第17回「心のつどいin比叡山」(一隅を照らす運動総本部主催)を比叡山延暦寺会館で開催。7月20日、21日の1泊2日の日程で、一般公募で集まった男女35名が参加した。
1日目のはじめに、森定慈仁一隅を照らす運動総本部長、今出川行戒延暦寺参拝部長から挨拶を頂戴し、続いて日程説明や延暦寺会館での注意事項等の説明があり、研修会がはじまった。
最初に諸堂参拝として「根本中堂」「浄土院」「釈迦堂」を巡拝した。比叡山延暦寺では、大法会の特別記念事業として60年ぶりとなる総本堂根本中堂の改修事業を行なっている。根本中堂では、完成したばかりの修学スペースに登り、屋根と同じ高さから迫力あるお堂の様子を見学することができた。
夕食の後、『法華経』の写経に取り組んだ。参加者はみな、静寂な空気の中、集中して1文字1文字を丁寧に書き上げていた。
つぎに座談会が、6つのグループに分かれて開催された。長道圓俊師(同運動企画運営委員)や総本部職員も話しの輪に加わり、お互いの考えや想いを語り合い1日目の日程は終了した。
2日目は、早朝五時半より根本中堂にて坐禅止観、朝のおつとめに参加した。早朝の清らかな空気が漂う中、参加者は緊張感を持って臨んでいた。その後、大書院での作務(清掃奉仕)を行った。
朝食の後、延暦寺一山円竜院住職の宮本祖豊師を講師に迎え、「比叡山の修行」と題した講演が行われた。宮本師は講演の中で伝教大師のみ教えに触れるとともに、自身が経験した十二年籠山行について語られた。その過酷な内容もさることながら、修行を通して感じた、感謝することの大切さを参加者に熱く語られていた。
研修会を終えた参加者から「初めて参加させていただきました。大変有意義な2日間を過ごすことができ感激いたしました」、「様々な思いを持つ参加者が集い、和やかな雰囲気で研修会が営まれたので大変良かったです」と感想を述べていた。
~ お知らせ ~
第17回「心のつどいin比叡山」につきまして、予定通り開催いたします。
参加者各位におかれましては、お気を付けてお集まりいただきますよう、お願い申し上げます。 関連リンク:心のつどいin比叡山
兵庫教区本部(荒樋勝善教区本部長)では、平成30年6月6日に兵庫県神戸市のシーサイドホテル舞子ビラ神戸を会場に、第49回天台宗兵庫教区檀信徒会総会・一隅を照らす運動推進大会を開催し、約300名の参加者が集まった。
はじめに荒樋勝善教区本部長導師のもと法要が執り行われた。法楽に引き続き野花敏郞教区檀信徒会会長・荒樋教区本部長・森田源真教学部長・森定慈仁一隅を照らす運動総本部長より挨拶が述べられた。次に来賓の紹介が行われた後に教区檀信徒総会があった。
休憩後、一隅を照らす運動実践者6名の発表があり、森定同運動総本部長より表彰がなされた。
最後に、陸上女子1500M日本記録保持者・北京五輪日本代表小林祐梨子氏を講師に「人との絆(たすき)に込めた想い」と題した講演がありました。
神奈川教区本部(榎本昇道教区本部長)では、平成30年5月31日に神奈川県平塚市のカルチャーBONDS平塚を会場に、天台宗一隅を照らす運動神奈川相模大会を開催し、約320名の参加者が集まった。
第1部は、榎本昇道教区本部長導師のもと、神奈川教区僧侶による御詠歌の詠唱と法要が厳修された。法要後、榎本教区本部長並びに浅野玄航法人部長、森定慈仁一隅を照らす運動総本部長より挨拶が述べられた。第1部最後には、一隅を照らす運動総本部並びに神奈川県社会福祉協議会に神奈川教区本部より目録が寄託された。この募金は、地球救援募金として様々な団体を通じて、支援先に届けられる。
第2部では、小堀光雄教区教学布教法儀研究所長より講師紹介が行われた後に、神奈川教区圓満寺御住職西郊良光師を講師に「法華経の世界」と題した講演がありました。参加者一同、貴重なお話に聞き入っていた。
栃木教区本部(源田俊昭教区本部長)では、平成30年5月31日に栃木県大田原市の光丸山法輪寺を会場に、一隅を照らす運動のつどいを開催し、約300名の参加者が集まった。
はじめに源田教区本部長を導師に法楽が執り行われた。法楽に引き続いて源田教区本部長、法輪寺住職若水淳譲師から挨拶があり、その後、来賓を代表して天台宗宗務総長杜多道雄師より祝辞が述べられた。
講演の部では、はじめに二胡・古箏・中国琵琶奏者からなるグループ:ジャスミンの音楽コンサートが催された。
次の講演までの休憩中には、一隅を照らす運動キャラクターしょうぐうさんとともに地球救援協力を会場内にて呼びかけ、多くの募金協力が寄せられていた。
その後、茨城教区千妙寺住職阿純孝師の法話「ちょっとだけ仏さま」と題した講演があり、続いて一隅を照らす運動広報大使の露の団姫師による仏教落語「仏は君をホットケない」が披露された。
一般の参加者が多く参加されており、一隅を照らす運動のつどい全体を通して、「一隅を照らす」ことについて触れていただける内容であった。
平成30年5月26日、近畿教区本部(兼平明觀教区本部長)では、近畿教区第3部道成寺(和歌山県)を会場に、近畿教区山家会・一隅を照らす運動推進大会を開催し、約135名の参加者が集まった。
はじめに宗祖伝教大師報恩法要として兼平教区本部長御導師のもと常行三昧法要が執り行われた。次に近畿教区寺庭婦人会による伝教大師和讃が唱えられた。続いて、森田源真教学部長並びに兼平教区本部長より挨拶があった。
最後に、延暦寺一山円竜院御住職であり比叡山居士林所長でもあります宮本祖豊師を講師に「覚悟の力-比叡山十二年籠山行」と題した講演があり、参加者一同宮本師が経験された行の内容に驚きや関心を持ちつつも静かに聞き入っていました。
平成30年4月27日、埼玉教区本部(木本清玄教区本部長)では、東松山市民文化センターを会場に、第52回埼玉教区一隅を照らす運動推進大会並びに寺院檀信徒総会を開催し、約1000名の参加者が集まった。
第1部は、献供式から始まり、天台宗宗歌を唱えられた。次に、木本教区本部長御導師のもと法楽が執り行われ、続いて比叡山仏道鑽仰和讃を参加者と共に唱えた。合唱の後、木本教区本部長並びに栗原敬一檀信徒会長より挨拶が述べられた。また、式典では篤行者の表彰が行われ、総本部長賞8名、教区本部長賞7名がそれぞれ表彰された。第1部の最後には、寺本亮洞総務部長並びに山口泰明(やまぐちたいめい)衆議院議員より祝辞が述べられた。
第2部では、一隅を照らす運動推進・宗教サミット30周年の映像が放映された。
続いて、記念講演として、滝田栄氏による「仏と生きる」と題した講演が行われた。参加者一同、静かに聞き入っていました。
大会の最後には、慈愛募金贈呈として森定慈仁一隅を照らす運動総本部長に目録が寄託された。この募金には、当日会場内で呼び掛けて集まった浄財が含まれており、地球救援募金として様々な団体を通じて、支援先に届けられる。
群馬教区本部(三浦祐俊教区本部長)では、平成30年3月1日渋川市伊香保町のホテル木暮を会場に、群馬教区「一隅を照らす運動」年次大会を開催し、530名の参加者が集まった。
はじめに、水越稔幸檀信徒会連盟副会長の挨拶で開会し、三浦教区本部長導師のもと群馬教区物故者回向法要が、参加者全員で群馬教区発行の『天台のおつとめ』にて厳修された。
続いて、三浦教区本部長、都筑玄澄一隅群馬教区本部会長、神宮直仁檀信徒会連盟会長からそれぞれ挨拶があった。
開会式の後、第1講では、森定慈仁一隅を照らす運動総本部長より「一隅を照らす運動50周年に向けて」と題して講演を行った。森定総本部長は、2019年に迎える50周年への想いを語られた。
第2講では、延暦寺一山円竜院住職宮本祖豊師による「比叡山の修行と伝教大師の御心」と題した講演があり、自らが経験された十二年籠山行とそこで感じた様々な想いを伝教大師の願われた想いと重ね語られた。参加者は、静かな語り口に込められた熱い想いに、聞き入っていた。
最後の第3講では、南前橋部の萬福寺守山俊尚支部長による一隅を照らす運動支部活動事業報告として萬福寺で組織している「寺遊会」の活動紹介が行われ、大会は閉幕した。