たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

内モンゴル植林ツアーに参加

内モンゴル植林ツアーに参加

 平成26年5月6日から10日までの日程で、NPO法人「草原の風」主催の「第11回内モンゴル植林ツアー」が行われ、天台宗から12名が参加した。
 今回も昨年同様に、砂漠緑化の大切さを知ってもらおうと、宗門の比叡山高校と駒込高校にも参加を呼び掛け、高校生4名と引率教諭1名がツアーに参加した。
 第11回のツアー参加者20名は、中華人民共和国の首都北京から西に1,000㎞の内モンゴル自治区ウーシン旗での植林活動を行い、現地の内モンゴル師範大学の大学生等との交流を行った。
 第1日目の7日は朝から植林地に向かい、長さ2mほど柳の木を約2,000本を植林を行った。集まった人々は約80名。中には、地元の大学生も含まれていた。
 現場には、近代的な機器は一切なく、大きなスコップがあるのみで、約2mの柳を植えるのに深さ80㎝程の穴を掘って埋めるという原始的な方法であった。
 その後、志井浩順一隅を照らす運動総本部次長から植林活動支援金として30万円の目録を植林事務局責任者スチント氏へ手渡した。
 第2日目の8日も前日と同じ砂漠地帯において植林活動を行った。日本からの参加者と現地の参加者がグループに分かれ、主に松の木を植林した。植林活動や食事を通して交流を深めた。
 今回は2日間とも天候に恵まれ、暑い中での植林作業になったが、約10,000本の木を植林することができた。

叡山学院が托鉢浄財を寄託

叡山学院が托鉢浄財を寄託

 平成26年1月30日、叡山学院生3名(余吾昌憲さん総合学科3年、小寺照哉さん総合学科2年、西野祐聖さん総合学科2年)と教員1名が来庁し、平成26年1月23日に行った托鉢で集まった浄財を横山照泰一隅を照らす運動総本部長に寄託した。
 この托鉢は、叡山学院生で組織された「玉泉会(ぎょくせんかい)」主催で実践仏教の一環として、大津市園城寺町の園城寺(三井寺)界隈で行われているもので、20数年以上続けられている。
 今年は約40名が街頭托鉢と戸別托鉢を行い、144,688円の浄財が寄せられた。
 この寄託を受けて、横山総本部長は「確かにお預かりしました。大切に活用させていただきます」と述べた。

比叡山高校宗内生が托鉢浄財を寄託

比叡山高校宗内生が托鉢浄財を寄託

 平成26年1月17日、比叡山高校宗内生4名(加島亮成君2年生、高宮顕大君2年生、吉井理峯君2年生、檜原亮紀君1年生)、教員1名が来庁し、平成25年12月8日(日)に行われた「寒行托鉢」で集まった浄財98,260円を地球救援募金として、地球救援事務局に寄託した。
 この托鉢は、宗内生が実践仏教の一環として年1回12月に、大津市仰木地区において戸別托鉢を実施しているもので、網代笠、素絹、手甲、脚絆、頭陀袋などを身につけ、特に足下は草鞋を履く。1年生ではなかなか履き慣れない草鞋も、2・3年生になると慣れてくるという。
 今年は宗内生9名が参加。1年生は今回が初めての参加で「とても寒かったです」と感想を述べた。
 また、宗内生は「天台宗のために使っていただけると光栄です」と寄託への想いを述べた。

一隅を照らす運動理事会

一隅を照らす運動理事会

 平成26年1月16日、天台宗務庁(滋賀県大津市坂本)において一隅を照らす運動理事会が開催され、平成26年度の一隅を照らす運動の事業計画や予算を審議し、平成26年度「一隅を照らす運動」通常会計歳入歳出予算金84,600,000円、平成26年度「一隅を照らす運動」地球救援事業特別会計歳入歳出予算金35,200,000円が承認された。
 会議の冒頭では、森川宏映会長から「過日、横山照泰総本部長に一隅を照らす運動の抱負を聞いたところ、即座に団体の会員を増やしたいと答えられた。それぞれの団体は、自らのことで精一杯ということもあり、即座に入会とはいかないかもしれない。しかし、信念と情熱があれば、固い鉄の扉も開くのではないか。その事を頭に置きながら、ご審議をして頂きたい。」と挨拶があった。
 続いて、山田俊和副会長から「発足当時は、物が豊かになったが精神が伴わないところから始まったと聞いている。時代の移り変わりがあるが、特に東日本大震災の復興の中で我々が果たしていける役目があるのかという点を加味しながら努力していきたい」と挨拶があった。
 また、理事会開催前に平成25年11月18日から12月17日の間に全支部へ呼びかけていた、平成25年11月台風30号義援金の合計8,675,288円のうち2,000,000円を森川宏映会長より認定特定非営利活動法人アムダ代表菅波茂氏へ寄託した。
 菅波代表は、「物の見方や考え方が違う人達が、どうしたら一緒にやっていけるのかという疑問が全ての始まりでした。行き着いた答えは、被災者と同じように苦労をともにすることによって、そこで生じる尊敬と信頼の念があればやっていける。その困った時はお互いさま、という相互扶助の気持ちを大事にしながら活動している。」とアムダの紹介をされた。

 
 今回の理事会で、就任された顧問・理事長・専務理事・理事・監事は次の通り。
【顧問】
 京都教区三千院住職・堀澤祖門師
 東京教区圓融寺住職・阿純孝師
 神奈川教区圓満寺住職・西郊良光師

【理事長】
 宗務総長・木ノ下寂俊師
 
【専務理事】
 参務一隅を照らす運動総本部長・横山照泰師 


【理事】
 参務財務部長・田中祥順師
 参務教学部長・中島有淳師
 参務社会部長・角本尚雄師

【監事】
 陸奥教区大長壽院住職・菅原光中師

きらめき 第35号 平成26年 正月号

きらめき 第35号 平成26年 正月号

「きらめき」第35号(正月号)が発行されました。
「生命」「奉仕」「共生」の3つの柱をコンセプトに年4回発行しております。
詳しくは下記関連リンクより 関連リンク:きらめき

三千院門跡が浄財を寄託

三千院門跡が浄財を寄託

 平成25年12月24日、三千院門跡(堀澤祖門門主)の大島亮幸執事長が天台宗務庁に来庁し、一隅を照らす運動総本部へ50万円を寄託、一隅を照らす運動へ大島執事長より手渡された。
 今回の浄財は、京都市左京区大原の三千院一帯において行われた「托鉢寒行」で集まった浄財。
 この寒行托鉢は、二十数年以上前から行われており、地元大原の地で恒例行事として定着している。
 総本部では地球救援募金として有効に活用させていただく。

東京都へ台風26号災害義援金を寄託

東京都へ台風26号災害義援金を寄託

 平成25年10月16日明け方に台風26号がもたらした大雨の影響で、甚大な土石流災害を受けた東京都大島町への支援として、一隅を照らす運動総本部は11月6日に東京都庁を訪問し、義援金を寄託した。
 東京都庁に、福惠善高総本部長と杜多徳雄東京教区本部長が赴き、東京都福祉保健局指導監査部飯塚美紀子部長と面談し、総本部からの義援金30万円を寄託し、被災状況の詳しい説明を受けた。
 飯塚部長は「今回の災害で多くの方が被害に遭われました。この義援金は被災された方のために使わせていただきます」と述べられた。

第13回 一隅を照らす運動公開講座

第13回 一隅を照らす運動公開講座

 一隅を照らす運動総本部では、第13回一隅を照らす運動公開講座を平成25年10月31日に天台宗務庁で開催した。
 今回の講師は、特定非営利活動法人アムダ代表菅波茂氏を迎え、「困った時はお互いさま」と題して講演された。
 約1時間の講演では、菅波代表がアムダを設立された経緯や東日本大震災での救援活動などを話され参加者は聞き入っていた。
 菅波代表は、人道援助の三原則である、1.誰でも他人の役に立ちたい気持ちがある、2.この気持ちの前には、国境、民族、宗教、文化等の壁はない、3.援助を受ける側にもプライドがある、の3つを挙げ、「アムダでは、この三原則をもとに救援活動をしており、活動員は、相互扶助の精神である困った時はお互いさまの心で接している」と紹介した。
 また、菅波代表より直接、参加者に質問がないか尋ねる場面や、参加者の質問に対してエールを送る一幕もみられ、会場が一体となって盛り上がった。
 

比叡山中学校が東日本大震災義援金を寄託

比叡山中学校が東日本大震災義援金を寄託

 平成25年10月7日、比叡山中学校ボランティア委員長の飯野明花さんが来庁し、9月23日・24日に比叡山中学校で行われた文化祭でのバザーの売り上げの一部16,580円を福惠善高一隅を照らす運動総本部長に東日本大震災義援金として寄託した。
 同校ボランティア委員会では毎年バザーを行っており、総本部に寄託している。震災後は、義援金として寄託しており、今回で3回目。
 また、飯野委員長は「東日本大震災で被災され、まだまだ復興されていない地域の方々の為に役立てて下さい。」と熱い思いを述べた。

台風18号災害義援金を寄託

台風18号災害義援金を寄託

 平成25年9月16日早朝に近畿地方に最接近した台風18号による災害への支援を一隅を照らす運動総本部は9月30日、京都府庁と滋賀県庁を訪問し、義援金を寄託した。
 京都府庁には、福惠善高総本部長と京都教区庶務主任原田誠俊師が赴き、健康福祉部山口寛士部長と面談し、総本部からの義援金30万円を寄託、今回の豪雨による被災状況の説明を受けた。
 次に訪れた滋賀県庁には、福惠善高総本部長と滋賀教区長山慈信教区本部長が赴き、健康福祉部中井清次長より被災状況の説明を受け、総本部から義援金30万円を寄託した。
 両府県の担当者は「大きな災害は過去になく、多くの被害が出ており、今後は復旧への迅速な対応が求められる。」と語った。なお、今回の義援金は被災された方々に贈られる。