たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

聖エジディオ共同体に活動支援金を贈呈

聖エジディオ共同体に活動支援金を贈呈

 一隅を照らす運動総本部では、世界の子どもたちの福祉と教育向上を願って、毎年、イタリアの聖エジディオ共同体を支援しており、ヨーロッパで開催される「世界宗教者平和の祈りの集い」で、代表者が支援金を贈呈している。
 本年も平成20年11月17、18日の両日、聖エジディオ共同体が主催する「第22回世界宗教者平和の祈りの集い」がキプロスのニコシアで開催された。
 18日には、今回の「第22回世界宗教者平和の祈りの集い」天台宗代表使節団団長を務めた栢木寛照宗議会副議長が、アゴスティーノ・ジョバンニョーリ聖エジディオ共同体アジア地域責任者に共同体活動支援金として30万円を手渡した。

岩手・宮城内陸地震の義援金を寄託

岩手・宮城内陸地震の義援金を寄託

 平成20年9月29・30日、一隅を照らす運動総本部は、岩手・宮城内陸地震支援として宮城県庁と岩手県庁を訪問し義援金をそれぞれに寄託した。
 菅原光中陸奥教区本部長と草別善哉一隅を照らす運動総本部次長が現地に赴き、29日に宮城県庁を訪問し、鈴木隆一保健福祉部長に100万円を、翌30日は岩手県庁を訪れ、岩渕良昭保健福祉部長に義援金100万円を手渡した。この義援金は、6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震の被災者支援のため、天台宗内各寺院等に緊急募金を呼びかけ、8月末日までに集まった1,891,333円に地球救援募金をあわせた200万円。

「きらめき」第14号が発行されました。

「きらめき」第14号が発行されました。

関連リンク:きらめき第14号

第8回一隅を照らす運動公開講座を天台宗務庁で開催

第8回一隅を照らす運動公開講座を天台宗務庁で開催

一隅を照らす運動公開講座(主催:一隅を照らす運動総本部)が平成20年9月4日に天台宗務庁(大津市坂本)で開催された。第8回となるこの度の公開講座では無着成恭師(元全国こども電話相談室回答者)を迎え、一般市民など約150名の参加者があった。
 無着先生は、「人は誰でも多様の欲望を持つが、一隅を照らす運動を実践する事で、欲望を戒め人格形成につながる」「人間は他の動物と違い、子どもを生んでからの親の人生は長く、成熟するのも遅いのだから、経験豊富な祖父母が家庭教育に積極的に携わるべき」など82才とは想像できない、活気に満ちた説明され、またユーモアを混ぜながら分かりやすく話された。 (第1部・講演)
 次いで、「無着先生おとなの相談室」と題して、先生に質問の時間が持たれ、参加者からの質問に対してお答えになり、無着先生は、「不登校の生徒には、無理に登校させるのではなく、家庭で掃除や食事作法などを学習する事も大切」など話された。 (第二部・対談)

ミャンマー・サイクロン被害と中国・四川大地震の義援金寄託

ミャンマー・サイクロン被害と中国・四川大地震の義援金寄託

 一隅を照らす運動総本部では、5月2日から3日に起こったミャンマー・サイクロン被害と、5月12日に発生した中国・四川大地震の被災者支援のため、宗内各寺院教会や一般の方々に緊急募金をお願いしましたところ、お陰様で約2,089万円の浄財をいただきました。
 お寄せいただいた浄財の寄託先としては、シャンティ国際ボランティア会(SVA)、日本赤十字社、ミンガラーバー地涌の会、アジア医師連絡協議会(AMDA)、日本ユニセフ協会、仏教NGOネットワークに寄託いたしました。厚く御礼申し上げます。
 この中で、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長は、平成20年7月30日、東京都内のSVAと日本赤十字社を訪問し、SVAにミャンマー・サイクロン被害義援金として300万円、日本赤十字社にミャンマー・サイクロン被害義援金として300万円、中国・四川大地震義援金として700万円を寄託した。
 日本赤十字社では、勝村秀樹組織推進部長と面談し「義援金はぜひ、被災者のために直接役立つ使い方をしてほしい」と、災害後の生活に困っている被災者への支援を願った。これに対し、勝村部長は「被災者のために十分に活用させていただきます」と話された。
 また、SVAでは、茅野俊幸専務理事、緊急救援の担当者と面談。担当者からサイクロン災害直後の状況や被災者の現状などについて説明を受けた。
 さらに、平成20年8月1日には、岡山市内のAMDAを訪れ、ミャンマー・サイクロン被害と中国・四川大地震義援金に、それぞれ100万円を菅波茂AMDA理事長に手渡した。
 贈呈後の談話で、現地の現況と活動報告を聞いた総本部長は、「被災した方々へ継続的な支援活動をお願いしたい」と話した。
 なお、その他、ミャンマーの復興支援として九州東教区・宮下亮善南泉院住職が主宰するNGOミンガラーバー地涌の会に300万円、中国には日本ユニセフ協会、仏教NGOネットワークに100万円の浄財を寄託している。

第7回「心のつどいin比叡山」が、開催されました。

第7回「心のつどいin比叡山」が、開催されました。

 第7回「心のつどいin比叡山」(一隅を照らす運動総本部主催)を比叡山延暦寺会館で開催。7月14日、15日の一泊二日に亘り、一般公募で募った男女27名が参加した。
先ず開講式では、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長お導師による法楽があり、次にオリエンテーション・坐禅止観などの説明があった。
研修会では、「篭山行について」と題し、高川慈照師(延暦寺一山最乗院住職)による法話があり、高川師は「合理化・効率化優先の現代社会において、あれこれ不平不満を言わずに一瞬一瞬に全力をあげることが大切」と説かれた。
 夕食後、「自己再発見の時」をテーマに久米邦子先生(神戸市立体育館・公民館インストラクター)による講演が行われた。童謡に合わせて日頃使わない筋肉のストレッチ体操を行ない、次の体操に移るごとにユーモアを混じえながら話された。
翌日は、早朝5時起床後、研修生は根本中堂に入り、坐禅止観の実修。その後、書院境内の清掃、延暦寺会館でのお写経に、それぞれが熱心に取り組んでいた。
参加者の多くが初体験の様子で、ある研修生は「比叡山という特別な場所で講話を聞いたり、自分と向きあったり、日頃のあわただしい日々を少し止めて今の自分を確認できる貴重な体験をさせていただき感謝いたします。」と感想を述べ、又ある研修生は「今後、人の事を良く理解して人によろこばれる事をやる様にがんばりたい。」と語っていた。

ミャンマー・サイクロン災害と中国・四川大地震に義援金

ミャンマー・サイクロン災害と中国・四川大地震に義援金

 平成20年5月29日、天台宗務庁において、一隅を照らす運動総本部は、去る5月2日から3日にかけて発生した、ミャンマー・サイクロン災害被災者支援として、NHK大津放送局へ義援金を寄託した。
 当日は、NHK大津放送局から三原渡局長と野矢哲正副局長が来庁し、濱中光礼理事長から義援金100万円を手渡した。この義援金は、日本赤十字社を通じて、現地被災者のために役立てられる。
 また、同じく19日から23日、濱中理事長等が中国を訪問。20日に国家宗教局を訪ね、中国・四川大地震に対する見舞金として100万円を手渡した。
 なお、総本部では、ミャンマー・サイクロン災害と中国・四川大地震に対する緊急募金への協力を6月末日まで受け付けている。

噴火災害支援として三宅村教育委員会に義援金贈呈

噴火災害支援として三宅村教育委員会に義援金贈呈

 平成20年5月27日、一隅を照らす運動総本部は、三宅島噴火災害支援として、三宅村教育委員会へ義援金を寄託した。
 草別善哉一隅を照らす運動総本部次長が現地に赴き、三宅村教育委員会がある三宅村役場を訪問。平野祐康三宅村長、櫻田昭正三宅村教育委員会教育長と面会し、雄山噴火当時の様子や復興状況などを伺った。
 その後、草別次長が三宅村の子どもたちの教育支援金として、平野村長に1,057,289円を手渡した。この支援金は、以前、総本部が平成12年(2000年)の雄山噴火の際、募金を呼び掛けて集まった浄財で、全島避難した村民が帰島するまで預かっていたもの。羽田―三宅島間の飛行機が、4月26日に運行再開したことを機会に現地へ届けた。
 また、27日と28日の両日に渡って、教育委員会の木村教育課長に案内していただき、今なおいたる所に噴火の爪跡が残る島内を視察した。現在も、雄山からは火山ガスが発生しているため、立入禁止区域があり、家に戻れない人々がいる。島の本当の復興には、まだ時間がかかる。

第5回内モンゴル植林ツアーに視察参加

第5回内モンゴル植林ツアーに視察参加

 去る5月5日から11日までの日程で「第5回内モンゴル植林ツアー」に一隅を照らす運動総本部から2名が、視察参加した。
 このツアーを主催したのは、長野県飯田市下伊那の有志の会で作る「内モンゴルの砂漠を緑化する会・NPO法人草原の風」(代表:中田忠夫氏)。同会は、内モンゴル出身で飯田市在住の佐々木ハスゲレルさんが始めた植林活動を支援しようと、平成16年に発足。これまでに実施した4回のツアーで、柳や薬草など計約10万本を植林している。
 平成18年11月にハスゲレルさんらが天台宗務庁に来庁され、総本部に植林支援の依頼があり、それを受けて昨年に続きツアーに参加した。
 次長を含む25名の一行は、中華人民共和国の首都北京から西に1,000kmの内モンゴル自治区オトクチでの植林活動、子どもたちや遊牧民との交流を行った。

【柳の苗木を1,000本。サジの苗木とヤンサイ草を植林 】
6日には、オトクチ市街から植林地域へ移動、午前11時より現地林業局主催のオープニングセレモニーに出席し、次長から活動支援金として30万円の目録をオトクチ林業局局長ボージンサン氏へ手渡した。
 その後、現地に向かい植林を開始、集まった現地の人々は100名。中には、ラマ教寺院のチョンクル住職をはじめ僧侶数名・林業局職員25名・中学生40名も含まれていた。植林期間中を通して、内モンゴルTV放送局と内モンゴル日報新聞社の取材があり、大々的に取り上げられた。
現場にあるのは、大きなスコップのみで、近代的な機器は一切なし。2m位の柳苗木を植えるのに深さ1m・直径50cmの穴を掘って埋めるという単純な方法であった。
 その他、ソリゲミョ寺院(ラマ教)参拝や林業局との交流夕食会に参加、過去4回に植林された場所を視察した。
また、オトクチ市街では、オトクチ専門学校を訪問し総本部からは記念品を贈呈した。また、学校では、日本語授業を見学した。
なお、総本部としては、前回植林した成果を実感し、継続した広がる砂漠化への防止活動を前向きに検討していく。

中越沖地震支援で新潟県から感謝状

中越沖地震支援で新潟県から感謝状

 平成20年3月24日、新潟市の新潟県庁で「新潟県中越沖地震感謝状贈呈式」が開かれ、義援金を贈るなど被災者支援の活動をした団体や企業の関係者約70人が出席した。一隅を照らす運動総本部からは、秋吉文隆総本部長が出席し、泉田裕彦知事代理の神保和男副知事から感謝状が贈呈された。
 一隅を照らす運動総本部では、昨年7月16日に発生した新潟県中越沖地震の被災者支援のため、宗内各寺院や一般に募金を呼び掛け、集まった浄財1,000万円を新潟県に寄託している。
 被災地では、電気や水道、ガス等のライフラインの復旧は終わっているが、個人の住宅に関しては、これから復興が本格化していく。