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一隅を照らす運動ニュース

第5回「心のつどいin比叡山」が、開催されました。

第5回「心のつどいin比叡山」が、開催されました。

第5回「心のつどいin比叡山」研修会(一隅を照らす運動総本部主催)を比叡山延暦寺会館で開催。6月28日、29日の一泊二日に亘り、一般公募で募った男女43名が参加した。
先ず開会式では、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長お導師のもと法楽で始まり、
次にオリエンテーション・坐禅止観などの説明があった。
 研修会では、「癒しの体操」をテーマに久米邦子先生(神戸市立体育館・公民館インストラクター)による講演が行われた。童謡に合わせ日頃使わない筋肉のストレッチ体操を行ない、次の動きに移るごとにユーモアを混ぜながら話された。
夕食後、「祈りの心」と題し、光永覚道師(北嶺大行満大阿闍梨、延暦寺南山坊住職)による講演があり、「全ての人が自分の鏡であり、人が何をしてくれるのではなくて、自分が何をさせていただくかが大切で、自己責任をもつことが感謝につながる」と説かれた。
翌日は、早朝5時起床後、研修生は根本中堂に入り、坐禅止観の実修。その後、書院境内の清掃、延暦寺会館でのお写経、それぞれが熱心に取り組んでいた。
参加者の多くが初体験の様子で、ある研修生は「内容が豊富で時間が過ぎるのを忘れ、本当に楽しく心が癒された」と感想を述べ、又ある研修生は「気さくなお話で心を打たれ感銘を受けた」と語っていた。

《光永師は、昭和50年に出家得度。比叡山の荒行である千日回峰行に入り、平成2年に満行。また平成8年に比叡山12年籠山(ろうざん)行を成し遂げた。》