たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

こどもほっしんえ檀信徒配布用チラシ

 この度、一隅を照らす運動総本部で推進しております「こどもほっしんえ」の檀信徒配布用チラシを作成いたしました。
 つきましては、下記の「こどもほっしんえ」ページよりダウンロードしていただき、ご活用いただきますようお願い申し上げます。 関連リンク:こどもほっしんえ

埼玉教区一隅を照らす運動推進大会

埼玉教区一隅を照らす運動推進大会

 埼玉教区本部(木本清玄教区本部長)では、平成25年4月29日に埼玉県上尾市
の上尾市文化センターを会場に、一隅を照らす運動埼玉大会を開催し、1000名
を超す檀信徒が参加した。
 第1講では、天台宗宗歌を唱えた後、木本清玄教区本部長導師のもと法楽があり会場全体で三帰依文、般若心経、山家学生式をお唱えした。
 埼玉大会では例年篤行者表彰があり5名の方に埼玉教区本部長賞が木本清玄教区本部長より表彰された。つづいて、6名の方に総本部長賞が福惠善高総本部長より表彰された。
 今大会には来賓として、天台宗宗務総長阿純孝師、参議院議員片山さつき氏、上尾市長代理副市長後藤文男氏、一隅を照らす運動総本部長が壇上に招かれ、それぞれ祝辞があった。
 続いて、第2講では埼玉教区法儀研究会による慈覚大師御影供があり、厳かな雰囲気のなか厳修され、参加者は真剣に聞き入っていた。
 第3講では、衆議院議員東国原英夫氏による「ピンチをチャンスに」と題した講演があり、若い頃から「一隅を照らす」という言葉をよく使っていたと紹介され、宮崎県知事時代の話や芸能界時代の話などを巧みな話術で話され、会場が一体となって盛り上がった。
 最後に教区本部より慈愛募金として100万円と会場で集められた58万円を超す浄財が総本部長へ寄託され、埼玉大会恒例の万歳三唱で閉会となった。

内モンゴル植林ツアー

内モンゴル植林ツアー

 平成25年5月6日から10日までの日程で、NPO法人「草原の風」主催の「第10回内モンゴル植林ツアー」が行われ、天台宗から12名が参加した。
 今回は昨年と同様に、砂漠緑化の大切さを知ってもらおうと、宗門の比叡山高校と駒込高校に参加を呼び掛け4名の高校生がツアーに参加した。
 第10回参加者22名は、中華人民共和国の首都北京から西に1,000㎞の内モンゴル自治区ウーシンキとオトクチでの植林活動を行い、現地の子どもたちや学生との交流を行った。
 第1日目の7日は、ウーシンキ市街から1時間ほど離れたチャジャ砂漠へ移動した後、林昌伸総本部次長が植林活動支援金として30万円の目録を植林事務局責任者スチント氏へ手渡した。チャジャ砂漠での植林は、主にアシチャと呼ばれる高さ30㎝ほどの苗を約1000本植林した。
 第2日目の8日は、ウーシンキから場所を移しオトクチで、主に柳を植林した。この日、集まった人々は約100名。中には、内モンゴルオルドス市第二モンゴル族中学校の学生も含まれていた。
 また、例年になく寒く雨が降る中での植林作業になったが、約500本を植林することができた。
 現場には、近代的な機器は一切なく、大きなスコップがあるのみで、約2mの柳苗木を植えるのに深さ60㎝程の穴を掘って埋めるという原始的な方法であった。
 滞在中は、シュリゲ寺院(ラマ教)参拝や内モンゴルの学生と日本の学生の交流会などを実施した。
 

三岐教区一隅を照らす運動推進大会

三岐教区一隅を照らす運動推進大会

三岐教区本部(森喜良教区本部長)では、平成25年6月9日に岐阜県揖斐郡の東光寺(坂本実仁支部長)を会場に推進大会を開催し、信徒約150名が参加した。
第一部では、教区内寺院住職ら17名出仕のもと法要が厳修された。
法要後、森喜良教区本部長、佐藤文雄宗議会議員、福惠善高総本部長よりそれぞれ祝辞が述べられた。
第二部では、延暦寺一山伊崎寺住職上原行照師による法話と大護摩供が行われた。上原師は自身の千日回峰行に触れ、冗談を交えながら目標を持ち続けることの大切さを説かれた。
大護摩供では、千数百本の護摩木を焚かれ、お加持を参加者に授けた。
最後に同教区より浄財200,000円を福惠総本部長に寄託され閉会となった。

東京教区一隅を照らす運動推進大会

東京教区一隅を照らす運動推進大会

東京教区本部(杜多徳雄教区本部長)では、平成25年6月14日に台東区の浅草公会堂で一隅を照らす運動東京大会を開催した。
第43回の今大会には雨の中にも拘わらず約1000名の参加者が集った。
第一部では、福聚教会東京本部による御詠歌と天台声明音律研究会による声明、天台雅楽会による和楽器演奏、神田秀順上野輪王寺門跡門主お導師のもと四箇法要が厳かに行われ、読経の声が会場いっぱいに鳴り響いた。
続いて、一隅を照らす運動理事長阿純孝、副理事長武覚超、総本部長福惠善高よりそれぞれ祝辞があった。
その後、各支部から推薦された一隅を照らす運動実践者15名が杜多教区本部長より表彰された。
第二部では、聖路加国際病院小児総合医療センター長細谷亮太氏による「いのちの言葉」と題した講演が行われた。
細谷氏は、いのちの大切さを病気と闘う子供のビデオを放映しながら講演された。
細谷氏は「私たちが、生きとし生ける山川草木と一緒に生きているという感覚がとても重要」と話され、日本人特有の感覚を日々感じながら生きて欲しいと語られた。

神奈川教区一隅を照らす運動推進大会

神奈川教区一隅を照らす運動推進大会

神奈川教区本部(溝江光運教区本部長)では、平成25年6月18日に神奈川県横浜市の神奈川県立音楽堂を会場に、一隅を照らす運動神奈川中央大会を開催し、檀信徒ら約1000名が参加した。
第1部では、溝江教区本部長導師のもと法要があり会場全体で唱和した。続いて、溝江教区本部長、福惠善高総本部長が挨拶を述べられた。
その後、露の団姫師による「一隅を照らす落語」があり会場全体が笑いの渦に包まれた。
第2部では、東京大学名誉教授養老孟司氏による「悩むのも才能のうち」と題して講演があり、養老氏は昆虫採集やユダヤ教の慣習などを時折冗談を交えながら話された。
養老氏は「普段の生活で悩んだら時間のスケールを1日を1年、1年を10年と大きくして考えると楽になる」と述べられ参加者にアドバイスをされた。
第3部では、一隅を照らす運動報告として、溝江教区本部長から福惠総本部長に大会会場で集められた浄財が寄託され閉会となった。

兵庫教区一隅を照らす運動推進大会

兵庫教区一隅を照らす運動推進大会

兵庫教区本部(雲井明善教区本部長)では、平成25年6月24日に兵庫県篠山市のユニトピアささやまレイクプラザレイクホールを会場に、一隅を照らす運動推進兵庫大会を開催し、檀信徒ら約300名が参加した。
始めに、一隅を照らす運動実践者2名による実践の発表があり、その後、実践者5名1団体に福惠善高総本部長より総本部長賞の表彰が行われた。
また、浄土真宗本願寺派専福寺住職松島法城師による節談説教「和泉式部の廻心」~仏さまからのはたらき~と題した講演が行われた。節談説教とは、難解な教えを文字の読めない人々に判りやすく説くために、語るがごとく歌うがごとく、聴衆の情念に訴えかける真宗の布教法であり、会場の方々は聞き入っていた。
講演が終わった後、兵庫教区第3部檀信徒会会長竹川弘氏による閉会の辞にて閉会した。

小堀光詮会長ご遷化

小堀光詮会長ご遷化

 一隅を照らす運動会長の小堀光詮大僧正(三千院門跡門主・宗機顧問会会長)が去る、平成25年6月21日午後4時17分に急性呼吸窮迫症候群のため入院加療中であった京都市上京区の府立医科大付属病院でご遷化された。91歳。
 密葬は6月25日に三千院門跡にてしめやかに営まれた。本葬は7月31日午後1時から、三千院門跡にて執り行われる。喪主は長男で延暦寺管理部長の光實師。
 小堀会長は1922(大正11)年に栃木県日光市に生まれ、中学卒業後に比叡山に入り比叡山専修院を卒業。比叡山中学・高校の教諭を経て延暦寺副執行、執行、天台宗の総務室長などを歴任。1988年より三千院門跡の門主を務められていた。
 一隅を照らす運動では1989(平成元)年より副会長に就任され、1997(平成九)年より会長に就任。毎年年末の全国一斉托鉢では、三千院門前にて托鉢寒行を行うなど常に先頭に立って、一隅を照らす運動に取り組んでおられた。また、慈善活動に熱心に取り組まれており、匿名で乳児園に寄付を送り続けるなど、伝教大師のお言葉である『己を忘れて他を利する』の実践にまい進されていた。

一隅を照らす運動理事会

一隅を照らす運動理事会

平成25年6月26日、天台宗務庁(滋賀県大津市坂本)において一隅を照らす運動理事会が開催された。
理事会の冒頭では、平成25年6月21日に御遷化された小堀光詮元会長の回向法要を森川宏映副会長大導師のもと、しめやかに営まれた。
小堀光詮元会長は、平成元年に一隅を照らす運動副会長に就任され、平成9年から本年まで会長を務められた。
また、会議では平成24年度一隅を照らす運動の事業報告、各会計の決算等が審議・承認された。

きらめき33号 平成25年(2013) 夏号

きらめき33号 平成25年(2013) 夏号

「きらめき」第33号(夏号)が発行されました。
「生命」「奉仕」「共生」の3つの柱をコンセプトに年4回発行しております。
詳しくは下記関連リンクより 関連リンク:きらめき