たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

南総教区一隅を照らす運動推進大会

南総教区一隅を照らす運動推進大会

 令和元年5月16日、南総教区本部(髙橋隆叡教区本部長)では、滋賀県大津市の延暦寺会館を会場に一隅を照らす運動発足50周年記念第十八回南総を開催し、230名の参加者が集まった。
 はじめに、宗歌斉唱がなされ、髙橋教区本部長を導師に法楽が厳修された。法楽後、南総教区寺庭婦人会並びに南総本部福聚教会による御詠歌の奉詠があった。次に、髙橋教区本部長並びに鈴木恒夫教区檀信徒連合会会長、杜多道雄天台宗宗務総長、小堀光實延暦寺執行、細野舜海天台宗宗議会議員、森定慈仁一隅を照らす運動総本部長より挨拶、祝辞が述べられた。続いて、森定一隅を照らす運動総本部長より南総教区檀信徒連合会会長を歴任され、各寺院檀信徒会をまとめ一隅を照らす運動の推進及び実践されるとともに、教区諸行事に尽力された稲垣弘氏に表彰状が授与された。最後に森定一隅を照らす運動総本部長に募金が寄託された後、大会スローガンを参加者一同で唱えた。
 休憩後に延暦寺一山円竜院御住職宮本祖豊師を講師に「比叡山の修行~仏を見るとは~」と題した講演が行われた。宮本師は伝教大師の教えを受け継いだ数々の修行を、御自身の体験を交え紹介された。また、十二年籠山は「一隅を照らす」人材の育成を理想としているとし、「千里万里を照らす人が一人現れるのではなく、一隅を照らせる人が千人、万人増えることで世界を平和にすることができる」という伝教大師の思いを参加者に伝えた。