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一隅を照らす運動ニュース

近畿教区一隅を照らす運動推進大会を開催

近畿教区一隅を照らす運動推進大会を開催

 近畿教区本部(高岡保博教区本部長)では、平成26年5月5日に奈良県高取町の宗泉寺(石川智海支部長)を会場に、近畿教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、檀信徒約100名が参加した。
 はじめに、高岡教区本部長導師のもと宗祖伝教大師報恩法要が厳修された。
 その後、高岡保博教区本部長より開会の挨拶、続いて横山照泰一隅を照らす運動総本部長より祝辞があった。
 今大会では、NPO法人住民の力理事長野村孝治氏を講師に迎えて「高取城と藩主植村氏」と題して講演があり、日本三大山城に数えられる高取城の壮大さを話され、参加者は講演に聞き入っていた。
 最後に、高岡保博教区本部長より挨拶があり閉会となった。

群馬教区一隅を照らす運動推進大会

群馬教区一隅を照らす運動推進大会

 群馬教区本部(谷晃昭教区本部長)では、平成26年3月10日渋川市伊香保町のホテル天坊を会場に、群馬教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、約500名の参加者が集まった。
 はじめに、上利貞夫檀信徒会連盟副会長の挨拶で開会し、谷教区本部長導師のもと物故者回向法要が厳修され、参加者全員で般若心経、山家学生式を唱えた。
 続いて、谷教区本部長、都筑玄澄一隅群馬教区本部会長、河田泉檀信徒会連盟会長よりそれぞれ挨拶があった。
 第1講は例年、一隅を照らす運動総本部長が一隅を照らす運動の報告を行っており、本年は横山照泰総本部長が報告を行った。横山総本部長は、「一隅を照らす精神を多くの方に広め、特に団体会員を増やしていきたい」と目標を語り、参加者に賛同を呼びかけた。
 第2講では、武覚超延暦寺執行による「延暦寺の諸堂の歴史について」と題した講演があり、比叡山延暦寺の様々なお堂の歴史や伝教大師最澄の教えを中心に1時間半にわたり講演し、参加者はメモを取りながら真剣に聞き入っていた。
 最後に、東前橋部の藤井祐心正法院支部長による一隅を照らす運動支部活動事業報告として正法院での活動報告が行われ、大会は閉幕した。

平成25年台風30号義援金を寄託

平成25年台風30号義援金を寄託

 平成25年11月に発生した台風30号の災害に対し、一隅を照らす運動総本部では11月18日から12月17日まで宗内各寺院などに義援金募集を呼びかけ、その結果、総額8,723,288円が寄せられた。皆様から寄せられた義援金は、平成26年2月6日~7日の日程で一隅を照らす運動総本部横山照泰総本部長が支援先である各団体を訪問し、義援金を寄託した。
 まず、6日には認定NPO法人チャイルド・ファンド・ジャパンを訪れ、小林毅事務局長と面談し、義援金53万256円を寄託した。同法人への支援は今回が初めてという事もあり、活動内容などの詳しい説明があった。次に訪れたシャンティ国際ボランティア会(SVA)と仏教NGOネットワーク(BNN)では、市川斉常務理事、茅野俊幸事務局長と面談し、それぞれ義援金100万円を寄託した。最後に訪問した全日本仏教会では、奈良慈徹総務部長と面談し、義援金100万円を寄託。同会の取り組みについて説明があった。
 翌7日には、まず日本赤十字社を訪問し、堀乙彦組織部長へ義援金100万円を寄託。面談の中では、同社が取り組むフィリピンでの活動報告について写真を用いながら説明があった。次に日本ユニセフ協会を訪問し、早水研専務理事に義援金100万円を寄託し、フィリピンの状況や支援活動の説明があった。最後に駐日フィリピン共和国大使館を訪問し、マリアン・ジョセリン・ティロル・イグナシオ公使兼総領事と面談し、義援金100万円を寄託。マリアン総領事は「今回の台風は被害が大きく、復興には長い年月がかかると予想されるが、取り組んでいきたいと思う。また協力を寄せていただいた皆様の想いに感謝申し上げます」と語っていたのが印象的であった。
 今回訪問した各団体では、台風30号災害への具体的な取り組みや、各団体の日頃の活動をはじめ、一隅を照らす運動の活動や様々な取り組みの紹介などを交え、活発な意見交換がなされた。

叡山学院が托鉢浄財を寄託

叡山学院が托鉢浄財を寄託

 平成26年1月30日、叡山学院生3名(余吾昌憲さん総合学科3年、小寺照哉さん総合学科2年、西野祐聖さん総合学科2年)と教員1名が来庁し、平成26年1月23日に行った托鉢で集まった浄財を横山照泰一隅を照らす運動総本部長に寄託した。
 この托鉢は、叡山学院生で組織された「玉泉会(ぎょくせんかい)」主催で実践仏教の一環として、大津市園城寺町の園城寺(三井寺)界隈で行われているもので、20数年以上続けられている。
 今年は約40名が街頭托鉢と戸別托鉢を行い、144,688円の浄財が寄せられた。
 この寄託を受けて、横山総本部長は「確かにお預かりしました。大切に活用させていただきます」と述べた。

比叡山高校宗内生が托鉢浄財を寄託

比叡山高校宗内生が托鉢浄財を寄託

 平成26年1月17日、比叡山高校宗内生4名(加島亮成君2年生、高宮顕大君2年生、吉井理峯君2年生、檜原亮紀君1年生)、教員1名が来庁し、平成25年12月8日(日)に行われた「寒行托鉢」で集まった浄財98,260円を地球救援募金として、地球救援事務局に寄託した。
 この托鉢は、宗内生が実践仏教の一環として年1回12月に、大津市仰木地区において戸別托鉢を実施しているもので、網代笠、素絹、手甲、脚絆、頭陀袋などを身につけ、特に足下は草鞋を履く。1年生ではなかなか履き慣れない草鞋も、2・3年生になると慣れてくるという。
 今年は宗内生9名が参加。1年生は今回が初めての参加で「とても寒かったです」と感想を述べた。
 また、宗内生は「天台宗のために使っていただけると光栄です」と寄託への想いを述べた。

一隅を照らす運動理事会

一隅を照らす運動理事会

 平成26年1月16日、天台宗務庁(滋賀県大津市坂本)において一隅を照らす運動理事会が開催され、平成26年度の一隅を照らす運動の事業計画や予算を審議し、平成26年度「一隅を照らす運動」通常会計歳入歳出予算金84,600,000円、平成26年度「一隅を照らす運動」地球救援事業特別会計歳入歳出予算金35,200,000円が承認された。
 会議の冒頭では、森川宏映会長から「過日、横山照泰総本部長に一隅を照らす運動の抱負を聞いたところ、即座に団体の会員を増やしたいと答えられた。それぞれの団体は、自らのことで精一杯ということもあり、即座に入会とはいかないかもしれない。しかし、信念と情熱があれば、固い鉄の扉も開くのではないか。その事を頭に置きながら、ご審議をして頂きたい。」と挨拶があった。
 続いて、山田俊和副会長から「発足当時は、物が豊かになったが精神が伴わないところから始まったと聞いている。時代の移り変わりがあるが、特に東日本大震災の復興の中で我々が果たしていける役目があるのかという点を加味しながら努力していきたい」と挨拶があった。
 また、理事会開催前に平成25年11月18日から12月17日の間に全支部へ呼びかけていた、平成25年11月台風30号義援金の合計8,675,288円のうち2,000,000円を森川宏映会長より認定特定非営利活動法人アムダ代表菅波茂氏へ寄託した。
 菅波代表は、「物の見方や考え方が違う人達が、どうしたら一緒にやっていけるのかという疑問が全ての始まりでした。行き着いた答えは、被災者と同じように苦労をともにすることによって、そこで生じる尊敬と信頼の念があればやっていける。その困った時はお互いさま、という相互扶助の気持ちを大事にしながら活動している。」とアムダの紹介をされた。

 
 今回の理事会で、就任された顧問・理事長・専務理事・理事・監事は次の通り。
【顧問】
 京都教区三千院住職・堀澤祖門師
 東京教区圓融寺住職・阿純孝師
 神奈川教区圓満寺住職・西郊良光師

【理事長】
 宗務総長・木ノ下寂俊師
 
【専務理事】
 参務一隅を照らす運動総本部長・横山照泰師 


【理事】
 参務財務部長・田中祥順師
 参務教学部長・中島有淳師
 参務社会部長・角本尚雄師

【監事】
 陸奥教区大長壽院住職・菅原光中師

きらめき 第35号 平成26年 正月号

きらめき 第35号 平成26年 正月号

「きらめき」第35号(正月号)が発行されました。
「生命」「奉仕」「共生」の3つの柱をコンセプトに年4回発行しております。
詳しくは下記関連リンクより 関連リンク:きらめき

三千院門跡が浄財を寄託

三千院門跡が浄財を寄託

 平成25年12月24日、三千院門跡(堀澤祖門門主)の大島亮幸執事長が天台宗務庁に来庁し、一隅を照らす運動総本部へ50万円を寄託、一隅を照らす運動へ大島執事長より手渡された。
 今回の浄財は、京都市左京区大原の三千院一帯において行われた「托鉢寒行」で集まった浄財。
 この寒行托鉢は、二十数年以上前から行われており、地元大原の地で恒例行事として定着している。
 総本部では地球救援募金として有効に活用させていただく。

NHKに義援金を寄託

NHKに義援金を寄託

 平成25年12月9日、総本部は「NHK歳末たすけあい」と「NHK海外たすけあい」へ義援金を寄託した。
 当日、NHK大津放送局から辻田和則局長が来庁し、一隅を照らす運動木ノ下寂俊理事長、同運動武覚超副理事長から目録が手渡された。
 歳末たすけあいには、12月1日に比叡山麓坂本地区で行われた「天台宗全国一斉托鉢」にて集まった浄財523,201円。海外たすけあいには、地球救援事務局から1,000,000円がそれぞれ寄託された。
 また、寄託式には比叡山幼稚園から真嶋全康園長先生と、園児3名と保護者3名も出席し、秋に行われたバザーの収益金が、園児達から辻田局長に手渡された。
 辻田局長は「本日お預かりした浄財は助けを必要とされる方々の為に、有効に使わせていただきます」と述べられた。

第28回全国一斉托鉢を開始

第28回全国一斉托鉢を開始

 平成25年12月1日(日)、師走の恒例行事となった全国一斉托鉢が比叡山麓の大津市坂本地区一帯で行われた。
 第28回全国一斉托鉢は延暦寺一山住職や職員、天台宗務庁の役職員、総勢約100人が参加した。
 午前9時より、法螺貝の音を合図に生源寺を出発した一行は、半田孝淳天台座主を先頭に「造り道(つくりみち)」を托鉢行脚。その後、一行は5班に分かれて坂本界隈の戸別托鉢を行い、総額523,201円の浄財が寄せられた。
 また、天台宗務庁の役職員と、延暦寺一山寺庭婦人会の協力を得て、JR比叡山坂本駅とJR堅田駅、京阪坂本駅にて街頭募金を実施し、合わせて62,841円が寄せられた。
 なお、当日いただいた浄財は、NHK歳末たすけあい運動とNHK海外たすけあい運動に寄託される。