たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

渡邊惠進第255世天台座主がご遷化されました。

前天台座主渡邊惠進大僧正におかれましては、ご尊体にわかにご不調となられ、平成26年11月13日(木)午前5時5分、世寿105歳にてご遷化せられました。謹んでご報告申し上げます。 関連リンク:天台宗公式ホームページ

「一隅を照らす運動」45周年東日本大震災復興祈念大会報告

「一隅を照らす運動」45周年東日本大震災復興祈念大会報告

 一隅を照らす運動総本部では平成26年11月12日(水)に郡山ユラックス熱海(福島県郡山市)を会場に「一隅を照らす運動」45周年東日本大震災復興祈念大会を開催した。今大会は「一隅を照らす心~手を取り合って次代につなげよう」と題し、大震災からの復興に向けて苦難の道にある福島の地において大会を開催することで、集まった参加者と共に手を取り合い、次代につなげる一歩として、共に復興を祈念することと災害犠牲者の追悼を趣旨としており、地元福島県をはじめ全国各地から約3000名の参加者が集まった。
 まず矢島義謙大会実行委員長の開会宣言で開幕し、その後、同運動総裁である第二五六世天台座主半田孝淳猊下のお言葉が森川宏映同運動会長によって代読された。お言葉には「今なお苦難の生活を余儀なくされている被災者の皆様の事を忘れてはなりません」とあった。
 引き続き、東日本大震災天台宗災害対策本部より福島県へ復興の為の支援金として200万円の寄託があった。また、宗内寺院御住職より寄せられた仏舎利が千葉亮賢陸奥教区本部長へ寄託された。
 今大会は四部構成になっており、はじめに「東日本大震災物故者慰霊・復興祈念法要」が厳かに執り行われた。御導師に森川会長を迎え、木ノ下寂俊同運動理事長、小堀光實同運動副理事長をはじめ、天台宗宗議会、宗務所長会、開催教区、被害の大きかった教区の代表として総勢15名が出仕の中、会場全体が大震災で亡くなられた方々の慰霊並びに、復興を祈念する厳かな空気に包まれた。
 第二部では、T―BOLAN森友嵐士氏によるトーク・歌唱が行われた。森友氏は祖師先徳鑽仰大法会イメージソング『雨上がりに咲く虹のように』を披露され、震災から立ち上がる現地の方々に希望を与えた。
 第三部の講演は、仏教思想家ひろさちや氏を講師に迎え、仏教が持つ役割についてわかりやすく話された。独特の冗談を交えたお話しに、参加者は真剣に耳を傾けていた。
 第四部では、男性コーラスグループのデュークエイセスによるトーク・歌唱があった。「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマソングでもある『花は咲く』を来場の参加者と共に合唱し、会場は一体感に包まれた。
 最後の閉会式では谷口義久同運動副会長から挨拶があり、続けて横山照泰同運動総本部長の被災地復興への想いが語られ今大会の幕を閉じた。

茨城教区一隅を照らす運動推進大会報告

茨城教区一隅を照らす運動推進大会報告

 茨城教区本部(酒井貫全教区本部長)では、平成26年11月4日に筑西市黒子の千妙寺(阿純孝支部長)を会場に、第19回「一隅を照らす運動」推進茨城大会を開催し、住職・寺族・檀信徒ら約200名が参加した。
 まず始めに酒井本部長導師のもと法楽が行われ、引き続き酒井本部長より主催者挨拶があった。続いて来賓の横山照泰同運動総本部長、舩戸俊宏茨城教区宗議会議員、小川晃照茨城教区議会議長より祝辞があった。
 表彰式では、2団体、2名へ東日本大震災の支援活動に対して感謝状が横山総本部長より手渡された。また、一隅を照らす運動の活動報告として、松永博臣事務局長より災害時にお寺が拠点となり特定非営利活動法人アムダが医療活動を行う協力関係寺院の紹介なども行われた。
 第一部講演では、阿千妙寺御住職(同運動顧問)が「人間に生まるること大いなる喜びなり」と題して講演され、いかに人間として生まれることが幸せかを参加者に説かれ、皆熱心に聞き入っていた。
 第二部では、落語家の三遊亭金時師匠による落語が披露され、会場は笑い声があふれていた。
 最後に、鈴木俊彰教区主事会長より挨拶があり、新井量栄教区議会議員の閉会の辞によって大会は幕を閉じた。

信越教区一隅を照らす運動推進大会報告

信越教区一隅を照らす運動推進大会報告

 信越教区本部(師田香雪教区本部長)では、平成26年10月29日に長野県長野市の善光寺大勧進を会場に、信越教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、約120名の参加者が集まった。
 まず、師田教区本部長より開会の挨拶があり、続いて、横山照泰一隅を照らす運動総本部長より祝辞があった。
 第1部では師田教区本部長導師による法楽と福聚教会信越地方本部による御詠歌が披露され、参加者一同で唱和した。
 第2部では陸奥教区觀音寺支部長鮎貝宗城師による「津波と火災からの復興」と題した講演が行われた。鮎貝師は地震発生当時からの体験談を話され「震災から三年半経ったが記憶を風化させてはならない。気仙沼という文字をみたら、東日本大震災の事を思い出して欲しい。」と参加者に力強く話された。
 最後に、一隅を照らす運動教区本部事務局長である吉澤道信師より挨拶があり、その後大会は閉会した。

京都教区一隅を照らす運動推進大会報告

京都教区一隅を照らす運動推進大会報告

 京都教区本部(穴穂行弘教区本部長)では、平成26年10月18日に京都市左京区の眞正極樂寺を会場に、京都教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、約200名の参加者が集まった。
 まず、穴穂教区本部長より開会の挨拶があり、続いて、横山照泰一隅を照らす運動総本部長より祝辞があった。
 第1講では浪曲師の春野恵子氏による「両国夫婦花火」という題目の浪曲が披露され、三味線の音に合わせた語りに参加者は耳を傾けていた。
 第2講では延暦寺一山伊崎寺住職上原行照師による「一隅を照らす」と題した講演が行われた。上原師は自身の体験された千日回峰行で修得されたことや、気づかされたことなどを話され、参加者は熱心に話しに聞き入っていた。
 最後に、一隅を照らす運動副会長である谷口義久京都教区檀信徒会会長(天台宗檀信徒会会長)より挨拶があり、その後大会は閉会した。

群馬教区一隅を照らす運動推進大会報告

群馬教区一隅を照らす運動推進大会報告

 群馬教区本部(谷晃昭教区本部長)では、平成26年10月17日富岡市かぶら文化ホールを会場に、第11回「一隅を照らす運動」群馬大会を「~つなげよう得がたきあらゆる生命~私たちは忘れない3.11」とテーマを掲げて開催し、約1,000名の参加者が集まった。
 はじめに、河田泉檀信徒会連盟会長の挨拶で開会し、谷教区本部長、都筑玄澄同運動群馬教区本部会長から主催者挨拶が行われた。続いて木ノ下寂俊同運動理事長、横山照泰同運動総本部長からそれぞれ祝辞が述べられた。
 記念法要として「東日本大震災慰霊・復興祈願法要」が谷教区本部長導師のもと厳修され、会場は厳かな空気に包まれた。法要の後、一隅を照らす運動の実践者として1名7団体が谷教区本部長より表彰を受けた。
 記念講演では、同運動副会長の山田俊和中尊寺御貫首を講師に迎え「抜苦与楽」と題した講演が行われた。山田副会長は自身が貫首を務める中尊寺の建立の意を中心に話され、参加者は耳を傾けていた。講演の後、群馬天台青年会の行っている東日本大震災被災地でのボランティア活動報告が谷晃仁会長より行われた。
 アトラクションとして、堺すすむ氏によるギター漫談「おしゃべりギター」が披露され、愉快な話とテンポの良い漫談で会場は笑いに包まれていた。
 大会最後には教区本部より被災地支援金として山田副会長へ、地球救援募金として横山総本部長へそれぞれ贈呈され、大会は幕を閉じた。

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平成26年8月豪雨災害義援金を寄託

平成26年8月豪雨災害義援金を寄託

 平成26年10月10日、14日に一隅を照らす運動総本部で呼びかけていた「平成26年8月豪雨災害義援金」の寄託を行った。今回、多くの方々からご協力を賜り1,300万円を超える義援金が集まった。
 10日、広島県広島市役所には永宗幸信岡山教区本部長と瀬戸川賢照社会主任に同行頂き、広島市企画総務局総務課主査小野広昭氏へ義援金300万円を寄託した。
 14日、兵庫県丹波市役所には高見智秀兵庫教区濟納寺支部長と共に丹波市長辻重五郎氏を訪問し、義援金250万円を手渡した。
 京都府福知山市役所には若林節哉京都教区副本部長に同行頂き、福知山市会計管理者荒木一昌氏へ義援金250万円を寄託した。
 また、高知県四万十市、徳島県那賀町、北海道礼文町へも各50万円、日本赤十字社滋賀県支部、全日本仏教会、仏教NGOネットワーク(BNN)、全国青少年教化協議会へ寄託を行う。

比叡山中学校が義援金を寄託

比叡山中学校が義援金を寄託

 平成26年10月7日、比叡山中学校ボランティア委員会委員長の唐島田響生君が来庁し、東日本大震災復興支援の為の義援金として15,900円を横山照泰一隅を照らす運動総本部長に寄託した。
 9月24日・25日に同校の文化祭でボランティア委員会はバザーを開催し、売り上げを例年総本部へ寄託している。唐島田委員長は「皆さんのおかげで、多くの募金が寄せられました」と感想を述べていた。

比叡山高校が義援金を寄託

比叡山高校が義援金を寄託

 平成26年10月2日、一隅を照らす運動総本部で呼びかけを行っていた「平成26年8月豪雨」義援金に対し、比叡山高等学校生徒会執行部の生徒2名(渡邊愛衣さん2年、養覚裕哉君1年)が来庁し、義援金63,689円の寄託を受けた。
 同校生徒会執行部では、朝の挨拶運動にあわせて校門前に立ち、生徒へ募金の呼びかけを行った。今回の義援金には募金活動に加え、文化祭のバザー等の収益も含まれている。
 「最初は募金に協力してくれる人が少なかったが、続けるうちに多くの人から協力いただけた」と苦労も多かった様だが、「遠い所から少しでも被災地の為に役に立てれば」と思いを語った。