たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

秋田県・岩手県へ義援金を寄託

秋田県・岩手県へ義援金を寄託

 平成25年8月26日に一隅を照らす運動総本部は8月に東北地方で発生した豪雨による災害支援として、被害の大きかった秋田県、岩手県の各県庁を訪問し、緊急救援引当金から義援金を寄託した。
 秋田県庁へは福惠善高総本部長が赴き、健康福祉部梅井一彦部長と面談し、総本部からの義援金30万円を寄託、今回の豪雨による被災状況の説明を受けた。
 次に訪れた岩手県庁には、福惠善高総本部長と陸奥教区千葉亮賢教区本部長が赴き、保健福祉部根子忠美部長に総本部からの義援金30万円を寄託した。
 両県とも今回の災害によって今までに経験したことがない規模の被害が出ており、今後は迅速な対応が求められる。

九州東教区一隅を照らす運動推進大会

九州東教区一隅を照らす運動推進大会

 九州東教区本部(河野英信教区本部長)では、平成25年9月3日に延暦寺会館を会場に、九州東教区一隅を照らす運動比叡山大会を開催、約200名の参加者が集まった。
 まず、主催者として河野英信教区本部長より挨拶があり、江上敬司郎九州東教区檀信徒会会長が挨拶され、福惠善高一隅を照らす運動総本部長、阿部昌宏財務部長より祝辞があった。
 講演寄席として落語家、露の団姫師による「強運の人・慈覚大師」が披露され、会場は笑いに包まれていた。
 また、一隅を照らす運動キャラクター“しょうぐうさん”の紹介もあり、当日会場で集められた募金は地球救援事務局に寄託された。

きらめき34号 平成25年 (秋・彼岸号)

きらめき34号 平成25年 (秋・彼岸号)

「きらめき」第34号(秋・彼岸号)が発行されました。
「生命」「奉仕」「共生」の3つの柱をコンセプトに年4回発行しております。
詳しくは下記関連リンクより 関連リンク:きらめき

一隅を照らす運動臨時理事会を開催

一隅を照らす運動臨時理事会を開催

平成25年9月12日、天台宗務庁(滋賀県大津市坂本)において一隅を照らす運動臨時理事会が開催された。
この臨時理事会で、会長に延暦寺一山真藏院住職森川宏映探題大僧正、副会長に陸奥教区中尊寺住職山田俊和師、副会長に法灯護持会会長・京阪電気鉄道株式会社最高顧問佐藤茂雄氏が委嘱された。
また、福惠善高専務理事より、平成25年度現在の事業報告と平成26年に迎える「一隅を照らす運動」45周年大会についての報告があった。

台風18号災害義援金を寄託

台風18号災害義援金を寄託

 平成25年9月16日早朝に近畿地方に最接近した台風18号による災害への支援を一隅を照らす運動総本部は9月30日、京都府庁と滋賀県庁を訪問し、義援金を寄託した。
 京都府庁には、福惠善高総本部長と京都教区庶務主任原田誠俊師が赴き、健康福祉部山口寛士部長と面談し、総本部からの義援金30万円を寄託、今回の豪雨による被災状況の説明を受けた。
 次に訪れた滋賀県庁には、福惠善高総本部長と滋賀教区長山慈信教区本部長が赴き、健康福祉部中井清次長より被災状況の説明を受け、総本部から義援金30万円を寄託した。
 両府県の担当者は「大きな災害は過去になく、多くの被害が出ており、今後は復旧への迅速な対応が求められる。」と語った。なお、今回の義援金は被災された方々に贈られる。

比叡山中学校が東日本大震災義援金を寄託

比叡山中学校が東日本大震災義援金を寄託

 平成25年10月7日、比叡山中学校ボランティア委員長の飯野明花さんが来庁し、9月23日・24日に比叡山中学校で行われた文化祭でのバザーの売り上げの一部16,580円を福惠善高一隅を照らす運動総本部長に東日本大震災義援金として寄託した。
 同校ボランティア委員会では毎年バザーを行っており、総本部に寄託している。震災後は、義援金として寄託しており、今回で3回目。
 また、飯野委員長は「東日本大震災で被災され、まだまだ復興されていない地域の方々の為に役立てて下さい。」と熱い思いを述べた。

京都教区一隅を照らす運動推進大会

京都教区一隅を照らす運動推進大会

 京都教区本部(穴穂行弘教区本部長)では、平成25年10月18日に京都市左京区の眞正極樂寺を会場に、京都教区一隅を照らす運動推進大会を開催、約200名の参加者が集まった。
 まず、穴穂行弘教区本部長より開会の挨拶があり、続いて、福惠善高一隅を照らす運動総本部長より祝辞があった。
 第1講では天王寺楽所雅亮会による雅楽の公演があった。各楽器の由来、音色の紹介の後、演奏があり、普段は聞き慣れない音に参加者は真剣に聞き入っていた。
 第2講では九州東教区臨濟寺住職秦順照師による「道心・右仏、左は我が身」と題した講演が行われた。秦順照師はインドやタイなど海外での自身の体験を元に、冗談を交えながら話され、会場は笑いに包まれていた。
 最後に、一隅を照らす運動副会長でもある谷口義久京都教区檀信徒会会長(天台宗檀信徒会会長)の挨拶の後、松景崇誓京都教区宗務所副所長の閉会の辞で閉会した。

茨城教区一隅を照らす運動推進大会

茨城教区一隅を照らす運動推進大会

 茨城教区本部(酒井貫全教区本部長)では、平成25年10月16日、神宮寺(茨城県稲敷市・真下俊昭支部長)を会場に、第18回一隅を照らす運動茨城教区本部推進大会を開催し、住職・寺族・檀信徒ら約200名が参加した。
 今大会は、「社会の中に一隅を照らす精神と意識を高め、実践する機会となることを目的とする」をテーマに実施され、始めに酒井本部長導師のもと法楽があり、参加者全員で「般若心経」をお唱えした。 
 続いて、主催者である酒井本部長の挨拶。来賓の福惠善高同運動総本部長と舩戸俊宏茨城教区宗議会議員より祝辞があった。
 篤行者表彰式では、稲敷市内にある県指定の城址を後生へ伝えるため永年にわたり活動している阿波崎城址保存会と神宮寺保存会へ総本部長賞の表彰があった。
 また、一隅を照らす運動の活動報告として、松永博臣事務局長より災害時にお寺が拠点となり特定非営利活動法人アムダが医療活動を行う協力関係寺院の紹介などがあった。
 第一部記念講演では、比叡山延暦寺一山寂光院住職小堀光實師を講師に招かれ、「最澄さまの御心を師父に感じて」と題した法話があり、最初に参加者全員で体操をした後に講演を始められ、参加者は終始、気持ちが落ち着いた状態で聞き入ることが出来たという声があった。
 第二部記念講演では、落語家露の団姫師による「一隅を照らす落語」を披露され、会場全体は笑いの渦に包まれた。
 最後に、教区議会議員より挨拶があり、閉会となった。
 茨城教区本部では、推進大会を寺門興隆の良い機会と位置づけ、教区内の寺院を会場に大会を開催している。

滋賀教区一隅を照らす運動推進大会

滋賀教区一隅を照らす運動推進大会

 滋賀教区本部(長山慈信教区本部長)では、平成25年10月27日に滋賀教区坂浅部東雲寺(吉田慈順支部長)を会場に、第17回一隅を照らす運動滋賀教区本部推進大会を開催、約200名の参加者が集まった。
 はじめに、長山教区本部長を導師に法楽を厳修。続いて、挨拶があり開会した。
 次に、実践功労者表彰として一隅を照らす運動総本部長賞を1団体、滋賀教区本部長賞を2名、それぞれ福惠善高一隅を照らす運動総本部長、長山教区本部長から表彰された。
 続いて来賓の紹介があり、代表して福惠総本部長から祝辞が述べられた。
 第1部では、延暦寺一山千手院住職小林隆彰師による「一隅を照らす」と題した講演が行われた。小林師は、時折冗談を交えながら聴衆を笑わせ、参加者は熱心に耳を傾けていた。
 第2部では、まず玄清法流成就院住職梶谷隆幸師と妙音寺住職城戸清賢師による琵琶の演奏が行われ、引き続き、大会を締めくくる法楽が行われた。法楽では梶谷、城戸両師が琵琶を弾き、滋賀教区仏教青年会有志が木魚や、太鼓、磐子、鈸を打ち鳴らし、音色に合わせて参加者全員で『般若心経』をお唱えするという創作性に富んだ趣向を凝らしたものとなった。
 最後に、当日会場で集まった浄財が滋賀教区檀信徒会会長中嶋義夫氏から一隅を照らす運動総本部へ寄託され閉会となった。

第13回 一隅を照らす運動公開講座

第13回 一隅を照らす運動公開講座

 一隅を照らす運動総本部では、第13回一隅を照らす運動公開講座を平成25年10月31日に天台宗務庁で開催した。
 今回の講師は、特定非営利活動法人アムダ代表菅波茂氏を迎え、「困った時はお互いさま」と題して講演された。
 約1時間の講演では、菅波代表がアムダを設立された経緯や東日本大震災での救援活動などを話され参加者は聞き入っていた。
 菅波代表は、人道援助の三原則である、1.誰でも他人の役に立ちたい気持ちがある、2.この気持ちの前には、国境、民族、宗教、文化等の壁はない、3.援助を受ける側にもプライドがある、の3つを挙げ、「アムダでは、この三原則をもとに救援活動をしており、活動員は、相互扶助の精神である困った時はお互いさまの心で接している」と紹介した。
 また、菅波代表より直接、参加者に質問がないか尋ねる場面や、参加者の質問に対してエールを送る一幕もみられ、会場が一体となって盛り上がった。