一隅を照らす運動ニュース

一隅を照らす運動ニュース
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日本赤十字社に中国青海省地震義援金を寄託
法華総持院に百萬巻写経を奉納
3月16日、総本部では、比叡山法華総持院東塔に於いて百萬巻写経の奉納を行った。
最初に、福惠善高総本部長から小堀光實法務部長に写経が手渡された後、小堀部長導師による法楽が厳修された。
奉納された写経は、一隅を照らす運動で推進する「百萬巻写経」として、今年度総本部に納められた2,803巻。
総本部では、毎年3,000巻の目標をたて、一人でも多くの人への参加を呼びかけるとともに、信仰運動の基盤であることから、全国の支部でも積極的に写経会を実施して欲しと考えている。
最初に、福惠善高総本部長から小堀光實法務部長に写経が手渡された後、小堀部長導師による法楽が厳修された。
奉納された写経は、一隅を照らす運動で推進する「百萬巻写経」として、今年度総本部に納められた2,803巻。
総本部では、毎年3,000巻の目標をたて、一人でも多くの人への参加を呼びかけるとともに、信仰運動の基盤であることから、全国の支部でも積極的に写経会を実施して欲しと考えている。
関連リンク:お写経のすすめ
タイ交流親善視察団を派遣
総本部では、平成22年3月1日から6日までタイ交流親善視察団を派遣、今回の視察団には5名が参加し、総本部からは事務局として草別善哉総本部次長が同行した。一行は、総本部が長年支援している、バンコク市内クロントイスラムのドゥアン・プラティープ財団とシャンティ国際ボランティア会(SVA)の事務所、プラティープ財団「生き直しの学校」チュンポーン校・カンチャナブリ校などを訪問した。
3月2日、一行は、タイ南部のスラタニ県にある「生き直しの学校」チュンポーン校を訪問。ここは、親からの暴力、スラムの社会的圧力から自信を失い、麻薬や犯罪に逃げ場を求めてしまった青少年を立ち直らせる施設である。現在、15歳から25歳までの青少年37人が規律正しい集団生活を送る中で、3~5年をかけて麻薬の更生をした後、主に農業訓練や職業訓練などを受けている。
また、総本部の支援で開墾したマンゴスチンやココナッツの果樹園、20年前から造ってきたゴム園やアブラヤシ園の収益で、運営費の約半分を賄えるまでになっている。
翌3日は、バンコクに戻り、プラティープ財団とSVAの事務所を視察。
最初に訪れたプラティープ財団事務所では、財団が運営する幼稚園の園児たちから熱烈な歓迎を受けた後、総本部が継続している「生き直しの学校」支援金100万円が今団団長の西郊良光顧問からプラティープ女史に手渡された。
続いて、参加者で茨城教区圓福寺住職の本田純道師が50万円を同女史に手渡した。これは、「生き直しの学校」カンチャナブリ校のアブラヤシ農園事業への支援金。本田師は平成16年にも同事業へ300万円を支援している。財団では、収穫したアブラヤシの実を搾油工場へ運ぶトラックが小型で老朽化しているため、中型トラック購入のための募金を呼び掛けており、支援金はその費用に充てられる予定だ。
次に訪れたSVAでは、草別総本部次長からアルニー事務局長に支援金30万円の目録を手渡した後、日本人スタッフからパソコンを使って現状の活動報告を受けた。
4日には、虐待や非行の背景が、チュンポーン校の青少年よりも複雑で深刻な少女や低年齢児が暮らす「生き直しの学校」カンチャナブリ校を訪問。ここは財団設立25周年を記念し、6年前に本田師などの支援により総本部がアブラヤシ600本を植樹している。
現在、カンチャナブリ校には、5歳から25歳の青少年48人が共同生活を送っていて、アブラヤシ農園づくりを主とした農業訓練、ベーカリールームや薬草石けんづくりなどの職業訓練を受けながら近くの学校に通っている。
5日、一行は世界文化遺産の古都アユタヤを見学し、帰国の途についた。
3月2日、一行は、タイ南部のスラタニ県にある「生き直しの学校」チュンポーン校を訪問。ここは、親からの暴力、スラムの社会的圧力から自信を失い、麻薬や犯罪に逃げ場を求めてしまった青少年を立ち直らせる施設である。現在、15歳から25歳までの青少年37人が規律正しい集団生活を送る中で、3~5年をかけて麻薬の更生をした後、主に農業訓練や職業訓練などを受けている。
また、総本部の支援で開墾したマンゴスチンやココナッツの果樹園、20年前から造ってきたゴム園やアブラヤシ園の収益で、運営費の約半分を賄えるまでになっている。
翌3日は、バンコクに戻り、プラティープ財団とSVAの事務所を視察。
最初に訪れたプラティープ財団事務所では、財団が運営する幼稚園の園児たちから熱烈な歓迎を受けた後、総本部が継続している「生き直しの学校」支援金100万円が今団団長の西郊良光顧問からプラティープ女史に手渡された。
続いて、参加者で茨城教区圓福寺住職の本田純道師が50万円を同女史に手渡した。これは、「生き直しの学校」カンチャナブリ校のアブラヤシ農園事業への支援金。本田師は平成16年にも同事業へ300万円を支援している。財団では、収穫したアブラヤシの実を搾油工場へ運ぶトラックが小型で老朽化しているため、中型トラック購入のための募金を呼び掛けており、支援金はその費用に充てられる予定だ。
次に訪れたSVAでは、草別総本部次長からアルニー事務局長に支援金30万円の目録を手渡した後、日本人スタッフからパソコンを使って現状の活動報告を受けた。
4日には、虐待や非行の背景が、チュンポーン校の青少年よりも複雑で深刻な少女や低年齢児が暮らす「生き直しの学校」カンチャナブリ校を訪問。ここは財団設立25周年を記念し、6年前に本田師などの支援により総本部がアブラヤシ600本を植樹している。
現在、カンチャナブリ校には、5歳から25歳の青少年48人が共同生活を送っていて、アブラヤシ農園づくりを主とした農業訓練、ベーカリールームや薬草石けんづくりなどの職業訓練を受けながら近くの学校に通っている。
5日、一行は世界文化遺産の古都アユタヤを見学し、帰国の途についた。
AMDAにハイチ地震義援金を寄託
平成22年3月10日、総本部は天台宗務庁において、特定非営利活動法人AMDA(アムダ・本部:岡山市)へハイチ地震義援金として100万円を寄託した。
この100万円は、総本部が2月25日まで天台宗寺院や檀信徒、一般に募金を呼び掛けて集まった浄財の一部。
当日は、アムダから難波妙・代表部参事が来庁し、阿純孝理事長が義援金を手渡した。
アムダは、紛争による難民や災害の被災者に対して保健・医療を中心とした支援を行っている団体で、1月12日に発生したハイチ地震の際も、18日には現地で診療活動を開始した。
難波参事の報告によると、現地の病院は廊下まで怪我人であふれ、医薬品不足により、やむなく下肢を切断しなければならない人が大勢いるため、アムダでは今後、義肢支援プロジェクト活動を行っていく予定である。
この100万円は、総本部が2月25日まで天台宗寺院や檀信徒、一般に募金を呼び掛けて集まった浄財の一部。
当日は、アムダから難波妙・代表部参事が来庁し、阿純孝理事長が義援金を手渡した。
アムダは、紛争による難民や災害の被災者に対して保健・医療を中心とした支援を行っている団体で、1月12日に発生したハイチ地震の際も、18日には現地で診療活動を開始した。
難波参事の報告によると、現地の病院は廊下まで怪我人であふれ、医薬品不足により、やむなく下肢を切断しなければならない人が大勢いるため、アムダでは今後、義肢支援プロジェクト活動を行っていく予定である。
「きらめき」第20号2010春彼岸号発行
AMDAの難波代表部参事が来庁
平成22年2月16日、自然災害や紛争の被災者に対して、世界各地で医療活動を行っている特定非営利活動法人AMDA(アムダ・本部=岡山市)の難波妙代表部参事が天台宗務庁に来庁した。阿純孝理事長、福惠善高総本部長らと会談し、ハイチ地震の救援活動について説明し、総本部のこれまでの支援に対する謝辞を述べた。
アムダは、ハイチ地震直後の1月15日には医師・看護師などを現地へ派遣して医療活動を開始し、現在も継続的に医療支援を行っている。今後は義肢支援プロジェクトなど、震災後のアフターケアのための幅広い活動を検討中である。
阿理事長はアムダの活動をねぎらうと共に「宗教的側面から協力できることもあるので、今後も協力を続けていきたい」と語った。
アムダは、ハイチ地震直後の1月15日には医師・看護師などを現地へ派遣して医療活動を開始し、現在も継続的に医療支援を行っている。今後は義肢支援プロジェクトなど、震災後のアフターケアのための幅広い活動を検討中である。
阿理事長はアムダの活動をねぎらうと共に「宗教的側面から協力できることもあるので、今後も協力を続けていきたい」と語った。
一隅を照らす運動理事会を開催
平成22年1月21日、天台宗務庁(滋賀県大津市坂本)において、一隅を照らす運動理事会が開催され、平成22年度の一隅を照らす運動の事業計画や予算を審議し、
○平成22年度「一隅を照らす運動」通常会計歳入歳出予算68,000,000円
○平成22年度「一隅を照らす運動」地球救援事業特別会計歳入歳出予算28,000,000円
が承認された。
会議の冒頭で、小堀会長からは、阿純孝新理事長の方針の1つ『人材の育成と伝教大師のみ教えを弘めることが大切。発足40年を迎えて、運動の更なる発展を期待する』との挨拶。
また、谷口義久新副会長(天台宗檀信徒会会長)からは『総裁である半田猊下からの委嘱状を頂戴し感激と恐縮の思いです。小さな力ではあるが皆に広め、それぞれが我が事として頑張って頂くよう努力したい』との就任挨拶があった。
今回、委嘱された副会長・顧問・理事長・専務理事・理事は、次の通り。
【副会長】 京都教区穴太寺檀信徒・谷口義久氏
【顧問】 神奈川教区圓満寺住職・西郊良光師 滋賀教区金剛輪寺住職・濱中光礼師
【理事長】 東京教区 圓融寺住職・阿 純孝師
【専務理事】 延暦寺一山雙厳院住職・福惠善高師
【理事】 九州東教区觀音院住職・阿部昌宏師 東京教区 龍泉寺住職・齊藤圓眞師 東海教区延命寺住職・村上圓竜師 延暦寺一山禅定院住職・水尾寂芳師
○平成22年度「一隅を照らす運動」通常会計歳入歳出予算68,000,000円
○平成22年度「一隅を照らす運動」地球救援事業特別会計歳入歳出予算28,000,000円
が承認された。
会議の冒頭で、小堀会長からは、阿純孝新理事長の方針の1つ『人材の育成と伝教大師のみ教えを弘めることが大切。発足40年を迎えて、運動の更なる発展を期待する』との挨拶。
また、谷口義久新副会長(天台宗檀信徒会会長)からは『総裁である半田猊下からの委嘱状を頂戴し感激と恐縮の思いです。小さな力ではあるが皆に広め、それぞれが我が事として頑張って頂くよう努力したい』との就任挨拶があった。
今回、委嘱された副会長・顧問・理事長・専務理事・理事は、次の通り。
【副会長】 京都教区穴太寺檀信徒・谷口義久氏
【顧問】 神奈川教区圓満寺住職・西郊良光師 滋賀教区金剛輪寺住職・濱中光礼師
【理事長】 東京教区 圓融寺住職・阿 純孝師
【専務理事】 延暦寺一山雙厳院住職・福惠善高師
【理事】 九州東教区觀音院住職・阿部昌宏師 東京教区 龍泉寺住職・齊藤圓眞師 東海教区延命寺住職・村上圓竜師 延暦寺一山禅定院住職・水尾寂芳師
「一隅を照らす木」を比叡山に植樹
一隅を照らす運動総本部では、平成21年12月25日比叡山延暦寺境内と奥比叡ドライブウエイ沿線に合計6本の桜を植樹した。
なお、今年度の植樹里親は11名で、残り5本についても準備が整い次第、比叡山ドライブウエイ沿線に年度内に植樹される。
この植樹は、「一隅を照らす木植樹里親」募集によるもので、本運動が掲げる3つの柱の1つ、「共生」の実践活動として、また地球温暖化防止活動の一環として行っており、今回で第5回目を迎える。それぞれの木には「地球温暖化防止 一隅を照らす木」というメッセージと、植樹里親の名前を刻んだプレートが取り付けられた。
また、平成20年度迄で合計55本が植樹されているが、以前の植樹里親からは「延暦寺参詣時に自分の木を探すのが楽しみ」といった声が寄せられている。
植樹里親は次のとおり、岩手県 佐藤奈美子、埼玉県 原正行、東京都 佐藤博子、神奈川県 横山和雄(2口)、神奈川県 田中春一、京都府 千本妙子、兵庫県 清水次郎、鳥取県 木村俊視、広島県 小野裕一郎、鹿児島県 新留代里子(順不同敬称略)。
なお、今年度の植樹里親は11名で、残り5本についても準備が整い次第、比叡山ドライブウエイ沿線に年度内に植樹される。
この植樹は、「一隅を照らす木植樹里親」募集によるもので、本運動が掲げる3つの柱の1つ、「共生」の実践活動として、また地球温暖化防止活動の一環として行っており、今回で第5回目を迎える。それぞれの木には「地球温暖化防止 一隅を照らす木」というメッセージと、植樹里親の名前を刻んだプレートが取り付けられた。
また、平成20年度迄で合計55本が植樹されているが、以前の植樹里親からは「延暦寺参詣時に自分の木を探すのが楽しみ」といった声が寄せられている。
植樹里親は次のとおり、岩手県 佐藤奈美子、埼玉県 原正行、東京都 佐藤博子、神奈川県 横山和雄(2口)、神奈川県 田中春一、京都府 千本妙子、兵庫県 清水次郎、鳥取県 木村俊視、広島県 小野裕一郎、鹿児島県 新留代里子(順不同敬称略)。
関連リンク:「一隅を照らす木」募集要項
「きらめき」第19号2010正月号発行
NHKに一斉托鉢の浄財を寄託
平成21年12月9日、一隅を照らす運動総本部では、NHK歳末たすけあい・海外たすけあいへの義援金寄託式を行った。
当日は、NHK大津放送局から亀井保樹局長、吉田利嗣副局長が来庁し、濱中光礼同運動理事長と武覚超副理事長、秋吉文隆総本部長がそれぞれ義援金を手渡した。
歳末たすけあいには、今月1日に比叡山麓坂本で行われた「天台宗全国一斉托鉢」の浄財473,067円と、11月25日まで総本部が呼び掛けた「台風9号・18号、サモア諸島・スマトラ沖地震災害支援」の募金から台風18号災害支援として90万円が、海外たすけあいには、地球救援事務局から100万円が寄託された。
また、寄託式には、比叡山幼稚園から竹林幸祥副園長、園児と保護者6名も出席し、11月8日に比叡山幼稚園で行われた秋バザーの収益金が園児たちから亀井局長に手渡された。
当日は、NHK大津放送局から亀井保樹局長、吉田利嗣副局長が来庁し、濱中光礼同運動理事長と武覚超副理事長、秋吉文隆総本部長がそれぞれ義援金を手渡した。
歳末たすけあいには、今月1日に比叡山麓坂本で行われた「天台宗全国一斉托鉢」の浄財473,067円と、11月25日まで総本部が呼び掛けた「台風9号・18号、サモア諸島・スマトラ沖地震災害支援」の募金から台風18号災害支援として90万円が、海外たすけあいには、地球救援事務局から100万円が寄託された。
また、寄託式には、比叡山幼稚園から竹林幸祥副園長、園児と保護者6名も出席し、11月8日に比叡山幼稚園で行われた秋バザーの収益金が園児たちから亀井局長に手渡された。
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