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一隅を照らす運動ニュース

神奈川教区一隅を照らす運動推進大会

神奈川教区一隅を照らす運動推進大会

 神奈川教区本部(榎本昇道教区本部長)では、平成28年6月8日に川崎市教育文化会館を会場に、一隅を照らす運動神奈川川崎大会として推進大会が開催され、約600名の参加者が集まった。
 今大会では「一千年御遠忌を迎えた恵心僧都」をテーマに開催され、第1部は「恵心僧都一千年御遠忌法要」が、大導師を榎本教区本部長、副導師を八木廣純教区副所長、小堀光雄教区教学布教法儀研修所長が務められ、教学布教法儀研修所所員出仕のもと厳修された。
 「二十五三昧式」に則った法要は、現在でも「恵心講」として比叡山にて6月10日に厳修されており、普段あまり触れることの出来ない法要に、会場内は厳かな空気に包まれた。
 法要に続き、榎本教区本部長の御挨拶があり、来賓として横山照泰同運動総本部長より祝辞が述べられた。
 また、神奈川教区本部から神奈川県社会福祉協議会と同運動総本部への募金の寄託が行わ、同運動総本部へは地球救援協力金と平成28年熊本地震への募金として多くの浄財が寄せられた。
 第2部では、延暦寺一山求法寺住職の武覚超師が「一千年御遠忌を迎えた恵心僧都-その生涯と教え-」と題して講演された。講演では、恵心僧都源信和尚の生涯から教えや実践等を具体的に話され、参加者は皆熱心に耳を傾けていた。
 今大会を通して、参加者は恵心僧都のご遺徳を偲び、より一層信仰心を深め、盛会のうちに大会は幕を閉じた。