たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

聖エジディオ共同体に活動支援金を贈呈

聖エジディオ共同体に活動支援金を贈呈

 一隅を照らす運動総本部では、世界の子どもたちの福祉と教育向上を願って、毎年、イタリアの聖エジディオ共同体を支援しており、ヨーロッパで開催される「世界宗教者平和の祈りの集い」で、代表者が支援金を贈呈している。
 本年も平成20年11月17、18日の両日、聖エジディオ共同体が主催する「第22回世界宗教者平和の祈りの集い」がキプロスのニコシアで開催された。
 18日には、今回の「第22回世界宗教者平和の祈りの集い」天台宗代表使節団団長を務めた栢木寛照宗議会副議長が、アゴスティーノ・ジョバンニョーリ聖エジディオ共同体アジア地域責任者に共同体活動支援金として30万円を手渡した。

「一隅を照らす運動」教区本部看板が完成披露

「一隅を照らす運動」教区本部看板が完成披露

 平成20年11月11日、天台宗務庁(滋賀県大津市)において、一隅を照らす運動教区本部長会議が開催され、各教区本部長30名が出席。同会議の席上で、各教区本部の看板(ケヤキ。高さ4尺、幅7寸、厚さ1寸。)が、この度完成し披露された。
 この看板は、各教区本部に共通したものを掲げ、さらに一隅を照らす運動を推進する事を目的として、総本部で昨年から企画。一隅を照らす運動の総裁である半田孝淳天台座主猊下に揮毫を頂き今般完成した。
 また、同月25日に滋賀教区本部では、長山教区本部長導師のもと、霜月会法要がおこなわれ、法要の後、教区宗務所に看板が設置された。(写真)

NHKに一斉托鉢の浄財を寄託

NHKに一斉托鉢の浄財を寄託

 平成20年12月10日、一隅を照らす運動総本部では、NHK「歳末たすけあい」・「海外たすけあい」への義援金寄託式を行った。
 当日は、NHK大津放送局から三原渡局長、吉田利嗣副局長が来庁し、濱中光礼一隅を照らす運動理事長と武覚超副理事長がそれぞれ義援金を手渡した。
 歳末たすけあいには、12月1日、比叡山麓坂本で行われた「天台宗全国一斉托鉢」の浄財386,447円が、海外たすけあいには、地球救援事務局から100万円が寄託された。
 また、義援金寄託式には、比叡山幼稚園から武園長と園児、保護者も出席し、11月9日に比叡山幼稚園で行われたチャリティーバザーの収益金が園児たちから三原局長に手渡された。

「一隅を照らす木」を比叡山に植樹

「一隅を照らす木」を比叡山に植樹

 一隅を照らす運動総本部では、11月28日比叡山延暦寺境内に、11月29日奥比叡ドライブウエイ沿線に、12月6日比叡山ドライブウエイ沿線に合計17本を植樹した。
 この植樹は、「一隅を照らす木植樹里親」募集によるもので、本運動が掲げる3つの柱の1つ、「共生」の実践活動として、また地球温暖化防止活動の一環として行っており、今回で第4回目を迎える。それぞれの木には「地球温暖化防止 一隅を照らす木」というメッセージと、植樹に賛同した個人の名前を刻んだプレートが取り付けられた。
 「地球温暖化防止」には、ごくささやかな取り組みではあるが、木々が大きく枝を広げるように、やがて全国にこの取り組みが育っていくことを願っている。
 植樹里親は次のとおり、埼玉県 宮崎英憲・宮崎恵子・宮崎敬寛・宮崎敦寛・宮崎雅大・後藤信夫・羽石キヨミ・羽石正幸、東京都 高橋潔・高橋洋子、鹿児島県 川崎勝子・上塩富子、山形県 山中美智子(2口)、宮城県 福村勉、島根県 松本智美、和歌山県 岩本和代(順不同敬称略)。 関連リンク:「一隅を照らす木」募集要項

「きらめき」第15号が発行されました。

「きらめき」第15号が発行されました。

関連リンク:「きらめき」第15号

一隅を照らす運動理事会を開催

一隅を照らす運動理事会を開催

 平成21年1月22日、天台宗務庁(滋賀県大津市坂本)において、一隅を照らす運動理事会が開催され、平成21年度の一隅を照らす運動の事業計画や予算を審議し、
○平成21年度「一隅を照らす運動」通常会計歳入歳出予算69,000,000円 
○平成21年度「一隅を照らす運動」地球救援事業特別会計歳入歳出予算27,000,000円 が承認された。
 また、「一隅を照らす運動」40周年記念事業については、東日本大会が平成21年10月6日(火)に福島県「郡山ユラックス熱海」を会場に開催する旨の報告があった。
 今回、委嘱された副理事長・理事は、次の通り。【副理事長】延暦寺一山求法寺住職・武覚超師。【理事】延暦寺一山止観院住職・小林祖承師。延暦寺一山雙厳院住職・福恵善高師。

中国・内モンゴル植林ツアーに参加

中国・内モンゴル植林ツアーに参加

 去る5月5日から11日までの日程で、NPO法人「草原の風」主催の「内モンゴル植林ツアー」が行われ、天台宗から秋吉文隆総本部長をはじめ6名が参加した。今回は昨年までと違い、沙漠緑化の大切さを知ってもらおうと、広く天台宗全寺院に参加を呼び掛けた。 ツアーに参加した22名は、中華人民共和国の首都北京から西に1,000㎞の内モンゴル自治区オトクチでの植林活動、子どもたちや村人との交流を行った。
 6日には、オトクチ市街から植林地域へ移動、総本部が地域の医療向上のために支援するシュリゲ廟医院を視察した後、秋吉総本部長が植林活動支援金として30万円の目録をオトクチ林業局局長ボージンサン氏へ手渡した。
 その後、植林場所に向かい植林を開始、集まった現地の人々は100名。中には、林業局職員25名・高校生40名も含まれていた。また、植林期間中、沙漠特有の砂嵐で作業ができないというハプニングもあったが、400本を植林することができた。
 現場には、近代的な機器は一切なく、大きなスコップがあるのみで、約2mの乾柳苗木を植えるのに深さ80㎝・直径50㎝の穴を掘って埋めるという原始的な方法であった。今年度は乾柳3,500本、障子松15,000本の植林を予定しているという。
 滞在中は、シュリゲ寺院(ラマ教)参拝や林業局との交流夕食会に参加、以前に植林された場所などを視察した。
 総本部では、継続した広がる沙漠化への防止活動を今後も実施していきたいと考えている。

「きらめき」第17号2009お盆号発行

「きらめき」第17号2009お盆号発行

「きらめき」第17号(お盆号)が発行されました。
「生命」「奉仕」「共生」の3つの柱をコンセプトに年4回発行しております。
詳しくは下記関連リンクより 関連リンク:「きらめき」第17号

第8回「心のつどいin比叡山」が、開催されました。

第8回「心のつどいin比叡山」が、開催されました。

 第8回「心のつどいin比叡山」(一隅を照らす運動総本部主催)を比叡山延暦寺会館で開催。7月14日、15日の一泊二日の日程で、一般公募で募った男女36名が参加した。
 先ず開講式では、一隅を照らす運動紹介のDVD放映、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長導師による「おつとめ」があり、次にオリエンテーションや坐禅止観などの説明があった。
 研修会では『生活の中の修行』と題し、千日回峰行者の藤波源信師(延暦寺一山宝珠院住職)による法話があり、藤波師は回峰行について話された後、「厳しい僧侶の修行だけではなく、一人ひとりが毎日の生活で自分が出来る事をするのも一つの修行です」と説かれた。
 夕食後、『自己再発見の時』をテーマに久米邦子先生(神戸市立体育館・公民館インストラクター)による講演が行われた。童謡に合わせて日頃使わない筋肉のストレッチ体操を行ない、次の体操に移るごとにユーモアを混じえながら話された。
 翌日は、早朝5時起床後、研修生は根本中堂に入り、坐禅止観の実修。その後、書院境内の清掃、延暦寺会館でのお写経に、それぞれが熱心に取り組んでいた。
 参加者の約半数が初参加で、ある研修生は「『仏法聴きがたく、今すでに聴く……』という幸運にも恵まれましたので明日からの日々の生活に生かせるよう精進していきたいと思います」と感想を述べ、又ある研修生は「自分の出来る事で何か、人に役立つ生き方ができるよう日々努力していきたいとあらためて思いました。」と語っていた。

日本ユニセフ協会へ浄財を寄託

日本ユニセフ協会へ浄財を寄託

平成21年8月4日「比叡山宗教サミット22周年世界平和祈りの集い」(比叡山延暦寺)において、ユニセフへの募金寄託式が行われた。この募金は、毎年8月に行われている「天台青少年比叡山の集い」に参加した小中学生が、この日のためにお小遣いの中から出し合った募金と、全国から寄せられた浄財を合わせたもので、募金総額は300万円。
 寄託式では、小中学生を代表して上原由芽加さんより、小堀光詮一隅を照らす運動会長へ手渡され、引き続き、小堀会長から早水研日本ユニセフ協会専務理事に贈られた。