たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

一隅を照らす運動理事会を開催

 平成18年1月23日、天台宗務庁(滋賀県大津市坂本)において、一隅を照らす運動理事会が開催され、平成18年度の一隅を照らす運動総本部予算、事業計画等が審議され、いずれも原案通り承認された。
 総本部では、平成17年度から会報として『きらめき』を発行しているが、次号の第5号から、現行のタブロイド版から小冊子形式に改め、内容の刷新を図ることとなった。
 なお、これまで通り、年4回印刷し、宗内寺院や総本部直属正会員に無料配布される。

「一隅を照らす木」を比叡山ドライブウェイに植樹

「一隅を照らす木」を比叡山ドライブウェイに植樹

 一隅を照らす運動総本部では、「共生」を実践運動の一つの柱に掲げ、家庭のゴミを減らすなど地球環境を守る取り組みを進めてきた。
 今年度は、これに加えて、檀信徒の方々に祖山や菩提寺などへの敬愛の念を深めていただこうと、「一隅を照らす木」を植える活動を新たに提唱し、初年度の取り組みとして、比叡山に「一隅を照らす木」を植樹する里親を募集した。
 平成17年12月8日に、数日前に降った雪がまだ残る中、延暦寺、比叡山ドライブウエイ、奥比叡ドライブウエイの協力により、12本のモミジや桜、ななかまどの木がドライブウエイの道路脇に植えられた。それぞれの木には、「地球温暖化防止 一隅を照らす木」というメッセージと、里親に賛同してくださった支部寺院や個人の名前を刻んだプレートが取り付けられた。
 「地球温暖化防止」と銘打つには、ごくささやかな取り組みではあるが、木々が大きく枝を広げるように、やがて全国の天台宗寺院や多くの方々の賛同を得て、この取り組みが育っていくことを願っている。
 第1回植樹里親賛同者は、田村昇平、壬生照道、薗實丞、東海教区延命寺、東京教区津梁院、兵庫教区白毫寺、山陰教区大日寺、京都教区吉祥院、四国教区妙法寺、岡山教区本性院、滋賀教区東雲寺、斎藤良樹(順不同敬称略)であった。
 なお、平成18年度の「一隅を照らす木」の募集要項等については以下のURLを参照ください。
http://ichigu.net/rescue/plant.html 関連リンク:平成18年度「一隅を照らす木」の募集要領

第5回一隅を照らす運動公開講座が開催され、叡南俊照大阿闍梨が「行」を語る

第5回一隅を照らす運動公開講座が開催され、叡南俊照大阿闍梨が「行」を語る

 一隅を照らす運動公開講座(主催:一隅を照らす運動総本部)が平成17年11月9日に天台宗務庁(大津市坂本)で開催された。第5回目となる今回の公開講座では千日回峰行を満行した叡南俊照師(北嶺大行満大阿闍梨、延暦寺一山律院住職)を講師に迎え、市民や篤信者など約600名が詰めかけた。
 まずはじめに壬生照道一隅を照らす運動総本部長の開講挨拶があり、続いて叡南阿闍梨から受講者にお加持が授けられた。
 叡南師は「行者になるべく、師僧である叡南覚照師に導かれたように思います。とにかく一つのことをやり続け、あきらめず、耐えることを学びました」と小僧生活や修行当時のスライド写真を織り交ぜながら、時にはユーモアも入れて厳しい修行の日々について講演した。特に600日目の頃に体調を崩し、師僧から叱咤激励されながらも、陰で師僧や弟子に支えられて、なんとか回復して行を継続することができたこともしみじみと語っていた。
 ある参加者は「命がけの回峰行の一端を知ることができました。叡南阿闍梨様ほどのお方でも修行中に人生の最大のピンチがあり、それをお師匠様や周囲の人々のお陰やお不動様のご加護で乗り越えられたということがわかりました。親しくお加持をいただき、また自分にとっても励みとなるお話をありがとうございました」と語っていた。
 叡南師は、昭和33年に得度、昭和49年に比叡山の荒行である千日回峰行に出峰し、昭和54年に同行を満行。また昭和61年に比叡山12年籠山(ろうざん)行を成し遂げた。