たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

東京教区一隅を照らす運動推進大会

東京教区一隅を照らす運動推進大会

平成27年6月25日、東京教区本部(杜多徳雄教区本部長)では、浅草公会堂を会場に、一隅を照らす運動東京大会が開催され、檀信徒ら約1200名が参加した。
第一部法要では、輪王寺門跡・寛永寺住職神田秀順大僧正が大導師を務められ、叡山講福聚教会東京地方本部会員で和讃詠唱がなされ、天台聲明音律研究会、天台雅楽会仏青会員、教区部内より出仕により執り行われた。参加者は、ご詠歌、聲明、雅楽また、式衆の所作を通じてお大師様への想いを深めていたようであった。
法要に続いて神田大僧正のご挨拶、杜多徳雄教区本部長より挨拶があった。また、来賓として一隅を照らす運動総本部理事長の木ノ下寂俊宗務総長、一隅を照らす運動総本部副理事長の小堀光實延暦寺執行、一隅を照らす運動総本部の横山照泰総本部長よりそれぞれ祝辞が述べられた。一隅を照らす運動推進と祖師先徳鑽仰大法会、根本中堂改修の理解と協力が呼びかけられていた。
最後に教区本部長より教区内の一隅を照らす運動実践者に表彰状が授与され第一部が閉じられた。休憩を挟み第二部では、「南こうせつコンサート」が行われ大会に華を添えていた。第一部の厳かな雰囲気から一転、南こうせつ氏の歌唱はもちろんのこと、曲の合間のトークにも参加者は魅了され会場は一気に盛り上がりを見せた。
大会の最後に、教区副本部長の關口晃成師より閉会挨拶があり、ご詠歌、雅楽、聲明、コンサートと、音楽、リズム溢れる大会は幕を閉じた。

三岐教区一隅を照らす運動推進大会

三岐教区一隅を照らす運動推進大会

三岐教区本部(森喜良教区本部長)では、平成27年6月19日に三重県伊賀市の常住寺(教区宗務所)を会場に三岐教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、住職や檀信徒150名が参加した。
第一部では、森教区本部長導師のもと、教区内寺院住職ら17名により法楽が勤められた。法要後、森教区本部長の挨拶、木ノ下寂俊一隅を照らす理事長より祝辞が述べられた。
続いて、永年に亘り天台宗檀信徒会副会長や教区檀信徒会会長を勤められた、三田宏氏にこれらの功労に対し感謝状と記念品が宗務所長より手渡された。
第二部では、テレビやラジオ、古典落語の活動で活躍され、一隅落語・仏教落語でおなじみの、露の団姫氏による仏教落語「仏は君をホットケない」が披露された。
団姫氏は、小噺を交え会場を笑いの渦に包む込み、落語を通して「一隅を照らす」精神を巧みな話術で笑いを誘いながら伝えていた。最後に同教区より当日参加者からの浄財が木ノ下理事長に寄託され閉会となった。

南総教区一隅を照らす運動推進大会

南総教区一隅を照らす運動推進大会

 南総教区本部(浅野玄航教区本部長)では、平成27年7月1日に千葉県いすみ市の岬ふれあい会館を会場に、第16回南総教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、約700名の参加者が集まった。
 牧野安貢教区檀信徒連合会副会長の挨拶で開会した大会は、はじめに教区の方々による御詠歌がお唱えされた後、仏教青年会による法楽が行われた。また、仏教青年会は独自にタイ植林事業などの活動をされており、その説明や会場外での写真展示などもあった。
 主催者として浅野教区本部長、稲垣弘教区檀信徒連合会会長が挨拶され、細野舜海天台宗議会議員、横山照泰一隅を照らす運動総本部長より祝辞が述べられた。
 第2部では、宮本祖豊延暦寺一山円竜院住職を講師に迎え、「十二年籠山行」と題した講演が行われた。
 宮本師は、出家得度に至るまでの経緯や自身が経験された十二年籠山行など20年にもわたる比叡山での修行の日々を話され、普段聞くことのできない高僧のお話しに熱心に耳を傾けていた。
 宮本師の講演に対して、植田行貴教区檀信徒連合会会計より謝辞が述べられ、大会は盛大の内に幕を閉じた。

信越教区一隅を照らす運動推進大会

信越教区一隅を照らす運動推進大会

 信越教区本部(師田香雪教区本部長)では、平成27年6月25日に善光寺大勸進(長野市)の紫雲閣を会場に、「一隅を照らす運動」推進大会信越大会を開催し、200名を超す参加者が集まった。
 まず、福聚教会信越地方本部による御詠歌が披露された後、師田教区本部長を御導師に参加者全員で法楽が行われた。
 続いて、師田教区本部長より主催者の挨拶があり、続いて、来賓の阿部昌宏総務部長(天台宗参務)、獅子王圓明総務部長(延暦寺副執行)より祝辞があった。
 第2部では、陸奥教区黒石寺支部長の藤波洋香師を講師に迎え、「今ある幸せ」と題した講演が行われた。藤波師の自身が住職を務める黒石寺の歴史や、無形文化財でもある黒石寺蘇民祭の紹介に参加者は耳を傾け、冗談を交えたお話しに、会場は笑いに包まれていた。
 最後に、吉澤道信一隅を照らす運動信越教区本部事務局長より閉会の辞が述べられ、大会は幕を閉じた。

兵庫教区一隅を照らす運動推進大会

兵庫教区一隅を照らす運動推進大会

 兵庫教区本部(雲井明善教区本部長)では、平成27年6月19日に兵庫県の姫路市文化センターを会場に、第46回兵庫教区檀信徒会総会並びに一隅を照らす運動推進兵庫大会を開催し、檀信徒ら約300名が参加した。
 はじめに、雲井教区本部長を御導師に法楽が行われ、雲井教区本部長、続けて、横山照泰一隅を照らす運動総本部長より祝辞が述べられた。
 檀信徒会総会の後、推進大会が行われ、まずはじめに一隅を照らす運動実践発表として、檀信徒3名が常日頃の実践活動の発表を行った。その後、実践者6名に横山総本部長より総本部長賞の表彰が行われた。
 また、作家で高野山真言宗僧侶の家田荘子師による「この世に生まれ、生きて、生かされて…~あと一歩前へ踏み出したいあなたへ~」と題した講演が行われ、参加者は熱心に聞き入っていた。
 大会最後は、兵庫教区第5部檀信徒会会長の田中満穂氏による挨拶で幕を閉じた。

神奈川教区一隅を照らす運動推進大会

神奈川教区一隅を照らす運動推進大会

平成27年6月9日、神奈川教区本部(溝江光運教区本部長)では、横浜市筑公会堂を会場に、一隅を照らす運動神奈川横浜大会として推進大会が開催され、住職・寺族・檀信徒ら約600名が参加した。
第一部は、天台大師、伝教大師、恵心僧都、相応和尚の四師を壇上に祀り、祖師先徳鑽仰大法会神奈川教区法要が厳修された。
法要は、教区内寺院を代表して溝江光運所長が大導師を、副導師に榎本昇道副所長、小堀光雄研修所所長が務められ、各部研修所幹事、仏教青年会の出仕のもと梵唄・散華にて執り行われ、法要中には檀信徒の代表がお供え物をお祖師に奉る伝供がなされた。参加者は、法要を通じてお祖師方のご遺徳を偲び信仰心を一層深めていたようであった。
法要に続いて大会会長の溝江教区本部長のご挨拶があり、来賓として一隅を照らす運動総本部の横山照泰総本部長、祖師先徳鑽仰大法会事務局の今出川行戒幹事よりそれぞれ祝辞が述べられた。今出川師からは、大法会について特に根本中道改修事業の理解と協力が呼びかけられていた。
第二部では、前十二年籠山比丘で延暦寺一山円竜院住職の宮本祖豊師により「覚悟の力」と題して講演された。
講演では、出家得度に至るまでの経緯や師僧との出会い、伝教大師に仕えるための終わりなき前行である「好相行」を、六百日に及び百数十万回続けた壮絶な礼拝行、十二年籠山行での日常など20年に亘る比叡山での修行生活をもとに話された。参加者には、宮本師の言葉が、心の一服の清涼剤になった様子であった。

東海教区一隅を照らす運動推進大会

東海教区一隅を照らす運動推進大会

平成27年5月18日、東海教区本部(中村廣文教区本部長)では、愛知県名古屋市の覚王山日泰寺普門閣を会場に、東海教区一隅を照らす運動推進大会並びに東海教区檀信徒総会が開催され、住職・寺族・檀信徒ら約120名が参加した。
 第一部は、檀信徒総会として行われ、まず始めに中村本部長導師のもと法楽が行われ、石黒博幸檀信徒会長の挨拶があり、続いて来賓の前宗議会議員可児光永師より祝辞があった。
 檀信徒総会での議事終了後、社会福祉士の下斗米 摂氏が「認知症!どうしたらいいの? ~手品より不可解な認知症の世界」と題して講演された。下斗米氏は、手品を生かして、認知症患者とのコミュニケーションをとられており、その腕前を披露し会場を盛り上げながら、認知症の症状の違いや家族が認知症になった場合、いかに寄り添うことができるか、また、認知症患者を看護している家族や知り合いがいたなら、普段の何気ない会話でも良いので、寄り添っている、気にかけている、との思いを相手に行動や言葉で伝えてあげて欲しい、と話された。
 第二部は、一隅を照らす運動推進大会として、東海教区本部理事長の舎人経昭師の挨拶で始まり、来賓の横山照泰総本部長より祝辞が述べられた。大会講演では延暦寺一山伊崎寺住職上原行照大阿闍梨が「一隅を照らす」と題して講演された。
 講演では、師僧との関係や12年籠山を含む23年に亘る比叡山での修行生活での体験談をふまえ「一隅を照らす」精神を行者の立場として話された。参加者は、上原師の言葉を噛みしめるように聞き入り、改めて一隅を照らす精神を心に刻んでいた様子であった。また、特別に、参加者全員に上原大阿闍梨よりお数珠加持を頂戴して講演が閉じられた。
 最後に、水谷高章副所長の閉会の辞によって大会は幕を閉じた。

第14回 心の集い in 比叡山

第14回 心の集い in 比叡山

第14回 「心の集い in 比叡山」を開催いたします。
参加を希望される場合は、申込用紙に必要事項を明記の上、6月26日(金)までにFAX、Eメールまたは郵送にてお申し込みください。
なお、定員になり次第締め切らせていただきます。
また、参加されます方には後日、詳細案内をお送りいたします。 関連リンク:心の集い in 比叡山

埼玉教区一隅を照らす運動推進大会

埼玉教区一隅を照らす運動推進大会

 平成27年4月29日、埼玉教区本部(木本清玄教区本部長)では、埼玉県東松山市の東松山市民文化センターを会場に、埼玉教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、1000名を超す参加者が集まった。
 第1講は法楽・式典として、天台宗宗歌を唱えた後、木本教区本部長御導師のもと法楽が行われ、参加者全員で三帰依文、般若心経、山家学生式をお唱えした。
 式典中には実践者の表彰が行われ、本年は14名の方に教区本部感謝状が、8名の方に教区本部長賞が木本教区本部長より表彰された。続けて、10名の方に総本部長賞が横山照泰同運動総本部長より表彰された。
 第2講は御詠歌模範奉詠として、叡山講福聚教会総本部の講師による御詠歌が奉詠が行われた。また、途中には上野良明叡山講福聚教会総本部主査による解説も行われ、またとない機会に参加者は熱心に耳を傾けていた。最後には「比叡山佛道讃仰和讃」を参加者全員でお唱えし、会場が一体となり盛り上がった。
 第3講では、落語家の春風亭小朝師による「人生笑談」と題した講演があり、得意の話術で会場を笑いの渦に包み込んでいた。
 大会最後には、教区本部より慈愛募金として100万円、当日会場内で集まった浄財が横山総本部長へ寄託され、埼玉大会恒例の万歳三唱で大会は幕を閉じた。

栃木教区一隅を照らす運動推進大会

栃木教区一隅を照らす運動推進大会

 栃木教区本部(齋藤宏明教区本部長)では、平成26年11月26日に壬生町中央公民館を会場に、第7回栃木教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、住職・寺族・檀信徒ら約1100名が参加した。
 まず始めに齋藤教区本部長による開会宣言があり、続いて来賓の横山照泰同運動総本部長より祝辞があった。
 第1部では、今大会のテーマである「伝教大師の精神をおしひろめた慈覚大師円仁~その魅力と功績を探る~」をもとに4名の講師により、下記演題による講演がなされ、参加者は熱心に耳を傾けていた。
 落語「強運の人 慈覚大師 円仁」(落語家露の団姫師)
 講演「至宝の旅行記を遺した 円仁」(國學院大學栃木短期大学教授酒寄雅志氏)
 講演「一級の国際人 円仁」(テンプル大学講師阿南・バージニア・史代氏)
 講演「仏教東流の立役者 円仁」(天台宗総合研究センター長齊藤圓眞師)(講演順)
 第2部では、4名の講演者をパネリストに迎えて「伝教大師の精神をどうひろめたのか」をテーマに栃木教区日光部觀音寺千田孝明支部長をコーディネーターとしてパネルディスカッションが行われた。本題に入る前に「慈覚大師円仁の研究をなぜ始めたのか」という質問では、講演者は一様に「人生と深いご縁があった慈覚大師円仁に惹かれ研究を始めた」と答えられていた。
 最後に壬生寺保育園園児による「円仁太鼓」が披露され、今大会は盛会の内に幕を閉じた。