一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities


一隅を照らす運動ニュース

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長野県飯田市の座光如来寺で信越大会を開催

長野県飯田市の座光如来寺で信越大会を開催
 信越教区本部(小山健英教区本部長)では、6月8日に長野県飯田市の座光如来寺を会場に一隅を照らす運動信越大会を開催し、約100名が参加した。
第一部では、小山本部長お導師による法楽に始まり、来賓の秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長方々が祝辞を述べた。
続いて、信越教区伊那部の檀信徒総代会会長が、一隅を照らす運動推進の誓いを発声され、参加者全員で唱和した。
 第二部では、天台宗参務・水尾寂芳教学部長を講師に迎え、「みんな菩薩」と題した講演が行われた。「人はみんな菩薩の心を持っていますが、菩薩になろうとすることが大事なのです。皆さんが発心して菩薩となり、心の達人を目指してください」と分かりやすく説かれ、参加者は真剣に聞き入っていた。
 また、大会の最後には、当日参加者からいただいた浄財が、小山本部長から秋吉総本部長に地球救援募金として手渡された。

東京大会で養老孟司先生が講演

東京大会で養老孟司先生が講演
 東京教区本部(杜多道雄教区本部長)は、平成19年6月9日、東京都千代田区「九段会館・大ホール」を会場に、第38回東京教区本部一隅を照らす運動推進大会を開催。今回の大会には、前年同様に客席数を上回る1,137名が集った。
 まず開会式では、杜多本部長による主催者挨拶、次に天台宗宗務総長濱中光礼師の来賓挨拶があった。
 第1部では、雅楽をともなった天台声明講演・神田秀順大僧正を御導師のもと教区によるおつとめ・和讃奉詠などがあり、天台宗宗機顧問の杉谷義純師による「一隅運動のすすめ」と題したお話があった。
 第2部の講演では、東京大学名誉教授の養老孟司先生が、「安心して生きる」と題した講演をされた。般若心経の経文中にある《五蘊 ごうん》について日常生活例を多数取り上げ、またホワイトボードを用いながら分かり易く解説された。先生の楽しい講演に来場者からは笑いの絶えることない充実した表情がうかがえた。

三重県松阪市の朝田寺で三岐大会を開催

三重県松阪市の朝田寺で三岐大会を開催
 三岐教区本部(宇野光道教区本部長)では、平成19年5月27日、三重県松阪市の朝田寺において、一隅を照らす運動推進三岐大会を開催、約80名の檀信徒が集った。
 第一部では、まず秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長のお導師による法楽が行われた後、参加者全員で一隅を照らす運動テーマソング「さわやか星」を斉唱し、朝田寺詠歌講が比叡山讃仰の御和讃を奉修した。
 法楽後、秋吉総本部長が「一隅を照らす運動と発心会」と題した法話を行い「発心とは菩提心を発すことで、まさにそれこそが一隅を照らす運動の原点なのです」と話された。続いて、募金の贈呈が行われ、三岐教区本部を代表して檀信徒1名が秋吉総本部長に地球救援募金を、また朝田寺住職・榎本義譲師に一隅を照らす木植樹支援金を手渡した。
 第二部では、水尾寂芳教学部長をお導師に、教区内寺院住職12名の出仕による発心会の法要が厳かに営まれた。水尾教学部長の丁寧で分かりやすい発心会の解説もあり、参加者は発菩提心の決意を新たにした面持ちであった。
 また午後からは、朝田寺総代・世話人の案内により朝田寺一帯で托鉢を行い、教区内寺院住職が3班に分かれて般若心経を唱えながら家々をお祈りし、約2時間実施した。

神奈川教区本部一隅を照らす運動推進大会を開催

神奈川教区本部一隅を照らす運動推進大会を開催
 神奈川教区本部(大久保良允教区本部長)は、平成19年6月1日、神奈川県平塚市「中央公民館」を会場に、神奈川教区本部一隅を照らす運動推進大会を開催。今回の大会には約700名が集った。
 第1部では、教区内寺院住職ら出仕による法楽、詠歌・詠舞に続いて、主催者を代表して大久保本部長が挨拶。次に秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長と教区布教師会会長本間孝康師が祝辞を述べられた。
 第2部では、神奈川教区命徳寺住職で大正大学教授の多田孝正師を講師に「忘己利他」と題した講演が行われ、多田師は「思うことは個々あるが、お互い許し合って生きていけばきっと善い社会となる」と話された。
 第3部では、当日会場で集められた浄財およそ139万円の内558,526円が、地球救援募金として秋吉総本部長に寄託された。また、およそ84万円を平塚市社会福祉協議会の団体に寄託、今回で5回目(合計270万円)ということもあり、平塚市より大久保本部長に感謝状が手渡された。

近畿大会並びに宗祖傅教大師報恩法要を了法寺で開催

近畿大会並びに宗祖傅教大師報恩法要を了法寺で開催
近畿教区本部(高岡保博教区本部長)では、平成19年5月16日、和歌山市の了法寺(小林慈享住職)を会場に、宗祖傅教大師報恩法要、並びに「一隅を照らす運動推進大会」を開催した。晴天に恵まれた今大会は、約100名の檀信徒が了法寺本堂に集った。午前10時30分から教区本部内寺院住職出仕のもと、法要が厳かに奉修され、寺庭婦人によるご詠歌・詠舞があった。午前11時30分から一隅大会に移り、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長(天台宗務庁)が挨拶。次に、今回講師の赤松光真師(延暦寺一山金台院住職)講演。赤松師は、「仏教で言う戒とは、元々自主的なものであり善い行いを重ねて心を綺麗に高めることが、一隅を照らす運動に繋がります。」と語りかけた。分かり易く楽しい講演に参加者一人一人が、笑いの絶えることない充実した表情が窺えた。

第4回内モンゴル植林ツアーに視察参加

第4回内モンゴル植林ツアーに視察参加
 去る5月6日から11日までの日程で「第4回内モンゴル植林ツアー」に秋吉文隆総本部長が、視察参加した。
 このツアーを主催したのは、長野県飯田市下伊那地方の有志の会で作る「内モンゴルの砂漠を緑化する会・NPO法人草原の風」(代表:中田忠夫氏)。同会は、内モンゴル出身で飯田市在住の佐々木ハスゲレルさんが始めた植林活動を支援しようと、平成16年に発足。これまでに実施した3回のツアーで、柳や薬草など計約1万本を植えられています。
 昨年11月にハスゲレルさんらが天台宗務庁に来庁、総本部に植林支援の依頼があり、それを受けて今回のツアー参加となった。
 秋吉部長を含む19名の一行は、中華人民共和国の首都北京から西に1,000kmの内モンゴル自治区オトクチでの植林活動と子どもたちや村人との交流をはかった。

【柳の苗木とポプラを2,000本。ヤンサイ草を植林 】
7日には、オトクチ市街から植林地域へ移動、午前10時より現地林業局主催のオープニングセレモニーに出席し、秋吉総本部長から活動支援金として30万円の目録をオトクチ人民政府副市長シャンリーチャン氏へ手渡された。
 その後、植林現場に向かい植林を開始、集まった現地の人々は150名。中には、ラマ教寺院のチョンクル住職をはじめ僧侶数名・林業局職員50名・中学生40名も含まれていた。植林期間中を通して内モンゴルTV放送局と内モンゴル日報新聞社の取材があり、大々的に取り上げられた。
現場にあるのは、大きなスコップのみで、近代的な機器は一切なし。2m位の柳の苗木を植えるのに深さ1m・直径50cmの穴を掘って埋めるという原始的な方法であった。
 その他、ソリゲミョ寺院(ラマ教)参拝や林業局との交流夕食会に参加、過去3回に植林された場所を視察した。
 また、オトクチ市街では、モンゴル病院・オトクチ中学校を訪問し総本部より記念品を贈呈した。中学校では、日本語授業と全寮制の相部屋宿舎を見学した。総本部としては、教育支援についても前向きに検討して行く。

東松山市で第41回一隅を照らす運動推進埼玉大会を開催

東松山市で第41回一隅を照らす運動推進埼玉大会を開催
 埼玉教区本部(森田幸雄教区本部長)は平成19年4月30日、埼玉県東松山市民文化センターを会場に、第41回埼玉教区本部一隅を照らす運動推進大会を開催。今回の大会には、各支部から約620名の檀信徒が集った。
 第1部では、埼玉教区法儀研究会による法華三問一答、「天台宗在家勤行儀」を用いた参加者全員による法楽の後、一隅を照らす運動総本部長・秋吉文隆師より一隅を照らす運動を長年実践されている2名の檀信徒の表彰があった。
 第2部では、延暦寺一山泰門庵住職で叡山学院院長の堀澤祖門師が「慈悲の極み」と題し講演。新宿駅東口で早朝に清掃活動をしている大学生を例に挙げて、『自ら考え決意して行動を起こし、それを徹底してやり抜くことが重要で、菩薩とはそういう人を指すのです』と、大変分かりやすく話される堀澤師の講演に参加者は聞き入っていた。
 また、埼玉教区本部内の各支部が実施した歳末募金である慈愛募金の中の200万円と、当日会場で集められた浄財317,490円が、地球救援募金として秋吉総本部長に寄託された。この慈愛募金と各支部で1年間集められた一隅募金4,958,416円は、埼玉県内の社会福祉協議会等の団体に寄託され、地域社会の向上のために役立てられている。

石川県庁に能登半島地震義援金を寄託

石川県庁に能登半島地震義援金を寄託
 平成19年3月25日、石川県能登地域を中心に震度6強の地震が発生、石川県の被災状況は死者1名、負傷者約300名、全壊・半壊を含んだ住宅損壊は6,000棟に及んだ。
 一隅を照らす運動総本部では、能登半島地震被災者への支援活動に役立てていただきたく、平成19年4月3日、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長が石川県庁の災害対策本部を訪れ、北陸教区宗務所長・荻原観順師、北陸教区宗議会議員・青木大瑩師同席のもと、能登半島地震義援金として130万円を石川県災害対策本部担当者に手渡した。
 贈呈後の談話で、現地の現況と活動報告を聞いた総本部長は、「被災した方々へ息の長い支援活動をお願いしたい」と話した。
 なお、この義援金の一部は、地震発生直後に天台宗寺庭婦人連合会(大沢和世会長)から総本部が寄託された浄財で、総本部は今後も募金活動を継続していく。
 浄財は下記までお願い申し上げます。
郵便振替
加入者名 一隅を照らす運動総本部地球救援事務局
口座番号 01050-1-69505

第10回ラオス学校建設団を派遣

第10回ラオス学校建設団を派遣
【 子供たちに学校を!! 】
一隅を照らす運動総本部では、海外支援の一環として「教育の機会を失っているラオスの子供たちに学校を」の取り組みを平成4年から始め、これまで22校を贈ることが出来ました。
 これは、単に学校を建てるための財政的な支援だけではなく、短期ではあるが、現地の学校建設作業に携わり、村の人たちや子ども達と交流を図ることによって、自己を見つめ直す機会にもなっています。
 今年も去る2月24日から3月5日までの日程で「第10回ラオス学校建設団」を派遣しました。
 学校建設団一行は、女性7名を含む25名で、ラオスの首都ヴィエンチャンから北に180kmのシヴィライ村中学校建設作業と子どもたちや村人との交流をはかりました。他にも、以前に建築された学校を視察しました。

【 忘れられない日々 バッシーセレモニーで涙 】
 団員の中には、今回で2回以上の参加者も数人含まれていました。しかし初めての参加者にとって現場にありますのは、数個のバケツなど数種の大工用具のみで、近代的な機器は一切なく、基礎となる鉄骨に針金を使って固定していく手法や、砂や砂利をバケツで運ぶやり方に、まず最初のカルチャーショックを受けたようであります。
 異文化の中での言葉の壁は、やがて、時間の経過とともに、身振り手振りだけでもなんとかなるもので、村の作業員と笑ったり、子どもたちと竹で水鉄砲を作って楽しく遊んだり、お互いの国のお菓子を作りあい交流を深めるなど、時間の短さを悔いるようでした。
 建設作業の日程が終わり、翌日の学校引渡式では、団員がそれぞれ歌や即席芸などを披露しました。そして、村の人たちが団員の腕に綿の白い紐を巻いて感謝の意を表すバッシーセレモニーとよばれる宗教儀礼や、食事、ラオラオというお酒でのもてなしがあり、村人に誘われて踊るなど、楽しい時を過ごしました。別れ際には、肩を抱き合って涙。団員にとっては、一生忘れられない日となりました。

建設団顧問:西郊良光  団長:斎藤良弘  副団長:大宮孝舒  
団員:本田耕平 瀧川紘乃 横山亮仁 村田一二 菅野順心 入澤純宣 廣瀬泉
    塚越康慈 日置章文 三浦周斗 浅野興全 西村れい 小島史子 中里正敬
    平野高司 萱垣充英 本田純道 飯塚恵子 三田景子  
講師:安井清子  事務局:小林慈誠  酒井健次  《 敬称略・順不同 》

今年も天台宗全国一斉托鉢始まる

 恒例の天台宗全国一斉托鉢が12月1日、比叡山麓の大津市坂本一帯で行われました。21回目を迎えた今回の一斉托鉢は、延暦寺一山寺院住職と天台宗務庁の役職員約80人が参加しました。午前9時、法螺貝を先導に生源寺を出発した一行は、曼殊院門跡門主・半田孝淳探題大僧正を先頭に「造り道」を行脚。その後、一行は5班に分かれて、家内安全を祈願しながら家々を回りました。473,500円の浄財が寄せられ、NHK歳末助け合い募金に全額を寄託しました。
 また、天台宗務庁の職員、延暦寺一山と滋賀教区本部の寺庭婦人会の協力を得て、JR比叡山坂本駅と堅田駅、京阪坂本駅で街頭募金を実施し、総額82,000円が寄せられました。