一隅を照らす運動ニュース
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第7回一隅を照らす運動公開講座を天台宗務庁で開催
去る、11月1日、天台宗務庁大会議室において、一隅を照らす運動第7回公開講座が「いのちの大切さ-『生と死を考える授業』の取り組み-」をテーマに開催され、約120名が参加した。
開会にあたり、一隅を照らす運動の精神である伝教大師のお言葉「山家学生式」を、参加者全員で唱和し、その後、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長が挨拶した。
第1部では、『生と死を考える授業』に取り組んでいる、佐賀県多久市立東部中学校養護教諭の白浜洋子氏が講演した(きらめき第10号で紹介)。講演で白浜先生は、「教育の目指すところは、生き続けることを教えることではないか。子どもたちが生きる力をつけることが大切」と訴えた。『生と死を考える授業』では、生徒たちにホスピス病棟を訪問させたり、「自分の余命が3ヶ月だったら」など、いろいろなテーマで討論会等を実施しており、聴衆はその具体的な取り組みに感動した様子で、参加した近隣学校の教諭からは「自分たちの学校でも、こうした取り組みをしてみたい」といった声も聞かれた。
第2部では、白浜先生を囲んで質疑応答が行われた。参加者から多数の質問が寄せられ、白浜先生は授業を通し、子どもたちが思いやりを持ち、他人に優しくなるまで何度も葛藤し、試行錯誤を重ねたことも披露し、質問に答えていた。
引き続き、一隅を照らす運動総本部が地球救援活動の一環として支援している、NPO法人「草原の風」事務局の佐々木勲氏が、内モンゴル地区の緑化・植林活動について説明、現地の環境悪化の状況や様々ないのちを育む緑地喪失を阻む活動の必要性を訴えた。また、佐々木ハスゲレル夫人による、モンゴル民族楽器の演奏が行われ、馬頭琴など普段あまり聴くことのない楽器演奏に、参加者は熱心に耳を傾けていた。
公開講座終了後のアンケートでは、「毎年参加している。毎回テーマや内容が異なり充実した講演などがあり、今後も参加したい」「自分たちの身近なところから、できることをはじめたい」「一隅を照らす運動の活動に期待している」などの声が寄せられた。秋吉総本部長は「僧侶だけではなく、地域や家庭もそろって、いのちを大切にする明るい社会を築かなければならない」と語った。
開会にあたり、一隅を照らす運動の精神である伝教大師のお言葉「山家学生式」を、参加者全員で唱和し、その後、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長が挨拶した。
第1部では、『生と死を考える授業』に取り組んでいる、佐賀県多久市立東部中学校養護教諭の白浜洋子氏が講演した(きらめき第10号で紹介)。講演で白浜先生は、「教育の目指すところは、生き続けることを教えることではないか。子どもたちが生きる力をつけることが大切」と訴えた。『生と死を考える授業』では、生徒たちにホスピス病棟を訪問させたり、「自分の余命が3ヶ月だったら」など、いろいろなテーマで討論会等を実施しており、聴衆はその具体的な取り組みに感動した様子で、参加した近隣学校の教諭からは「自分たちの学校でも、こうした取り組みをしてみたい」といった声も聞かれた。
第2部では、白浜先生を囲んで質疑応答が行われた。参加者から多数の質問が寄せられ、白浜先生は授業を通し、子どもたちが思いやりを持ち、他人に優しくなるまで何度も葛藤し、試行錯誤を重ねたことも披露し、質問に答えていた。
引き続き、一隅を照らす運動総本部が地球救援活動の一環として支援している、NPO法人「草原の風」事務局の佐々木勲氏が、内モンゴル地区の緑化・植林活動について説明、現地の環境悪化の状況や様々ないのちを育む緑地喪失を阻む活動の必要性を訴えた。また、佐々木ハスゲレル夫人による、モンゴル民族楽器の演奏が行われ、馬頭琴など普段あまり聴くことのない楽器演奏に、参加者は熱心に耳を傾けていた。
公開講座終了後のアンケートでは、「毎年参加している。毎回テーマや内容が異なり充実した講演などがあり、今後も参加したい」「自分たちの身近なところから、できることをはじめたい」「一隅を照らす運動の活動に期待している」などの声が寄せられた。秋吉総本部長は「僧侶だけではなく、地域や家庭もそろって、いのちを大切にする明るい社会を築かなければならない」と語った。