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一隅を照らす運動ニュース

近畿大会並びに伝教大師報恩法要を宗泉寺で開催

近畿大会並びに伝教大師報恩法要を宗泉寺で開催

 近畿教区本部(高岡保博教区本部長)では、平成18年5月5日、奈良県高取町の宗泉寺(石川智海住職)を会場に、天台宗開宗1200年慶讃記念伝教大師報恩法要並びに一隅を照らす運動推進大会を開催した。晴天に恵まれた今大会は、約100名の檀信徒が宗泉寺本堂に集った。
 午前11時から教区本部内寺院住職が出仕のもと、報恩法要が厳かに奉修され、続いて寺庭婦人によるご詠歌・奉詠舞があった。
 引き続き、一隅を照らす運動推進大会に移り、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長が挨拶。その後、このたび新しく宗泉寺副住職に任命された前智章師に総本部長より辞令が手渡された。次に、講演では比叡山麓三宝莚主宰の栢木寛照師を講師に迎え「自分が何かの役に立つことが一隅を照らすことにつながる」と呼びかけた。
 また、宗泉寺ではこの大会に合わせて、天台宗開宗1200年を記念に、檀信徒からの浄財で1対の石灯籠奉塔が山門前に建立され、開眼法要が行われた。この奉塔は石川住職と檀信徒の「一隅を照らす」に対する思いが込められて建立されたものである。