たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

会報「きらめき」

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きらめき 第24号 2011/03/04発行

きらめき 第24号

1面 きらめき 題字は第256世天台座主・半田孝淳猊下

落語家・露の団姫さん(坂本、滋賀院門跡にて)

2面 年中行事さんぽ① 夏の祓いと暮れの祓い

 神社の神拝詞に「祓え給い、清め給え」とあるように、自己の心身はもとより広くは国土に及んで罪・穢れを祓い、清浄になることで、災厄・病魔等は遠ざけられ、国家の安泰も成就するというのが我が国の宗教観の一つです。

3面 一隅を照らす行い ④ 【同事】

 同事とは、相手と同じ立場、同じ目線に立って、物事を考えることです。
人は、知らず知らずのうちに「私の立場」を優先しがちです。そういう人達が集まって「自分の立場」を譲らずに、自己の優位性を主張しあえば、何もまとまりません。 

4面 一隅を照らす運動 支部活動紹介 [福島教区本部龍興寺支部]

すべては私たち自身の修行
 各教区の一隅を照らす運動支部では、独自の活動を展開している。多くは、檀家、信徒、役員の方々に呼びかけて「少しでも人々のためになるように」と運動を継続している。その内容は千差万別である。今回は福島教区本部・龍興寺支部を紹介する。

5面 家内安全を願い、マイナス6度の町を礼拝行道する。

 福島県の会津美里町では、朝5時の気温はマイナス6℃だった。1月12日のことである。夜はまだ明けず、あたりは真っ暗である。福島教区本部龍興寺支部(筧光海支部長)から、ひとりの僧侶が姿を見せ、その暗い道を歩き始めた。頭には網代笠、錫杖を手にした筧憲海副住職である。

6面 縁日巡遊 曲水の宴 岩手県西磐井郡平泉町 毛越寺 丄 読者の広場 投稿【浄瑠璃世界、歓喜院】 岩手県北上市 佐藤奈美子

 曲水の宴は奈良、平安時代に宮中や貴族の間で盛んに行われていた歌遊びです。遣水(やりみず)といわれる曲がりくねった水路に盃を浮かべ、盃が自分の前を通り過ぎる前に歌を詠みます。「きょくすいのえん」「きょくすいのうたげ」ともいわれますが毛越寺では古い文献に従い「ごくすいのえん」と読んでいます。

7面 写経会・坐禅止観道場[北関東越・東北編]

内モンゴル植林ツアー参加者募集
 一隅を照らす運動総本部「地球救援事務局」では、地球温暖化対策の一環として、
中国・内モンゴル植林ツアーを長野県飯田市にあるNPO法人「草原の風」のご協力をいただき、実施致します。
 性別・技術・語学などは問いません。沙漠緑化作業を直に体験していただくと共に、現地の子どもたちと心の交流をはかる機会として、多くの方々にご参加いただきますようお願い申し上げます。なお、今回のツアーには、一隅を照らす運動総本部から職員が参加、同行致します。

8面 私も一隅を照らします① 【まるこの川柳小噺】 落語家 露の団姫 

 お客さんから「今からどこに行くんですか?」と聞かれ、「今日は川柳会ですねん」と答えると、「え?それ、ヤ○ザの集会ですか?」と言われました。川柳会ならぬ千龍会(?)、確かにありそうで思わず笑ってしまいました。

きらめき 第23号 2011/01/01発行

きらめき 第23号

1面 きらめき 題字は第256世天台座主・半田孝淳猊下

まんまるのまんなか 【布施】 仏教の基本に「布施」があります。布施とは、人に施し与えることです。金品を与えることに限らず、教えを説き示すこと、恐れ・不安を除くこと、また広く社会福祉的活動まで含まれます。

2面 遠い光 近い光 【家族や地域社会から】

 「人を殺したかった」「殺すのは、誰でもよかった」という動機のない殺人が頻発しています。これまで「殺すのは誰でもよかった」という理不尽な殺人は日本にはありませんでした。とても不気味です。

3面 一隅を照らす行い ③ 【利行】

 利行とは、 自分のことは勘定に入れず、他の幸福のために尽くす行為のことです。
 人間は、自分の利益になることを、まず第一番に考えるものです。
 私たちはよく「受験に受かりますように」とか「宝くじに当たりますように」という願い事をします。これは「私のための願い」です。

4面 一隅を照らす人々 奉仕 群馬教区本部正法院支部の藤井祐順支部長と檀信徒会、老人会の皆さん

45年間続く 1年に24回の清掃奉仕 
皆が嫌がること、面倒がる仕事を進んで行うことが一隅を照らす運動 
高齢者のパワーによって 心落ち着くお寺の空間が広がる。 それが、参加者の絆を深める。

5面 合羽を着ても清掃奉仕

 「憂鬱な月曜日」という言葉がある。勤め人にとっては、一週間の始まりは心が重いという意味だ。まして、雨の月曜日ともなれば、いっそうテンションは下がる。
 ところが、である。大雨の月曜日、それも朝の八時というのに、群馬教区本部正法院支部(藤井祐順支部長)では、老人会のメンバー約50人が、はつらつとして本堂の清掃に励んでいる。

6面 一隅を照らす運動 キャラクター名決定 わたしたちの名前が決まりました。 丄 縁日巡遊 鬼追い 兵庫県姫路市 随願寺

 一隅を照らす運動総本部(福惠善高総本部長)は運動のシンボルとなる3つのキャラクター名(A、B、C)をこの度決定しました。9月1日から10月31日までの期間中252件のご応募いただきました。沢山のご応募誠にありがとうございました。
 なお、入賞者には、直接記念品をお送りさせていただきました。
 キャラクターA「しょうぐうさん」・・入賞者 なし キャラクターB「あかりちゃん」・・入賞者 13名 キャラクターC「てらスン」・・入賞者 原本智嗣さん(滋賀県大津市)

7面 読者の広場 投稿【お葬式は必要です】 神奈川県横浜市 佐藤純一 丄 写経会・坐禅止観道場[甲信越・南関東編]

最近「お葬式は要らない」という話をよく聞きます。
 自然葬や、散骨、家族葬など、仏教や他の宗教によらない葬儀をする人が増えているともいいます。
 人間は、親族や愛する人の死に際して、葬式を行わずにはいられないと私は思います。

8面 一隅を照らすこころ⑪ 【清衡公の仏都建設に学ぶ】 一隅を照らす運動顧問 中尊寺貫首 山田俊和 

 平成23年6月バーレーンで開催されるユネスコ世界遺産会議に登録を目指す陸奥国平泉の文化遺産は、奥州藤原氏の法華一乗の精神「一隅を照らす」心によって築かれたと言えます。
 前九年・後三年合戦を勝ち残り、奥州を治めることになった藤原清衡公は、過酷な戦争体験からどのようにしたら平和な奥州を築くことが出来るか考えました。後三年合戦後18年間に渡って清衡公は比叡山の高僧自在坊蓮光等から、伝教大師の教え即ち天台の法華一乗の教えを学び「抜苦与楽普皆平等」の境地に至り、武器を捨て戦争を放棄し、仏の教えによって仏都平泉を建設し100年間に及ぶ奥州浄仏国土を築いたのです。

きらめき 第22号 2010/09/04発行

きらめき 第22号

1面 きらめき 題字は第256世天台座主・半田孝淳猊下

まんまるのまんなか 【捨てる】 初代一隅を照らす運動会長であった今東光(こんとうこう)大僧正は、若い人々を前によく河内弁で「あんたら、アカンなぁ。覚えるのに四苦八苦しよる。オレくらいになりますとなぁ、忘れることに苦労してまんのや」と説かれていました。

2面 遠い光 近い光 【陰徳】

「日常生活で、一隅を照らすためにはどうすればよいのでしょうか?」という問い合わせをよく頂きます。
 基本は、伝教大師の示された「己を忘れて他を利する」ご精神を実行することですが、もうひとつ、お釈迦様は「悪をなさず、善いことを行いなさい」と教えられています。

3面 一隅を照らす行い ② 【愛語】

「愛語」とは、相手をやさしく思いやる言葉のことです。心の底から、その人のためを思う言葉のことです。 
 誰しも、かけられた言葉によって、今までの苦しみや苦労が吹き飛んでしまったことがあるでしょう。このような言葉が「愛語」です。

4面 一隅を照らす人々 奉仕 埼玉教区本部・高蔵寺支部(吉田亮照支部長)

寺子屋の精神を現代に生かす 子どもが大好きの和尚さん。
卒業生たちが後輩の面倒をみる。 勉強や、掃除や、遊びに、花火大会。 夏の思い出が、一隅を照らす気持ちへと。
地域興しのために凧を作るボランティア 「竹とんぼの会」の人々が、子ども達のために 夏の夜を盛り上げる

5面 夏休みにお寺に通う

 埼玉教区本部の高蔵寺支部(吉田亮照支部長)が毎年開いている「夏の寺子屋」が、今年十九回を迎えた。
 この寺子屋、地域の子ども達が毎年お寺に通って、勉強や坐禅、遊びや掃除といった日課を学年を超えて楽しんでいる。

6面 読者の広場 投稿【自然を楽しむ】 群馬県富岡市 今村周道 丄 写経会・坐禅止観道場[西日本・中部編]

 わが家の石庭には、四季を通じていろいろな野鳥がやって来ます。
 スズメ、ヒヨドリなどは常駐していますが、秋から冬には、モズ、キツツキ、ツグミ、ムクドリ、春には、ウグイス、メジロ、キジバト、セグロセキレイなどの野鳥が訪ねきてくれます。

7面 一隅を照らす運動 キャラクター名募集 採用された人に記念品と賞状

★ 応募期間 ★ 平成22年9月1日~10月31日 ※当日消印有効
★ 応募資格 ★ 特に制限はありません。どなたでも応募できます。 ★ 応募方法 ★ 官製ハガキかFAX・Eメールで

8面 一隅を照らすこころ⑩ 【夢を語る】 一隅を照らす運動顧問 神奈川教区・圓満寺住職 西郊良光

 今年一月、私は学校建設団の一員として、ラオス南部のパクセー郊外の小学校におりました。私は三十年前から仏教NGOの一員としてタイ・ラオス・カンボジアの識字率向上、環境衛生の改善、貧困の解消に向けて、出来る範囲での活動をして参りました。

きらめき 第21号 2010/07/04発行

きらめき 第21号

1面 きらめき 題字は第256世天台座主・半田孝淳猊下

まんまるのまんなか 【喜び】 毎日のように子どもへの虐待が報道されています。
 その理由は「うるさかった」「邪魔だった」「内縁の夫・妻が嫌った」という身勝手なもので、言葉がありません。かつて自分の子どもは、目の中に入れても痛くないといわれたものです。

2面 遠い光 近い光 【ひょうたん坊主】

 鹿児島県に「ひょうたん坊主」と呼ばれている和尚さんがいます。
 お寺の山の一部を地元高齢者の人に提供し、ひょうたんの栽培と加工をまかせているからです。

3面 一隅を照らす行い ① 【布施】

 《無罪の七施》 もともと「布施」とは、サンスクリット語で「与える」という意味です。
 与えるのは金品に限りません。仏様の教えを説き示してあげること、恐れや不安におののく人から、それらをとり除いてあげることも立派な布施です。

4面 一隅を照らす人々 奉仕 岡山教区本部浄土寺支部(片岡憲秀支部長)

31回目を数える 慰霊法要と一隅大会
 「ご先祖様のためによい子孫をめざし、子孫のためによい先祖になろう」。 それが一隅の実践につながる。

5面 ご先祖様に、日々感謝

 岡山教区浄土寺支部(片岡憲秀支部長)では、今春、春季慰霊法要に併せて一隅大会を開催した。今回で31回目を数える。毎年欠かさず一隅大会を開催している支部は全国でも少ない。もともとは、観道前住職が戦後すぐに始めた春季慰霊法要が母体だ。

6面 ~みんなで考えよう地球の未来~ [ARMS DOWN!]

縁日巡遊-【蛇より祭】 東京都稲城市 妙見寺 丄 読者の広場 投稿【心がきらめく】 千葉県松戸市 富田 富士也

7面 実践レポート 【地涌の会】 丄 写経会・坐禅止観道場[関西編]

【第15回ラオス交流親善視察団】・平成22年11月2日(火)~6日(土)5日間(ご旅行代金198,000円) 〆切9月30日

8面 一隅を照らすこころ⑨ 【言葉に対し敏感に】 一隅を照らす運動顧問 東京教区円珠院住職 杉谷義純

 最近言葉が軽くなったといわれる。政治家が約束事を次々と反古にするのは、もう馴れっこになっていても、やたらと「させていただきます」を連発しているのを聞くのは耳障りだ。政治家は謙虚でなければならないというのは、国民の声に謙虚に耳を傾けよ、ということである。上辺だけへりくだった言葉を使っても、誠実さが感じられず心に響かない。それが一国の宰相となるとなおさらだ。

きらめき 第20号 2010/03/04発行

きらめき 第20号

1面 きらめき 題字は第256世天台座主・半田孝淳猊下

まんまるのまんなか 【怖畏(ふい)】 不安のことを仏教で怖畏といいます。 怖畏には5つあります。生活の不安(不活畏)、名誉を失う不安(悪名畏)、死の不安(死畏)、死後地獄に堕ちる不安(悪道畏)、人々の前に出る不安(大衆威徳畏)です。

2面 遠い光 近い光 【人生の達人だった小学生】

 大型家電店で、デジカメを探していた時のことです。 混雑するフロアに、若いお母さんと、小学校低学年ぐらいの親子がいました。その少年が、私の方に寄ってきて「おじさん、この黒いカメラと赤いカメラでは、どう違うの?」と聞きました。

3面 お釈迦さまのあしあと ⑧最終回 【中国から日本へ伝わる仏教】

 ガンダーラから、西域に伝わった仏教は、紀元前に中国に伝わりました。 401年に、インド人を父に持つ西域出身の鳩摩羅什が仏典漢訳を開始しています。 中国北部では、魏の国が仏教を奨励し、雲崗や龍門に石窟寺院が建立されてるようになりました。この仏教文化は他国へも伝播してゆきます。

4面 一隅を照らす人々 奉仕 栃木教区本部・薬師寺支部(本橋孝道支部長)

28年間続く 元三大師の読経会
 生かされている喜び、人のためになれる喜び、仲間と一致協力できる喜びに、命が輝く。
 高齢者パワーとバイタリティに圧倒されっぱなし。人に必要とされることの幸せが、参加者全員にあふれて、はじけている。一隅を照らす喜びとは、人のために尽くす喜びなのだ。

5面 ペンペン草の寺を復興

 栃木教区本部・薬師寺支部(本橋孝道支部長)は、地元で寺岡山・元三大師として知られる。
 薬師寺では、毎月最終日曜日に「般若心経読経会」を行っている。本橋支部長が28年前に組織したものだ。会員約45名が、早朝に境内や、近くの河川敷などの清掃を自発的に行い、そのあと支部長の導師により般若心経と観音経を読誦する会である。

6面 ~みんなで考えよう地球の未来~ [漂流ゴミ]

縁日巡遊-【六郷満山峯入(ろくごうまんざんみねいりぎょう)】大分県国東市 六郷満山会 丄 読者の広場 投稿【一隅を照らす運動に参加して】 栃木県真岡市 大塚要子

7面 実践レポート 【叡山学院】 丄 写経会・坐禅止観道場[北関東(群馬・茨城・栃木)・東北(福島・陸奥・山形)編]

一隅を照らす運動地球救援活動【内モンゴル植林ツアー(中国・内モンゴル自治区オルドス市オトクチ)】・平成22年5月5日(水)~12日(水)8日間(ご旅行代金185,000円、五台山など観光) ・平成22年5月5日(水)~9日(日)5日間(ご旅行代金158,000円) 〆切3月30日

8面 一隅を照らすこころ⑧ 電線地中化 一隅を照らす運動顧問 青蓮院門跡門主 東伏見慈晃

 青蓮院の境内には、京都市の登録天然記念物に指定されている大楠の巨木が5本ある。その楠が植わっている石垣の中程に、関西電力の電柱が2本立っている。これは寺の中に電気を引き込むためのもので、やむなくあるのだが、現在は昔の木製の電柱である。最近、関西電力の担当の方が来られて、この電柱が大分老朽化してきたので、今のコンクリート製のものに取り替えたいとの申し出であった。

きらめき 第19号 2010/01/01発行

きらめき 第19号

1面 きらめき 題字は第256世天台座主・半田孝淳猊下

まんまるのまんなか かんじんなことは

2面 遠い光 近い光 神が降りる時

ある仏師が「私たちは、仏様を彫るのではない。仏様はあらかじめ木の中におられて、私たちは、世の中にでられるお手伝いをするだけだ」と語っていました。

3面 お釈迦さまのあしあと ⑦ カニシカ王時代に初めて仏像が誕生

アショカ王のマウリヤ朝は、紀元前百八十年頃に滅亡しました。
 西北インドは、しばらくギリシャ人やバルチア人などの群雄割拠が続きますが、紀元前二世紀頃には、ギリシャ人のメナンドロス王が仏教に帰依しました。

4面 一隅を照らす人々 奉仕

近畿教区本部・松尾寺支部の高岡保博支部長と勝手連の皆さん

5面 一隅を照らす人々 奉仕

檀家はなくとも寺は賑わう。
ラジオ体操から寺の清掃 定年退職から朝の鐘撞き 正月の門松も「まかせとき」

6面 ~みんなで考えよう地球の未来~ [パンニャ・メッタ子どもの家]

縁日巡遊-ざる市 群馬県吉岡町 長松寺
実践レポート 滋賀・引接寺支部

7面 読者の広場 投稿  一隅を照らす木 埼玉県さいたま市 宮崎恵子

写経会・坐禅止観道場[甲信越・南関東編] 一隅を照らす運動スタディーツアー募集

8面 一隅を照らすこころ⑦ そこなわない 一隅を照らす運動顧問 曼殊院門跡門主 藤光賢

お釈迦様が説かれた教典の中に「法句経」があります。
 パーリ語で「ダンマパタ」といい、真理の言葉という意味です。経典には難しいものが多いのですが法句経は、非常にわかりやすい教えです。

きらめき 第18号 2009/09/04発行

きらめき 第18号

1面 きらめき 題字は第256世天台座主・半田孝淳猊下

まんまるのまんなか 外見

2面 遠い光 近い光 自らは計らわず

官公庁でも会社でも、自分に利益誘導するために自己宣伝する人が多いものです。コネを使い、地位を利用し、より上のポスト、より多い利益を求めて右往左往する姿は、醜悪なものですが、社会の縮図といっていいかもしれません。

3面 お釈迦さまのあしあと ⑥ 仏教を保護したアショカ王

仏教が、インドを越えてアジア全域に弘まるのは、紀元前3世紀に即位したマガダ国マウリヤ朝、第3代のアショカ王(阿育王)の時代です。

4面 一隅を照らす人々 奉仕

山陰教区本部・圓通寺支部の釋泰澄支部長と年2回の清掃奉仕を行う檀家の皆さん

5面 一隅を照らす人々 奉仕

80歳の支部長も 率先垂範の清掃
暑くても、雨が降っても ご先祖が眠るおらが寺 親の姿を見て子どもは育つ

6面 ~みんなで考えよう地球の未来~ [ラオス学校建設支援]

縁日巡遊-今様歌合わせ 京都市東山区 法住寺

7面 読者の広場 投稿  私の祈り 茨城県大洗町 大貫 清子

写経会・坐禅止観道場[西日本・中部編] 比叡山植樹里親募集

8面 一隅を照らすこころ⑥ だれにでもできること 一隅を照らす運動顧問 上野輪王寺門跡門主・寛永寺住職 神田秀順

去る6月6日、東京教区本部一隅を照らす運動推進大会が千代田区の九段会館で開催されました。今回は一隅を照らす運動40周年を記念する大会ということで、いままで一隅を照らす運動に貢献してくださった檀信徒の方々の表彰式がとりおこなわれ、東京教区内の寺院より推薦された、30名の功労者が表彰を受けられました。

きらめき 第17号 2009/07/04発行

きらめき 第17号

1面 きらめき 題字は第256世天台座主・半田孝淳猊下

まんまるのまんなか 融通

2面 遠い光 近い光 石中に火あり

「石に火あり。打たずんば出でず」という言葉が、山本周五郎の短編『雨あがる』の中にあります。

3面 お釈迦さまのあしあと ⑤ 入滅後に教典をまとめる

お釈迦様は、教えを説かれるときに、相手の能力や性格によって喩え話を変えたり、別の角度から説明されたりしました。これを対機説法といいます。

4面 一隅を照らす人々 奉仕

兵庫教区本部・蓮華寺支部の速水亘雄支部長とボランティア・クリーンの皆さん

5面 一隅を照らす人々 奉仕

自分たちの地域は 自分たちの手で ゴミのポイ捨て絶対反対。「きれいになれば、気持ちいい」をスローガンに二十数年にわたってボランティア活動を行う。寺院と地域は一体となっている。

6面 ~みんなで考えよう地球の未来~ [ニューライフプロジェクト]

縁日巡遊-牛頭天王大祭 埼玉県飯能市 八王寺

7面 読者の広場 投稿  講演「一隅を照らす」を聴いて 鳥取県鳥取市 棚田 大

写経会・坐禅止観道場[関西編] 比叡山植樹里親募集

8面 一隅を照らすこころ⑤ あるべきよう 一隅を照らす運動顧問 毘沙門堂門跡門主 叡南覚範

家庭に於ける躾の基本となるのは挨拶ではないであろうか。朝起きたら「おはようございます」。外で目上の人に出会ったら「こんにちは」といって頭を下げる。これが出来るようになれば、次のいろいろな躾に対応できる素地が自然に備わってくる。

きらめき 第16号 2009/03/04発行

きらめき 第16号

1面 きらめき 題字は第256世天台座主・半田孝淳猊下

まんまるのまんなか 道は人によって

2面 遠い光 近い光 危機を救う世界基準

かつて「使い捨て」「消費は美徳」という言葉が流行しました。

3面 お釈迦さまのあしあと ④ 自燈明、法燈明。

お釈迦様から法を聞いた5人の修行者は、即座に帰依し、5人の弟子が誕生しました。正確には比丘(ビクシュ)といいます。

4面 一隅を照らす人々 奉仕

九州西教区本部・普光寺支部の池田智鏡支部長とボランティアの皆さん

5面 一隅を照らす人々 奉仕

果たせなかった親孝行のつもりです。 人はいつか亡くなるけど、その時に「ありがとう。よかった。人生万歳!」と言えるよう、精一杯生きてゆきたい。私たちは、そのお手伝いをしたい。

6面 ~みんなで考えよう地球の未来~ [一隅を照らす木]

縁日巡遊-お蚕祭 岐阜市 大日山美江寺

7面 読者の広場 投稿  「輝く葉」 東京都世田谷区 藤原勝廣

写経会・坐禅止観道場[北関東(群馬・茨城・栃木)・東北(福島・陸奥・山形)編]

8面 一隅を照らすこころ④ 怨みに報ゆるに徳を以てせよ 一隅を照らす運動顧問 滋賀院門跡門主 井深観譲

法華経の「堤婆達多品」には、人が幸せになることを妨げる原因として「欺・怠・瞋・恨・怨」の5つがしめされています。

きらめき 第15号 2009/01/01発行

きらめき 第15号

1面 きらめき 題字は第256世天台座主・半田孝淳猊下

まんまるのまんなか 天上大風

2面 遠い光 近い光 「お雑煮」を味わう 

今から12000年前の縄文時代には、人口のピークは約26万人、またその後の弥生時代の人口は59万人といわれています。

3面 お釈迦さまのあしあと ③ 目覚めと救済

お釈迦様が修行されていたとき、成道を妨害するために、様々な悪魔(煩悩)が襲いかかりました。しかし、お釈迦様は、それらをすべて退けられ、ついに覚りをひらかれました。紀元前428年、お釈迦様が35歳の時であったと伝えられています。カピラ城から出家して6年目のことでした。

4面 一隅を照らす人々 奉仕

奉仕じゃない。お参りです。 食材も交通費も自分持ち、比叡山で修行する高僧方のために精進料理をつくるのは、何よりの喜びです。

5面 一隅を照らす人々 奉仕

御修法(みしゅほう) 比叡山延暦寺根本中堂に於いて、天皇の御衣を加持し、玉体安穏・天下泰平・除災招福などを祈る鎮護国家の法会。

6面 ~みんなで考えよう地球の未来~ [偽善エコロジー]

縁日巡遊-頭田(当田) 鳥取県琴浦町 轉法輪寺

7面 読者の広場 投稿  心のつどいin比叡山に参加して 滋賀県東近江市 山本享志

写経会・坐禅止観道場[甲信越(信越・神奈川)南関東編(東京・北総・南総・埼玉)編]

8面 一隅を照らすこころ③ こころ暖まること 一隅を照らす運動顧問 妙法院門跡門主 菅原信海

20年近い昔に遡るできごとである。その頃、私は日光輪王寺の一山住職であり、しかも大学で教鞭もとっていた。その頃の思い出である。