山陰教区本部(見上知正教区本部長)では、平成28年11月16日に鳥取市文化ホールを会場に、第6回一隅を照らす運動山陰大会を開催し、500名の参加者が集まった。
第一部では、見上教区本部長を大導師に法楽が執り行われた。その後、主催者を代表して見上教区本部長より挨拶、横山照泰同運動総本部長より祝辞があった。続いて、表彰式が行われ、同運動の実践に顕著な教区檀信徒4名が表彰された。第一部の最後に10月21日に発生した、鳥取県中部地震災害に対する義援金百萬円の寄託があり、横山総本部長から谷和敏鳥取県庁福祉保健部福祉保健課長へ目録が贈呈された。
第二部では、「一隅を照らす運動」の紹介を志井浩順同運動総本部次長が行い、運動の説明や身近なことからはじめられる活動を参加者に解説、続いて、同運動広報大使である露の団姫師による仏教落語が催され、自身創作の「仏は君をホットケない」が披露されると、観衆の大きな笑い声がホールいっぱいに響いていた。
第三部では、延暦寺一山円竜院住職宮本祖豊師を講師に「覚悟の力」と題し、記念講演が行われた。講演の中で、自身の出生から出家得度、比叡山での修行体験を語り、感謝のこころを持つことの難しさ、またそのすばらしさを力強く話され、その言葉に聴衆は聞き入っていた。
最後に、教区檀信徒会会長の森泰章氏から閉会の辞があり、大会は幕を閉じた。
平成24年11月9日、山陰教区本部(見上知正教区本部長)では鳥取県羽合温泉「羽衣」を会場に、「一隅を照らす運動」山陰教区推進大会を檀信徒研修会と併せて開催し、住職・檀信徒ら約50名が参加した。
開会式では見上教区本部長を導師のもと「山家学生式」をお唱えした。続いて見上教区本部長、青砥治朗檀信徒会長会会長より開会の挨拶、福惠善高一隅を照らす運動総本部長より祝辞が述べられた。
第1部では落語家「露の団姫」氏による「一隅を照らす落語」が講演された。
第2部では湯梨浜町文化財保護委員「佐々木靖彦」氏による「東郷湖周辺の歴史遺産」が公演された。
参加者からは「一隅を照らすという言葉について、落語を通じてお話していただき、よく理解することができた」という声があり大変好評であった。
また「私達の土地にある歴史遺産をこれからも守っていきたい」と話す参加者の声もあった。
最後に一隅を照らす運動キャラクター「しょうぐうさん」と参加者一同で記念撮影し、山陰教区一隅を照らす運動推進大会は閉会となった。
山陰教区本部(見上知正教区本部長)では、平成22年11月10日、鳥取市のとりぎん文化会館を会場に、第5回一隅を照らす運動山陰教区本部推進大会を開催し、約550名の参加者が集まった。今大会は前回の大会から約10年が経過しており、山陰教区の教区檀信徒会、布教師会、仏教青年会、寺庭婦人会、福聚教会が一丸となって協力し、推進大会を成功させようと取り組んだ。
オープニングセレモニーでは、福聚教会によるご詠歌奉詠の後、不滅の法灯が会場内に運ばれ、今大会に来賓として臨席された小堀光詮一隅を照らす運動会長(京都大原三千院御門主)を大導師として法楽が厳修された。引き続き小堀会長と福惠善高同運動総本部長から祝辞があり、実践者表彰として1名が総本部長賞の表彰を受けた。
次に、噺家の露の団姫氏によるお説教落語があり、古代インドの民間説話を集めた仏典「百喩経」をもとにした古典落語『松山鏡』と南京玉すだれを披露し、会場は笑顔で包まれた。
続いて記念講演では、女優の小山明子氏を講師に招き「二人三脚で乗り越えた介護の日々~今日も二人で~」と題して講演された。小山氏は、夫であり映画監督の大島渚氏との介護生活の様子について「介護うつを乗り越え10年間夫を支えてこられたのは、みんなの笑顔のおかげです。」と語られた。
最後に、地球救援募金として今大会で集められた浄財が、見上教区本部長から福惠総本部長に寄託され幕を閉じた。