評であった。
 閉会式では副実行委員長吉田慈敬師より閉会挨拶があり、滋賀教区一隅を照らす運動推進大会は閉会となった。