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一隅を照らす運動ニュース

栃木教区一隅を照らす運動推進大会

栃木教区一隅を照らす運動推進大会

 栃木教区本部(齋藤宏明教区本部長)では、平成26年11月26日に壬生町中央公民館を会場に、第7回栃木教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、住職・寺族・檀信徒ら約1100名が参加した。
 まず始めに齋藤教区本部長による開会宣言があり、続いて来賓の横山照泰同運動総本部長より祝辞があった。
 第1部では、今大会のテーマである「伝教大師の精神をおしひろめた慈覚大師円仁~その魅力と功績を探る~」をもとに4名の講師により、下記演題による講演がなされ、参加者は熱心に耳を傾けていた。
 落語「強運の人 慈覚大師 円仁」(落語家露の団姫師)
 講演「至宝の旅行記を遺した 円仁」(國學院大學栃木短期大学教授酒寄雅志氏)
 講演「一級の国際人 円仁」(テンプル大学講師阿南・バージニア・史代氏)
 講演「仏教東流の立役者 円仁」(天台宗総合研究センター長齊藤圓眞師)(講演順)
 第2部では、4名の講演者をパネリストに迎えて「伝教大師の精神をどうひろめたのか」をテーマに栃木教区日光部觀音寺千田孝明支部長をコーディネーターとしてパネルディスカッションが行われた。本題に入る前に「慈覚大師円仁の研究をなぜ始めたのか」という質問では、講演者は一様に「人生と深いご縁があった慈覚大師円仁に惹かれ研究を始めた」と答えられていた。
 最後に壬生寺保育園園児による「円仁太鼓」が披露され、今大会は盛会の内に幕を閉じた。