一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities


会報「きらめき」

会報「きらめき」

きらめき 第24号 2011/03/04発行

きらめき 第24号

1面 きらめき 題字は第256世天台座主・半田孝淳猊下

落語家・露の団姫さん(坂本、滋賀院門跡にて)

2面 年中行事さんぽ① 夏の祓いと暮れの祓い

 神社の神拝詞に「祓え給い、清め給え」とあるように、自己の心身はもとより広くは国土に及んで罪・穢れを祓い、清浄になることで、災厄・病魔等は遠ざけられ、国家の安泰も成就するというのが我が国の宗教観の一つです。

3面 一隅を照らす行い ④ 【同事】

 同事とは、相手と同じ立場、同じ目線に立って、物事を考えることです。
人は、知らず知らずのうちに「私の立場」を優先しがちです。そういう人達が集まって「自分の立場」を譲らずに、自己の優位性を主張しあえば、何もまとまりません。 

4面 一隅を照らす運動 支部活動紹介 [福島教区本部龍興寺支部]

すべては私たち自身の修行
 各教区の一隅を照らす運動支部では、独自の活動を展開している。多くは、檀家、信徒、役員の方々に呼びかけて「少しでも人々のためになるように」と運動を継続している。その内容は千差万別である。今回は福島教区本部・龍興寺支部を紹介する。

5面 家内安全を願い、マイナス6度の町を礼拝行道する。

 福島県の会津美里町では、朝5時の気温はマイナス6℃だった。1月12日のことである。夜はまだ明けず、あたりは真っ暗である。福島教区本部龍興寺支部(筧光海支部長)から、ひとりの僧侶が姿を見せ、その暗い道を歩き始めた。頭には網代笠、錫杖を手にした筧憲海副住職である。

6面 縁日巡遊 曲水の宴 岩手県西磐井郡平泉町 毛越寺 丄 読者の広場 投稿【浄瑠璃世界、歓喜院】 岩手県北上市 佐藤奈美子

 曲水の宴は奈良、平安時代に宮中や貴族の間で盛んに行われていた歌遊びです。遣水(やりみず)といわれる曲がりくねった水路に盃を浮かべ、盃が自分の前を通り過ぎる前に歌を詠みます。「きょくすいのえん」「きょくすいのうたげ」ともいわれますが毛越寺では古い文献に従い「ごくすいのえん」と読んでいます。

7面 写経会・坐禅止観道場[北関東越・東北編]

内モンゴル植林ツアー参加者募集
 一隅を照らす運動総本部「地球救援事務局」では、地球温暖化対策の一環として、
中国・内モンゴル植林ツアーを長野県飯田市にあるNPO法人「草原の風」のご協力をいただき、実施致します。
 性別・技術・語学などは問いません。沙漠緑化作業を直に体験していただくと共に、現地の子どもたちと心の交流をはかる機会として、多くの方々にご参加いただきますようお願い申し上げます。なお、今回のツアーには、一隅を照らす運動総本部から職員が参加、同行致します。

8面 私も一隅を照らします① 【まるこの川柳小噺】 落語家 露の団姫 

 お客さんから「今からどこに行くんですか?」と聞かれ、「今日は川柳会ですねん」と答えると、「え?それ、ヤ○ザの集会ですか?」と言われました。川柳会ならぬ千龍会(?)、確かにありそうで思わず笑ってしまいました。

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