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一隅を照らす運動ニュース

インド 禅定林落慶5周年法要 パンニャメッタ学園新校舎起工式

インド 禅定林落慶5周年法要 パンニャメッタ学園新校舎起工式

インド・禅定林(サンガラトナ・法天・マナケ住職)大本堂落慶5周年法要が、2月8日、ポーニ市ルヤード村の禅定林大本堂で厳修された。
一隅を照らす運動総本部では、サンガ師が運営する「パンニャ・メッタ子供の家」や「パンニャ・メッタ学園」に支援していることから、今回の禅定林大本堂落慶5周年法要に福惠善高一隅を照らす運動総本部長が出席した。法要は、叡南覺範毘沙門堂門跡門主を大導師に、団員約50人が出仕し、インド各地より集まった5万人を超える仏教徒が見守るなか厳修された。
禅定林には、毎年支援をしており、本年も、福惠総本部長が100万円の目録をサンガ住職に手渡した。しかし、この日は思いがけず、サンガ住職から福惠総本部長に支援金が手渡された。この支援金は、「子供の家」の子どもたちが一食を捧げ、その分をお金に換算し、総本部に寄付したもの。子どもたちは「今まではずっと支援を受けてきたが、自分たちも誰かの役に立ちたい」と、自発的に一食を捧げ喜捨した。
 また、ナグプール市内にある「パンニャ・メッタ学園」新校舎起工式を福惠総本部長導師に、パンニャメッタ協会役員の出仕のもと厳修された。
現状では10クラスあるが、生徒の増加により教室が足らない状況であった。そこで、2クラス増やし計12クラスにする増築工事がこれから行われる。

群馬教区で一隅推進大会を開催

群馬教区で一隅推進大会を開催

群馬教区本部(谷晃昭教区本部長)では、 3月5日・6日の両日、渋川市伊香保温泉「ホテル木暮」を会場に、平成23年度「一隅を照らす運動」群馬教区本部推進大会を開催。住職・檀信徒合わせて約550名が参加した。
今大会は毎年行われる年次大会で、開会式では谷教区本部長を導師に東日本大震災慰霊法要が厳修された。
引き続いて講演に移り、福惠善高一隅を照らす運動総本部長、鮎貝宗城陸奥教区観音寺住職、落語家露の団姫氏ら3名が講師として壇上に登った。
第1講では、福惠総本部長が「一隅を照らす運動の報告」と題して、東日本大震災に対する支援や平成24年度一隅を照らす運動事業計画について報告があった。
また、第2講では鮎貝住職が「大震災のもたらしたもの 気仙沼からの報告」と題して、震災発生時から今までの気仙沼の様子を資料に沿って説明され「震災から1年経って求められるものが変わってきた。これからは“希望”“明るい未来”“心の支援”をキーワードに人の優しさに触れ、被災者みんなの心が温かくなってもらいたい。」と自身の思いを語られた。
そして、第3講では露の氏が「一隅を照らす落語」を披露。一隅を照らす運動の趣旨を分かりやすくまとめた語り口に参加者は熱心に耳を傾け、会場は笑顔に包まれた。
なお、当日会場で集められた浄財は地球救援事務局に寄託された。

きらめき28号 平成24年(2012)春号

きらめき28号 平成24年(2012)春号

「きらめき」第28号(春号)が発行されました。
「生命」「奉仕」「共生」の3つの柱をコンセプトに年4回発行しております。
詳しくは下記関連リンクより 関連リンク:きらめき

みんなのとしょかんプロジェクト

みんなのとしょかんプロジェクト

一隅を照らす運動で以前に支援しました「みんなのとしょかんプロジェクト」ですが、去る3月23日に東松島市のグリーンタウン矢本にある「ひまわり集会所」にて火災が発生しました。
幸いに怪我人はなかったものの、図書館はほぼ全滅となってしまいました。
しかし、行政の対応も早く集会所が4月25日頃に再建することが決まりました。それに伴い、「みんなのとしょかん」も、ゴールデンウィークが始まる前に設置の運びとなりました。


そのため現在、みんなのとしょかんでは以下の品を再度募集しています。
・料理、手芸、手作り品の実用書
・小説(ハードカバーだと助かります)
・専門書(ビジネス、家庭菜園など)
・図書カード、商品券など

募集などの詳細は下記にご連絡下さい。

ユニ・スタッフ   栃木県足利市芳町26
          ℡0284-40-3070
          http://niccora.jp/minnanotoshokan/

埼玉教区で一隅大会を開催

埼玉教区で一隅大会を開催

平成24年4月29日、埼玉教区本部(木本清玄教区本部長)では、本庄児玉文化会館セルディを会場に埼玉教区本部第46回一隅を照らす運動推進大会を開催し、各支部から檀信徒ら約650名が集まった。
 第1部では、参加者全員による勤行があり、一隅を照らす運動を長年実践している10名の檀信徒に篤行者表彰があった。
また、第1部終了後、しょうぐうさんが教区仏教青年会会員と共に東日本大震災災害支援募金活動を行い、参加者から温かい浄財が寄せられた。
第2部では、叡山講福聚教会が詠唱と詠舞を行った。その後、埼玉教区仏教青年会より「東日本大震災復興ボランティア」の報告があった。
第3部では、インド禅定林住職サンガラトナ・法天・マナケ師が「比叡山の教えをインドに」と題して講演。幼少期から比叡山で修行した経験談や現在のインドの状況などを述べられ、東日本大震災については「今だからこそ一人一人が手をたずさえていくのが必要だろう」と語られ、参加者は講演に聞き入ってた。
そして大会の最後には、教区本部より慈愛募金として100万円と会場で集められた浄財が教区仏教青年会へ寄託され、万歳三唱の後、閉会となった。

内モンゴル植林ツアーに参加

内モンゴル植林ツアーに参加

 去る5月6日から10日までの日程で、NPO法人「草原の風」主催の「内モンゴル植林ツアー」が行われ、天台宗から福惠善高総本部長をはじめ12名が参加した。今回は昨年までと違い、沙漠緑化の大切さを知ってもらおうと、宗門の比叡山高校と駒込高校に参加を呼び掛け6名の高校生がツアーに参加した。
 全参加者33名は、中華人民共和国の首都北京から西に1,000㎞の内モンゴル自治区オトクチでの植林活動、子どもたちや村人との交流を行った。
 7日には、オトクチ市街から植林地域へ移動、福惠総本部長が植林活動支援金として30万円の目録をオトクチ植林事務局副局長ムーリン氏へ手渡した。
 その後、植林場所に向かい植林を開始、集まった人々は約100名。中には、内モンゴル師範大学青年政治学院日本語科の大学生や地元の高校生も含まれていた。また、例年になく暑い中での植林作業になったが、約1000本を植林することができた。
 現場には、近代的な機器は一切なく、大きなスコップがあるのみで、約2mの柳苗木を植えるのに深さ60㎝程の穴を掘って埋めるという原始的な方法であった。
 滞在中は、シュリゲ寺院(ラマ教)参拝や内モンゴルの学生と日本の学生の交流会などを実施した。
 

三岐教区一隅大会を開催

三岐教区一隅大会を開催

三岐教区本部(森喜良教区本部長)では、平成24年5月21日に岐阜県揖斐郡の池野善光寺(大橋豪念師)を会場に推進大会を開催し、信徒約60名が参加した。
第一部で教区内寺院住職ら11名出仕のもと法要が厳修された。
法要後、森教区本部長、福惠善高総本部長が祝辞を述べられた。
第二部では池田智鏡師(九州西教区普光寺住職)による法話と二弦琵琶演奏が行われた。池田師は「心に残る言葉を後世に伝えていく。その役目をさせていただく。
その心が伝教大師の一隅を照らすということです」と述べられた。
 最後に、池田師による「仏御前」「耳なし芳一」 の琵琶弾き語りがあり、参加者は熱心に聞き入っていた。
 最後に同教区より浄財200,000円を池野善光寺より13,138円が福惠総本部長に寄託され閉会となった。

神奈川教区で一隅大会を開催

神奈川教区で一隅大会を開催

 神奈川教区本部(溝江光運教区本部長)では、平成24年5月31日に神奈川県川崎市のエポックなかはらを会場に、一隅を照らす運動神奈川大会を開催し、檀信徒ら約500名が参加した。
 第1部では、大導師溝江光運師、副導師榎本昇道師、副導師小堀光雄師のもと、東日本大震災物故者追善並びに復興祈願法要があり、被災3教区の酒井貫全教区本部長(茨城教区)、矢島義謙教区本部長(福島教区)、千葉亮賢教区本部長(陸奥教区)も参列し壇上にて献花をされ、大会参加者も一緒に念仏を唱えた。
続いて陸奥教区観音寺支部長の鮎貝宗城師が一隅を照らす運動の法話をされ「我々は安全という言葉に慣れすぎている。日々危険と隣り合わせという事を見直すべきである」と地震発生当時からの体験談を話された。その後、福惠善高総本部長が祝辞を述べられた。
 第2部では、中尊寺圓乗院支部長の佐々木邦世師が、世界遺産登録された平泉について「仏国土(浄土)の土を語る」と題して講演された。佐々木師は、平泉 - 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群について分かり易く話され、参加者は熱心に聞き入っていた。
 第3部では、一隅を照らす運動報告として、神奈川教区本部長から福惠総本部長に大会会場で集められた浄財と神奈川教区檀信徒会から10万円が寄託され閉会となった。

浅草公会堂で東京大会を開催

浅草公会堂で東京大会を開催

 平成24年6月9日、東京教区本部(杜多徳雄教区本部長)では、一隅を照らす運動推進東京大会を台東区の浅草公会堂で開催した。
 第42回の今大会には雨の中にも拘わらず約900名の参加者が集った。
 第一部では、福聚教会東京本部による御詠歌と天台声明音律研究会による声明、天台雅楽会による和楽器演奏、神田秀順上野輪王寺門跡門主お導師のもと四箇法要が厳かに行われ、読経の声が会場いっぱいに鳴り響いた。
 続いて、一隅を照らす運動理事長阿純孝、副理事長武覚超、総本部長福惠善高よりそれぞれ祝辞があった。その後、各支部から推薦された一隅を照らす運動実践者15名が杜多教区本部長から表彰された。
 第二部では、花園大学文学部国際禅学科教授の佐々木閑氏による「日々是修行-現代人のための仏教」と題した講演が行われた。
 佐々木氏は、お釈迦様の誕生を説明され、当時と現代を比較しながら講演された。講演中に参加者全員で瞑想(集中)する一面があり、参加者と共に一体感のある講演をされていた。

舞子ビラ神戸で兵庫大会を開催

舞子ビラ神戸で兵庫大会を開催

平成24年6月18日、兵庫教区本部(雲井明善教区本部長)では、一隅を照らす運動推進兵庫大会を神戸市のシーサイドホテル舞子ビラ神戸で開催した。今大会は、第43回檀信徒総会も一緒に行われ、約350名の参加者が集った。
 第一部では、雲井明善教区本部長導師のもと法楽がなされ、続いて一隅を照らす運動総本部長福惠善高より祝辞があった。
その後、各支部から推薦された一隅を照らす運動実践者が総本部長より表彰された。
 第二部では、教区仏青による「金剛界曼荼羅供法要」が厳修された。所々、曲目の解説がなされる場面があり、参加者も声明の音色に聞き入っていた。最後に、「法楽とは、法を楽しむという事です」と説明され、参加者全員で般若心経を唱え閉会となった。