たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

第40回埼玉大会が開催され、1,009名が参加

第40回埼玉大会が開催され、1,009名が参加

 埼玉教区本部(森田幸雄教区本部長)は平成18年4月30日、埼玉県坂戸市文化会館「ふれあ」を会場に、第40回埼玉教区本部一隅を照らす運動推進大会を開催。今回の大会は天台宗開宗1200年と40回目の記念大会として実施され、1,009名が集った。教区内の各種団体が全て参加され、さらに参加者数を例年の500名から1,000名に規模を拡大して一隅を照らす運動の敷衍に努めた。
 第1部では法楽・奉舞の後、天台宗参務・谷晃昭師より一隅を照らす運動を長年実践されている3名の檀信徒の表彰があった。その後、記念講演として一隅を照らす運動会長・小堀光詮三千院門跡門主が「みんな仲よく光ってる」と題した講演をされた。小堀会長は『一隅を照らす運動の根本は家族です。家族が光れば周りも光り、明るい社会が築けます。それぞれの立場で光り輝いてください』と話された。
 第2部では、出席者全員が参加して「最澄さま」「さわやか星」「比叡山仏道讃仰和讃」を斉唱。俳優・毒蝮三太夫氏の講演も行われ『年をとったら柔軟でみずみずしく、笑顔でいることが大事。心からの笑顔でいることが長生きの秘訣です』とユーモアたっぷりに話され、会場は和やかな雰囲気に包まれた。また、この1年間各支部で集められた慈愛募金6,950,883円の中の200万円と、当日会場で集められた浄財575,000円が、地球救援募金として天台宗参務・谷晃昭師に寄託された。慈愛募金の内、4,807,446円は、埼玉県内の社会福祉協議会等の団体に寄託され、地域社会の向上のために役立てられている。