たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

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新潟県と3市村に義援金1300万円を寄託

新潟県と3市村に義援金1300万円を寄託

 一隅を照らす運動総本部では、7月16日に発生した新潟県中越沖地震の被災者支援のため、宗内各寺院や一般に緊急募金をお願いしましたところ、8月末日までに約1,390万円の浄財をいただきました。厚く御礼申し上げます。
 平成19年10月9日、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長が新潟県庁と被害の大きかった柏崎市、刈羽村、長岡市の3市村を訪問し、集まった義援金から新潟県に1,000万円、各市村に100万円ずつ寄託した。
 新潟県庁で神保和男副知事と面談した秋吉総本部長は「義援金はぜひ、住民の方々に届くような使い方をしてほしい」と、家屋の復興などで困っている被災者への支援をお願いした。神保副知事は「住民のために十分に活用させていただく」と話された。
 新潟県庁には秋吉総本部長のほか、信越教区から大沢祐仁宗務所長、小林玄海宗議会議員、宮澤覚明社会主任も訪れて、神保副知事と面談。神保副知事から復興の進行状況や被災者の現状などについて説明を受けた。
 また、刈羽村役場では品田宏夫村長、柏崎市役所と長岡市役所では市の担当者と面会し、義援金を手渡した。

第6回「心のつどいin比叡山」が、開催されました。

第6回「心のつどいin比叡山」が、開催されました。

 第6回「心のつどいin比叡山」研修会(一隅を照らす運動総本部主催)を比叡山延暦寺会館で開催。9月19日・20日の一泊二日に亘り、一般公募で募った男女27名が参加した。
 先ず開会式では、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長お導師のもと法楽で始まり、次にオリエンテーション・坐禅止観などの説明があった。
 研修会では、「自己再発見の時」をテーマに久米邦子先生(神戸市立体育館・公民館インストラクター)による健康保持のお話や夕焼け小焼けなどの童謡に合わせたストレッチ体操を行なった。
 夕食後、「一隅を照らす人」と題し、小林隆彰師(延暦寺長臈、千手院住職)による法話があり、「自分の顔は、自分のものではなく、人様のものであり、人様にやさしい顔をするだけでも一隅を照らす人である。」と分かりやすく説かれた。
 翌日は、早朝5時起床後、研修生は根本中堂に入り、坐禅止観の実修。その後、書院境内の清掃、延暦寺会館でのお写経、それぞれが熱心に取り組んでいた。
 参加者の多くがはじめての様子で、ある研修生は「84才まで知らなかった仏道に幸を感じました。」と語っていた。

《小林師は、昭和3年に香川県善通寺生まれ。昭和27年に比叡山専修院卒業。延暦寺執行・叡山学院院長・叡山学問所所長等の要職を歴任。》

天台青少年比叡山の集い研修生が募金を寄託

天台青少年比叡山の集い研修生が募金を寄託

 平成19年8月4日、比叡山延暦寺(延暦寺会館)において地球救援募金寄託式が行われた。この募金は、毎年8月に行われている「天台青少年比叡山の集い」に参加した中学生が、この日のためにとお小遣いの中から出し合った募金と、全国から寄せられた浄財を合わせたもので、募金総額は300万円。
 寄託式では、中学生を代表して米山遥香さんが「世界では過酷な内戦や紛争により多くの子どもたちが殺され、家や家族を奪われ、重い傷や障害を負っています。どうか、こうした子どもたちを救って下さい。私たちが平和への願いを込めて持ち寄った募金を世界の子どもたちの救済のために寄託します」と記された目録を読み上げ、小堀光詮一隅を照らす運動会長へ手渡し、引き続き、小堀会長から早水研日本ユニセフ協会専務理事に贈られた。

「きらめき」第10号が発行されました。

「きらめき」第10号が発行されました。

一隅を照らす運動40周年中央大会を大津市で開催

一隅を照らす運動40周年中央大会を大津市で開催

 一隅を照らす運動が平成21年に40周年を迎えるのを記念して7月6日、「生命・自然との共生」をテーマに。一隅を照らす運動40周年中央大会を比叡山延暦寺と大津市の滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで開催した。
 第1部では、比叡山延暦寺根本中堂で法楽が営まれ、一隅を照らす運動総裁の半田孝淳天台座主猊下が導師を勤められた。法楽の後、半田座主猊下が「お言葉」を述べられ、「地球温暖化という大きな環境問題や、テロ・紛争によって尊い命が失われていることは憂慮に堪えません。世界平和の実現に向け、皆さんとともに努力精進したい」と力強く語りかけられた。
 第2部では、びわ湖ホールに会場を移し、作家の五木寛之氏の基調講演、総合地球環境学研究所の中尾正義教授の対談、環境をテーマにした新作能が上演され、会員や一般参加者ら約1600人が集った。
 五木氏は「大河の一滴」と題し講演。「山川草木悉有仏性という思想、素朴な生命観に戻って、すべてのものに仏性があるという考え方に立つ時、私たちは初めて自然と共生という問題に正面から向き合えるのではないか」と、仏教の考えから新しい自然環境保護の取り組みが生まれてくる可能性を語った。
 中尾教授と司会の塩見祐子アナウンサーの対談「身近なエコライフ」では、中尾氏が地域の実情に応じた環境保護運動の必要性を説いた。環境問題への取り組みも「単にブームに乗るのではなく、本当にそれで良いのかと自分で考えることが大切」と訴えた。
 最後に自然との共生や平和を訴える新作能「紅天女in近江」が梅若六郎氏、茂山一門によって演じられ、大会の幕を閉じた。

新潟県に中越沖地震義援金を寄託

新潟県に中越沖地震義援金を寄託

 平成19年7月16日、新潟県上中越沖でマグニチュード6.8の強い地震が発生、新潟県の被災状況は死者11名、負傷者約2,000名、全壊・半壊を含んだ住宅損壊は約20,000棟に及んだ。
 一隅を照らす運動総本部では、新潟県中越沖地震被災者への支援活動に役立てていただきたく、平成19年7月23日、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長が新潟県庁の災害対策本部を訪れ、信越教区宗務所長・小山健英師、同教区宗議会議員・小林玄海師、同教区新潟部主事・真明成光師同席のもと、平成19年新潟県中越沖地震義援金として100万円を新潟県災害対策本部担当者に手渡した。
 贈呈後の談話で、現地の現況と活動報告を聞いた総本部長は、「被災した方々へ息の長い支援活動をお願いしたい」と話した。
 その後、総本部長は最も被害の大きい柏崎市内へ移動し、被災地を視察した。
 なお、総本部は今後も募金活動を継続していく。浄財は下記までお願い申し上げます。

1.義援金名称   平成19年新潟県中越沖地震義援金
2.受付方法    郵便振替
3.加入者名    一隅を照らす運動総本部 地球救援事務局
4.口座番号    01050-1-69505
5.受付期間    平成19年8月31日(金)まで
6.振替用紙の通信欄に「中越沖地震」と明記してください。

覚王山日泰寺で東海大会を開催

覚王山日泰寺で東海大会を開催

 東海教区本部(中村廣文教区本部長)は、平成19年6月16日、名古屋市覚王山日泰寺普門閣を会場に、一隅を照らす運動推進大会を開催し、100余名が集った。
 まず、午後1時30分からの檀信徒総会では、中村廣文教区本部長御導師のもと法楽があり、続いて中村教区本部長と可児光永宗議会議員の来賓挨拶。引き続き平成18年度事業報告と収支決算、平成19年度事業計画案と予算案が承認された。
 次に大会では、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長挨拶後、愛知県在住の難病の山下みらいちゃんの募金運動について、昨年の10月にメドが立ち、一億四千六百万円の募金が集まり、昨年の12月に渡米して手術が行われた近況報告があった。
 講演では、インド共和国禅定林住職サンガラトナ・マナケ・法天師を講師に「インド国内の仏教事情」と題し、
『仏教の発祥はインドにあるが、800年前のインド仏教社会は、僧侶と在家の方々との間には付き合いがなく隔たりがあり、社会そのものにも亀裂があって、仏教の基盤が崩れているところへイスラム教が侵略して来たのでひとたまりもなく仏教が絶滅になりかけた。
 50年前にもう一度、アンベガルド博士によって仏教は再興された。カーストの身分差別は今でもインドは抱えており、差別の撤廃運動などにも博士は生涯をかけられた。今、インドの12億の人口の中で0.8%が仏教徒である。』
と話された(写真)。参加者は、講師のインドの現状談を熱心に聞き入った。