たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

栃木教区一隅を照らす運動推進大会

栃木教区一隅を照らす運動推進大会

 栃木教区本部(源田俊昭教区本部長)では、平成29年7月9日に栃木県足利市の龍泉寺本堂を会場に、第三回一隅を照らす運動のつどいを開催し、約260名の参加者が集まった。
 はじめに源田教区本部長が導師を勤めての法楽が執り行われ、続いて主催者を代表して挨拶された。
 つぎに講演会が行われ、はじめに露の団姫師による落語「地獄八景亡者の戯れ」が演じられた。休憩をはさみ、高橋由紀氏(フルート)と平田侑氏(ピアノ)による「ミニコンサート」が披露され、最後に「一隅を照らす~覚悟の力」と題して、延暦寺一山円竜院住職の宮本祖豊師の講演が行われた。
 参加者にアンケートを取ったところ、六割近い方が寺院以外からの情報で開催の案内を知ったとのことで、回を重ねる毎にリピーターも増え、一般からの参加者も増加したことは有難いことである。当日は、信徒の方々によるかき氷の接待もあり参加者の方々に好評であった。また、教区の寺庭婦人会、ボーイスカウト、保育士、仏教青年会のネットワーク会議の諸団体からの協力をいただき、大変に盛会であった。

福島教区一隅を照らす運動推進大会

福島教区一隅を照らす運動推進大会

 福島教区本部(矢島義謙教区本部長)では、平成29年7月21日に福島県川俣町市伊達郡のやすらぎ斎場川俣ホールを会場に、平成29年度天台宗福島教区檀信徒会総会並びに一隅を照らす運動推進福島大会を開催し、約300名の参加者が集まった。
 はじめに檀信徒会総会が行われ、続いて休憩をはさみ、一隅を照らす運動推進大会が開催された。講演には、中尊寺貫首の山田俊和師を講師に迎え「生きている、生かされている」と題して行われた。山田師は尊い命の中の慈悲、伝教大師の教え、金色堂の極楽世界など、生きていること、一隅を照らすことなどについて話された。

陸奥教区一隅を照らす運動推進大会

陸奥教区一隅を照らす運動推進大会

 陸奥教区本部(千葉亮賢教区本部長)では、平成29年9月9日に岩手県西磐井郡平泉町の毛越寺を会場に、天台宗陸奥教区第二部檀信徒会ミニ一隅会、東日本大震災慰霊復興支援写経会を開催し、約50名の参加者が集まった。
 はじめに、東日本大震災物故者追悼慰霊法要が毛越寺貫主の藤里明久師を導師に執り行われた。あわせて、安置されている陸前高田市の被災松で彫られた地蔵菩薩へも法要が執り行われ、早期復興が祈願された。
 また、「相応和尚一千百年御遠忌」と題して、陸奥教区宗務所長の千葉亮賢師より講話が行われた。講話の中で、相応和尚の人となり、功績などをわかりやすく話され、会員一同は「常不軽の心」を忘れず、一日を大切に精一杯生き抜くことを誓われた。さらに、青森県出身の北嶺回峰行者の正井観順師の話しされ、千日回峰行の奥深さ、大変さ、厳しさに改めて一同心を打たれた様子であった。
 写経は「延命十句観音経」を書写し、毛越寺法務部長髙倉弘明師より写経の意義、所作、功徳を学び、震災復興を祈念し、一字一字丁寧に心を込めて書写されていた。
 大震災より六年目となるが容易に復興は進んでおらず、今後とも教区、一隅、菩提寺の行事を通じて物心両面の支援を行い、早期復興を願うことが大切だとの声を大勢の会員よりいただいた。

京都教区一隅を照らす運動推進大会

 京都教区本部(若林節哉教区本部長)では、平成29年10月18日に京都市左京区の眞正極樂寺真如堂を会場に、伝教大師降誕会一隅大会を開催し、約151名の参加者が集まった。
 午前10時より眞如堂本堂において伝教大師降誕会法要として、参加者全員にて伝教大師和讃を奉読し、引き続いて写経会を開催し、般若心経を写経した。昼食後、会場を本坊書院へ移し公演としてエスペランサのふたりによる、フルート、オカリナ、ベースの演奏をしていただき、その後講演として「一隅を照らす」を演題に露の団姫師による講演をいただいた。落語家である団姫師は、伝教大師の御心をわかりやすく、時にユーモアを交えながら話され、参加者は熱心に耳を傾け、会場は笑顔にあふれ、盛会のうちに閉会することができた。

東海教区一隅を照らす運動推進大会

東海教区一隅を照らす運動推進大会

 東海教区本部(柴田真成教区本部長)では、平成29年10月21日に静岡県藤枝市の安樂寺を会場に、一隅を照らそう第57回天台宗東海教区第八部檀信徒会を開催し、約55名の参加者が集まった。
 はじめに法楽、来賓挨拶があり、続いての講演では教区宗務所長で布教師養成所の講師でもある柴田真成師より「支えられて、今~おかげ様に感謝~」と題して、いのちの大切さや支えられていることへの感謝を詩などを紹介されながら語られた。昼食後は、部内各寺院の檀信徒代表から、寺院の近況と課題、一隅を照らす運動の取り組みが報告・紹介された後、閉会となった。

第20回天台宗一隅を照らす運動茨城大会

第20回天台宗一隅を照らす運動茨城大会

 平成29年11月28日、茨城教区本部(中村純亮教区本部長)では、茨城県水戸市の茨城県民文化センターを会場に、第20回天台宗一隅を照らす運動茨城大会を開催し、約1342名の参加者が集まった。
 はじめに茨城教区議会議長小川晃照師より開式の辞が述べられた。式典は、岡山教区本山寺法嗣泉智仁師による復興祈願奉納太鼓からはじまり、中村純亮教区本部長導師のもと茨城教区各部代表と仏教青年会出仕による法楽が厳修された。
 法楽後、世界口笛コンテストジュニア部門にて優勝経験のある口笛奏者加藤万里奈氏による公演がなされた。続いて、中村純亮教区本部長、森定慈仁一隅を照らす運動総本部長、小堀光實延暦寺執行、阿純孝天台宗宗機顧問より、開催にあたってのご挨拶とご祝辞があった。
 式典の最後には、教区本部長、総本部長よりそれぞれ教区本部長賞と総本部長賞の表彰がなされた。
 休憩をはさみ、延暦寺一山円竜院住職宮本祖豊師より「比叡山の修行と伝教大師の御心」と題し、公演がなされた。千日回峰行についてや、御自身が経験されたもっとも過酷と言われる修行である十二年籠山行についてといった貴重なお話に、参加者一同修行内容に驚きながらも興味深そうに聞き入っていた。
 最後に、茨城教区主事会長より閉会の辞があり大会は幕を閉じた。

群馬教区「一隅を照らす運動」年次大会

群馬教区「一隅を照らす運動」年次大会

 群馬教区本部(三浦祐俊教区本部長)では、平成30年3月1日渋川市伊香保町のホテル木暮を会場に、群馬教区「一隅を照らす運動」年次大会を開催し、530名の参加者が集まった。
 はじめに、水越稔幸檀信徒会連盟副会長の挨拶で開会し、三浦教区本部長導師のもと群馬教区物故者回向法要が、参加者全員で群馬教区発行の『天台のおつとめ』にて厳修された。
 続いて、三浦教区本部長、都筑玄澄一隅群馬教区本部会長、神宮直仁檀信徒会連盟会長からそれぞれ挨拶があった。
 開会式の後、第1講では、森定慈仁一隅を照らす運動総本部長より「一隅を照らす運動50周年に向けて」と題して講演を行った。森定総本部長は、2019年に迎える50周年への想いを語られた。
 第2講では、延暦寺一山円竜院住職宮本祖豊師による「比叡山の修行と伝教大師の御心」と題した講演があり、自らが経験された十二年籠山行とそこで感じた様々な想いを伝教大師の願われた想いと重ね語られた。参加者は、静かな語り口に込められた熱い想いに、聞き入っていた。
 最後の第3講では、南前橋部の萬福寺守山俊尚支部長による一隅を照らす運動支部活動事業報告として萬福寺で組織している「寺遊会」の活動紹介が行われ、大会は閉幕した。

近畿教区一隅を照らす運動推進大会

近畿教区一隅を照らす運動推進大会

 近畿教区本部(兼平明観教区本部長)では、平成30年4月7日に近畿教区第2部の興善寺を会場に、春会式大般若転読会並びに一隅大会を開催し、約80名の参加者が集まった。
 講演では、比叡山延暦寺参拝部主事・延暦寺一山竜珠院住職の星野最宥師を講師に迎え「一隅と日常生活について」と題して法話をされた。大会前日に大雨が降り肌寒い中であったが、参加者は日々の生活で為になる「一隅を照らす」ことについて熱心に聞き入っていた。

埼玉教区一隅を照らす運動推進大会

埼玉教区一隅を照らす運動推進大会

 平成30年4月27日、埼玉教区本部(木本清玄教区本部長)では、東松山市民文化センターを会場に、第52回埼玉教区一隅を照らす運動推進大会並びに寺院檀信徒総会を開催し、約1000名の参加者が集まった。
 第1部は、献供式から始まり、天台宗宗歌を唱えられた。次に、木本教区本部長御導師のもと法楽が執り行われ、続いて比叡山仏道鑽仰和讃を参加者と共に唱えた。合唱の後、木本教区本部長並びに栗原敬一檀信徒会長より挨拶が述べられた。また、式典では篤行者の表彰が行われ、総本部長賞8名、教区本部長賞7名がそれぞれ表彰された。第1部の最後には、寺本亮洞総務部長並びに山口泰明(やまぐちたいめい)衆議院議員より祝辞が述べられた。
 第2部では、一隅を照らす運動推進・宗教サミット30周年の映像が放映された。
続いて、記念講演として、滝田栄氏による「仏と生きる」と題した講演が行われた。参加者一同、静かに聞き入っていました。
 大会の最後には、慈愛募金贈呈として森定慈仁一隅を照らす運動総本部長に目録が寄託された。この募金には、当日会場内で呼び掛けて集まった浄財が含まれており、地球救援募金として様々な団体を通じて、支援先に届けられる。

三岐教区一隅を照らす運動推進大会

三岐教区一隅を照らす運動推進大会

 三岐教区の推進大会は、13時00分より岐阜4部願興寺にて開催され、参加者約200名が集まった。
 はじめに願興寺本堂大修理撥遣法要が願興寺住職を導師に執り行われた。続いて、起工鍬入儀が住職など代表者ら7名により、10年に及ぶ改修事業の無事を願って行われた。法要後、来賓の挨拶として、天台宗宗務総長杜多道雄師、一隅を照らす運動総本部長森定慈仁師、三岐教区本部長森喜良師から祝辞が述べられた。
 休憩の後、光永覚道大阿闍梨の護摩祈願法要が修され、大会の全日程は終了となった。