会報「きらめき」
会報「きらめき」
きらめき 第28号 2012/03/04発行
蕗の薹が雪をかき分け顔を出し、蕨が芽吹き、長い眠りから目覚める春。蕨は多年草の中でも用途が広く、蕨のデンプン粉、蕨餅、保存食、糊、蕨箒、蕨の綱などとなり、祝時ののしもまた蕨であります。昨年の東日本大震災で多くの尊い命が奪われました。残された家族の皆様の為に、私の想いを「蕨観音菩薩」の絵に致しました。春は、人々の絆がより強くなる季節です。
津軽伝統ねぷた絵師・陸奥教区檀信徒会会長 八嶋龍仙
大地震・大津波・原発事故発生から二度目の春彼岸を迎えます。
3面 あじゃりさんの食卓
茶碗蒸しは、江戸時代中期からある卵料理ですが、元は長崎で流行した卓袱料理の一つだったともいわれています。
「弘前ねぷた」は、みちのくの夏を彩る火祭りである。
5面 六波羅蜜を絵に込めて
東日本大震災で辛い思いをしている人々の癒しになればと童絵も描き続ける。
6面 一念三千
その昔、天台大師はこうおっしゃいました。「一念三千」
北関東(群馬・茨城・栃木)と東北(福島・宮城・岩手・山形)の写経会・坐禅止観道場を紹介しています。
8面 「まるこの川柳小噺④」
落語家になって七年、毎日落語をしていても年に二、三回どうしても緊張する舞台があり、そんな時に限ってお腹がいたくなってしまいます。