一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities


一隅を照らす運動ニュース

一隅を照らす運動ニュース

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「一隅を照らす木」を比叡山に植樹

「一隅を照らす木」を比叡山に植樹
 一隅を照らす運動総本部では、11月28日比叡山延暦寺境内に、11月29日奥比叡ドライブウエイ沿線に、12月6日比叡山ドライブウエイ沿線に合計17本を植樹した。
 この植樹は、「一隅を照らす木植樹里親」募集によるもので、本運動が掲げる3つの柱の1つ、「共生」の実践活動として、また地球温暖化防止活動の一環として行っており、今回で第4回目を迎える。それぞれの木には「地球温暖化防止 一隅を照らす木」というメッセージと、植樹に賛同した個人の名前を刻んだプレートが取り付けられた。
 「地球温暖化防止」には、ごくささやかな取り組みではあるが、木々が大きく枝を広げるように、やがて全国にこの取り組みが育っていくことを願っている。
 植樹里親は次のとおり、埼玉県 宮崎英憲・宮崎恵子・宮崎敬寛・宮崎敦寛・宮崎雅大・後藤信夫・羽石キヨミ・羽石正幸、東京都 高橋潔・高橋洋子、鹿児島県 川崎勝子・上塩富子、山形県 山中美智子(2口)、宮城県 福村勉、島根県 松本智美、和歌山県 岩本和代(順不同敬称略)。

関連リンク:「一隅を照らす木」募集要項

NHKに一斉托鉢の浄財を寄託

NHKに一斉托鉢の浄財を寄託
 平成20年12月10日、一隅を照らす運動総本部では、NHK「歳末たすけあい」・「海外たすけあい」への義援金寄託式を行った。
 当日は、NHK大津放送局から三原渡局長、吉田利嗣副局長が来庁し、濱中光礼一隅を照らす運動理事長と武覚超副理事長がそれぞれ義援金を手渡した。
 歳末たすけあいには、12月1日、比叡山麓坂本で行われた「天台宗全国一斉托鉢」の浄財386,447円が、海外たすけあいには、地球救援事務局から100万円が寄託された。
 また、義援金寄託式には、比叡山幼稚園から武園長と園児、保護者も出席し、11月9日に比叡山幼稚園で行われたチャリティーバザーの収益金が園児たちから三原局長に手渡された。

第23回天台宗全国一斉托鉢始まる

第23回天台宗全国一斉托鉢始まる
 平成20年12月1日、恒例の天台宗全国一斉托鉢が比叡山麓の大津市坂本一帯で行われた。23回目を迎えた今回の一斉托鉢は、延暦寺一山寺院住職や職員、天台宗務庁の役職員約70人が参加した。午前9時、法螺の音を合図に生源寺を出発した一行は、半田孝淳天台座主猊下を先頭に「造り道」を行脚。その後、一行は5班に分かれて各家々を廻り、総額386,447円の浄財が寄せられた。この浄財は、NHK歳末たすけあい募金に全額寄託される。
 また、天台宗務庁の役職員と、延暦寺一山・滋賀教区本部湖西部の寺庭婦人会の協力を得て、JR比叡山坂本駅と堅田駅、京阪坂本駅で街頭募金を実施し、合わせて75,342円が寄せられ、地球救援事務局に寄託した。

「一隅を照らす運動」教区本部看板が完成披露

「一隅を照らす運動」教区本部看板が完成披露
 平成20年11月11日、天台宗務庁(滋賀県大津市)において、一隅を照らす運動教区本部長会議が開催され、各教区本部長30名が出席。同会議の席上で、各教区本部の看板(ケヤキ。高さ4尺、幅7寸、厚さ1寸。)が、この度完成し披露された。
 この看板は、各教区本部に共通したものを掲げ、さらに一隅を照らす運動を推進する事を目的として、総本部で昨年から企画。一隅を照らす運動の総裁である半田孝淳天台座主猊下に揮毫を頂き今般完成した。
 また、同月25日に滋賀教区本部では、長山教区本部長導師のもと、霜月会法要がおこなわれ、法要の後、教区宗務所に看板が設置された。(写真)

聖エジディオ共同体に活動支援金を贈呈

聖エジディオ共同体に活動支援金を贈呈
 一隅を照らす運動総本部では、世界の子どもたちの福祉と教育向上を願って、毎年、イタリアの聖エジディオ共同体を支援しており、ヨーロッパで開催される「世界宗教者平和の祈りの集い」で、代表者が支援金を贈呈している。
 本年も平成20年11月17、18日の両日、聖エジディオ共同体が主催する「第22回世界宗教者平和の祈りの集い」がキプロスのニコシアで開催された。
 18日には、今回の「第22回世界宗教者平和の祈りの集い」天台宗代表使節団団長を務めた栢木寛照宗議会副議長が、アゴスティーノ・ジョバンニョーリ聖エジディオ共同体アジア地域責任者に共同体活動支援金として30万円を手渡した。

大阪府高槻市の神峰山寺で近畿大会を開催

大阪府高槻市の神峰山寺で近畿大会を開催
 近畿教区本部(高岡保博教区本部長)では、平成20年11月22日、大阪府高槻市の神峰山寺(近藤眞道住職)を会場に、一隅を照らす運動推進近畿教区本部大会並びに天台大師報恩法要を開催した。今大会は、近畿教区布教師会の研修会も兼ねており、紅葉が見頃を迎えた神峰山寺本堂に、布教師及び約150名の檀信徒が集った。
 午前11時から教区本部内寺院住職が出仕のもと、報恩法要が厳かに奉修され、続いて寺庭婦人によるご詠歌・奉詠舞があった。
 引き続き、一隅を照らす運動推進近畿大会に移り、高岡教区本部長と秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長が挨拶。その後、叡南覺範毘沙門堂門跡門主を講師に迎え「心の時代へ」と題した講演が行われた。叡南門主は、仏教の歴史と伝教大師のみ教えについて分かりやすく話され「先人の努力を噛み締めて『うるわしい国・日本』になるよう、それぞれが心がけて実践しましょう」と呼びかけた。 

陸奥大会が平泉小学校で開催され、500名が参加

陸奥大会が平泉小学校で開催され、500名が参加
 平成20年11月16日、陸奥教区本部(菅原光中教区本部長)では、岩手県平泉町の平泉小学校体育館を会場に、一隅を照らす運動推進陸奥大会(岩手福祉大会)を開催、約500名が参加した。
 今大会は、先ず菅原本部長導師による法楽に続き、先月開催された福聚教会東日本奉詠舞大会でも入賞した会員が詠舞を披露した後、来賓として秋吉文隆総本部長が挨拶。
 続いての講演では「慈しむ心・思いやる心」と題し、山田俊和中尊寺貫主(かんす)が、法華経の言葉「人中尊(にんちゅうそん)」について、岩手・宮城内陸地震の話をまじえながら「全ての人が仏に成る、成仏するという尊いものを持っているから、その尊いものをそれぞれが、尊重し、認め合い、また宥(ゆる)し合うことです」と話された。
 また講演後には、渋谷幸平氏らによる津軽三味線の演奏が行われ、最後にこの日会場で集められた浄財を地元福祉協議会へ贈呈し閉会となった。

茨城県阿見町の善照寺で第13回茨城大会を開催

茨城県阿見町の善照寺で第13回茨城大会を開催
 茨城教区本部(寺門俊文教区本部長)では、平成20年11月8日、茨城県阿見町の善照寺本堂(菅野弘順支部長)を会場に、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長を来賓に迎え、一隅を照らす運動茨城大会を開催、160名が参加した。
 13回目を数える今大会は「一隅を照らす人びとの集い」をテーマに実施され、寺門本部長導師による法楽の後、北嶺大行満大阿闍梨・藤波源信延暦寺一山宝珠院住職を講師に迎え「修行と生活」と題した講演が行われた。千日回峰行の修行中の生活を通して、回峰行をわかりやすく話される藤波師の講演に、参加者からは喜びの表情や感動した様子が見受けられた。
 その後、参加者全員が藤波師からお加持をいただき、質疑応答の時間が設けられた。
 講演に引き続き、中国・内モンゴル自治区出身で、NPO法人「草原の風」の佐々木ハスゲレルさんによる民族楽器を用いた演奏会が行われた。

久留米市で40周年記念西日本大会を盛大に開催

久留米市で40周年記念西日本大会を盛大に開催
 一隅を照らす運動総本部(秋吉文隆総本部長)では、11月5日、福岡県の久留米市民会館において、一隅を照らす運動40周年西日本大会を開催し、会場は1,300人の参加者で埋め尽くされた。
 西日本大会は、開会式で一隅を照らす運動総裁である半田孝淳天台座主猊下御親修による法楽が厳かに奉修され、主催者を代表して濱中光礼理事長による謝辞と、武覚超延暦寺執行が祝辞を述べ幕を開けた。
 引き続き記念法要として、玄清法流による琵琶法要が行われた後、放送タレントの永六輔氏による「明日を生きる力」と題した基調講演が行われた。永氏は「私たちの生命は両親からいただいたもの。両親の生命はそのまた両親から。そうしてつながっているから、36億年前に地球上に誕生した生命が、全ての人の中で生きている」と、生命の尊さを強調した。
 次いで、質問の時間がもたれ、会場から多くの質問が寄せられた。
 閉会式では、この日会場で集められた50万円が、地球救援募金として秋吉文隆総本部長に寄託された。
 大会の最後には、甘井亮淳西日本大会実行委員長(九州西教区本部長)が挨拶に立ち、「今後も、地道な活動を通じて、一隅を照らす運動を日本全国に、また世界に根付かせていくよう、邁進してまいります」と決意を表明し、閉幕となった。

小林副執行が関西看護医療大学で「一隅を照らす」講演

小林副執行が関西看護医療大学で「一隅を照らす」講演
 平成20年10月27日、兵庫県淡路市にある関西看護医療大学で、小林祖承延暦寺副執行が「一隅を照らす」と題して講演し、教職員と学生併せて約100名が参加した。
 この講演は、同大学の「平成20年度第2回ファカルティ・ディベロップメント(教員の授業内容や教育方法などの改善・向上を目的とした組織的な取組み)委員会研修会」として行われたもの。同大学は平成20年4月に淡路市との公私協力方式により、淡路島唯一の4年生大学として開学し、「一隅を照らす」を建学の精神としている。
 講演で、小林副執行は「一隅を照らす」について、わかりやすく説明され「一隅を照らす精神は、皆さんがこれから歩んでいく看護の世界にも通じるものです。人は他人の痛みには鈍感で、知らず知らずに人を傷つけることもありますが、他人の痛みがわかる人になってください」と話され、学生たちからは真剣に聞き入っている様子がうかがえた。