たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

水間寺で近畿大会を開催

水間寺で近畿大会を開催

 近畿教区本部(高岡保博教区本部長)では、平成23年10月31日に貝塚市の水間寺を会場に、一隅を照らす運動近畿大会を開催し、檀信徒約120名が参加した。
 霜月会並びに一隅を照らす運動が執り行われた。法華三昧法要のあと、延暦寺一山妙行院住職(水間寺兼務住職)梅山龍圓大僧正を講師に迎え「一隅を照らす・・・震災に学ぶ・・・」と題して講演。
 天台宗の成り立ちの概略のあと、自身が若年の頃に遭遇した水害の体験談を元に、3月の東日本大震災、9月の紀伊半島台風災害について、被災された皆様の心情を共感をもって話された。結びには「一隅を照らす、之即ち国宝なり」の詞と宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」を引用し、自然の恵みの有り難さと、高度に進んだ文明社会の中で、人は本来どう生きていくべきかを明確に示された。
 堂外に佇み講演を聞き入る一般参拝者の姿も見られ、山内は清浄な空気に包まれた。