たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

東海大会で白井のり子先生が講演

東海大会で白井のり子先生が講演

 東海教区本部(中村廣文教区本部長)は、平成22年10月2日、愛知県名古屋市「名鉄ホール」を会場に、東海教区本部一隅を照らす運動推進大会を開催。今回の大会には、1,000余名が集った。
 大会では、中村教区本部長と阿純孝理事長の挨拶、仏教青年会による天台声明講演、檀信徒6名が実践者表彰として教区本部長賞を授賞。
 また、中村教区本部長より福惠善高総本部長へ地球救援募金に対し100万円の目録が贈呈。
 講演では、ライフミッショナリー(命の大切さを伝える人)白井のり子先生が、「典子は、今」あれから28年-今を生きる-と題した講演をされ、自らのサリドマイド被害者体験を通じて「真のバリアフリー実現には、障害者と決めつけて手を差し伸べるのではなく、相手の事を認め声をかける事が大切」と語られ、来場者からは感動した表情がうかがえた。
 休憩の後、九州西教区普光寺住職池田智鏡師による「琵琶が奏でる女の半生」と題した琵琶演奏と寺庭婦人会による比叡山仏道讃仰和讃があり閉会した。

名古屋市の日泰寺で東海大会を開催

名古屋市の日泰寺で東海大会を開催

 東海教区本部(中村廣文教区本部長)は、平成21年6月13日、名古屋市の覚王山日泰寺普門閣を会場に、推進大会と檀信徒総会を開催し、120余名が集った。
 総会では、堀澤祖門叡山学院院長を講師に迎え『一隅を照らす-伝教大師のみ教えを今日に伝える-』と題し、今年新たに侍真僧を目指し行に入る僧侶と、自らの修行の体験を振り返り、十二年籠山行と好相行について話された。
 次に大会では、秋吉文隆総本部長らの挨拶に引き続き「活動報告」として、東海教区仏青会長の安藤雅仁師が同仏青の活動と、さらに高田寺檀信徒の日栄政敏氏が地域を挙げて取り組む「平和の鐘」について紹介した。

名古屋市の日泰寺で東海大会を開催

名古屋市の日泰寺で東海大会を開催

 平成20年6月14日、東海教区本部(中村廣文教区本部長)は、名古屋市の覚王山日泰寺普門閣を会場に、一隅を照らす運動東海大会並びに東海教区檀信徒総会を開催し、約110名が参加した。
 大会は、来賓の秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長、同教区本部事務局長・佐藤正延師が挨拶。その後、永年にわたり社会奉仕活動を継続している吉祥院支部に対して、秋吉総本部長から吉祥院檀徒総代に感謝状と目録が手渡された。
 また、同教区本部からは、総本部に浄財が寄託された。
 講演では、吉祥院・立松圓浄住職が「一隅を照らす」と題し、自身が住職となって始めた托鉢や御詠歌等の活動について話した。

覚王山日泰寺で東海大会を開催

覚王山日泰寺で東海大会を開催

 東海教区本部(中村廣文教区本部長)は、平成19年6月16日、名古屋市覚王山日泰寺普門閣を会場に、一隅を照らす運動推進大会を開催し、100余名が集った。
 まず、午後1時30分からの檀信徒総会では、中村廣文教区本部長御導師のもと法楽があり、続いて中村教区本部長と可児光永宗議会議員の来賓挨拶。引き続き平成18年度事業報告と収支決算、平成19年度事業計画案と予算案が承認された。
 次に大会では、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長挨拶後、愛知県在住の難病の山下みらいちゃんの募金運動について、昨年の10月にメドが立ち、一億四千六百万円の募金が集まり、昨年の12月に渡米して手術が行われた近況報告があった。
 講演では、インド共和国禅定林住職サンガラトナ・マナケ・法天師を講師に「インド国内の仏教事情」と題し、
『仏教の発祥はインドにあるが、800年前のインド仏教社会は、僧侶と在家の方々との間には付き合いがなく隔たりがあり、社会そのものにも亀裂があって、仏教の基盤が崩れているところへイスラム教が侵略して来たのでひとたまりもなく仏教が絶滅になりかけた。
 50年前にもう一度、アンベガルド博士によって仏教は再興された。カーストの身分差別は今でもインドは抱えており、差別の撤廃運動などにも博士は生涯をかけられた。今、インドの12億の人口の中で0.8%が仏教徒である。』
と話された(写真)。参加者は、講師のインドの現状談を熱心に聞き入った。

覚王山日泰寺で東海大会を開催

覚王山日泰寺で東海大会を開催

 平成18年6月24日、東海教区本部(中村廣文教区本部長)は覚王山日泰寺普門閣を会場に、一隅を照らす運動推進大会並びに檀信徒総会を開催し、約120名が参加した。
 推進大会はまず、地元愛知県在住で、難病のため闘病中の山下みらいちゃんを支援する募金が呼びかけられ、参加者から94,000円の浄財が集まった。引き続き、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長が挨拶。その後、東海教区本部からジャワ島地震義援金として100,000円が秋吉総本部長に手渡された。
 講演では、長崎県宗教者懇話会会長・野下千年師を迎え、「私の諸宗教対話」と題し、原爆の被害や様々な宗教的軋轢など、不幸な歴史を持った長崎で、キリスト教や諸宗教の僧侶達が集まり、宗教・宗派・民族を超えた対話と相互理解のために努力していることを紹介し、宗教の融合がいかに大切であるかを語られた。
 大会に先立ち行われた檀信徒総会では、中村廣文教区本部長と可児光永宗議会議員を来賓に迎え、参加者全員で法楽が行われた後、平成17年度の事業報告と収支決算、平成18年度の事業計画案と予算案が承認された。

東海大会で田中康夫長野県知事が講演

東海大会で田中康夫長野県知事が講演

東海教区本部(村上圓竜本部長)では、平成17年10月16日に名古屋市国際会議場で、一隅を照らす運動東海大会が開催され、約3000名が参加した。
 大会は、長野県知事である田中康夫氏を講師に迎え、「生命・奉仕・共生」と題した講演が行われた。田中氏は「一人ひとりの力は小さいけれども、郷土を愛する愛郷心、隣人を愛する愛民心をもつことこそが一隅を照らすことにつながる」と話された。
引き続き、インド禅定林住職のサンガラトナ・法天・マナケ師から現状報告があり、その後、天台声明とグレゴリオ聖歌共演のコンサートに、参加者は荘重な雰囲気に包まれていた。