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一隅を照らす運動ニュース

ハイチ大地震被災者の少女が来庁

ハイチ大地震被災者の少女が来庁

 平成23年1月17日、一隅を照らす運動総本部が支援している特定非営利活動法人AMDA(アムダ・本部=岡山)から難波妙代表部参事と、アムダが招聘したハイチ人少女ガエル・エズナール氏とアムダ調整員のマック・フレデリック氏の3名が天台宗務庁に来庁し、阿純孝同運動理事長、福惠善高同運動総本部長らと会談した。
 今回来日したガエル氏はハイチ大地震で負傷し右足を切断しており、アムダが行った義肢支援プロジェクトにより昨年10月に無償義足の提供を受けた。アムダはハイチ大地震から1年の節目を迎えるにあたりガエル氏を日本に招聘し、義肢支援プロジェクトを支援した団体や事業所の訪問や、神戸における阪神淡路大震災の震災被害者との交流などを行った。
 ガエル氏は「総本部による支援のおかげで、私も義足をつけることができ本当に感謝しています。将来の夢は日本に留学し、外交の分野でハイチと日本の架け橋となることです」と述べた。
ハイチでは震災後未だに仮設テントで生活する人々が多く、コレラ感染の広がりにより多くの人が亡くなっている。アムダはこれからもコレラに対する医療活動を継続していく方向で準備を進めている。