たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

陸奥教区一隅を照らす運動推進大会

陸奥教区一隅を照らす運動推進大会

 陸奥教区本部(千葉亮賢教区本部長)では、平成30年9月9日に西磐井郡平泉町の毛越寺を会場に、天台宗陸奥教区第2部檀信徒会ミニ一隅会、東日本大震災慰霊復興支援写経会を開催し、約50名の参加者が集まった。
 はじめに東日本大震災物故者追悼慰霊法要が一隅を照らす運動陸奥教区本部理事長の四竈亮澄師を導師に執り行われた。
 また、「一隅を照らす運動50周年記念仙台大会」と題して、四竈亮澄師より講話が行われた。講話の中で、一隅を照らす運動の意義・活動を解りやすく話され、会員一同は「忘己利他の心」を忘れず、一日一生のおもいで、多くの人々と苦楽を共に精一杯生き抜くことを誓う機会となっていた。
 さらに、本年10月に開催される「一隅を照らす運動50周年記念仙台大会」の話しでは、「日常生活と仏道修行」と題して講演をされる北嶺大行満大阿闍梨の藤波源信師を紹介、千日回峰行の過酷な体験談を聴けるとあって、会員一同は講演の日を待ちきれない様子であった。
 写経は「延命十句観音経」を書写し、毛越寺法務部次長藤里侑生師より写経の意義、所作、功徳を学び、震災復興を祈念し、一字一字丁寧に心を込めて書写されていた。
 東日本大震災より8年目となるが容易に復興は進んでいない上に、西日本豪雨、台風21号被害、北海道胆振東部地震と災害が続いている。本会を終えて、大勢の会員から「あらゆる災害に対して今後とも教区・一隅・菩提寺の行事を通じて物心両面の支援を行い、早期復興を願うこと、互いに日頃から防災の意識を持つことが大切である」との声が寄せられた。