平成21年12月24日、京都大原・三千院門跡の大島亮幸執事長が天台宗務庁に来庁し、地球救援募金として20万円を福惠善高総本部長に手渡した。
これは、毎年12月23日、天台宗全国一斉托鉢として同門跡で実施している寒行托鉢で寄せられた浄財。
当日は午前8時半、小雨の降る中、小堀光詮門主を先頭に法螺貝を合図として三千院山門を出発。僧侶や職員など約60名が4班に分かれて、地元大原の土産物屋など約700軒を廻って、玄関先で般若心経を唱えた。地元の人たちは静かに手を合わせて一年の無事を感謝し、新年の平穏を祈っていた。