たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

長野県飯田市の大願寺で信越大会を開催

長野県飯田市の大願寺で信越大会を開催

 信越教区本部(大澤祐仁教区本部長)では、6月13日に長野県飯田市の大願寺(鷲山芳照支部長)を会場に信越教区本部大会を約100名が参加し開催した。
第1部では、大澤本部長導師の法楽の後、総本部をはじめ来賓の方が祝辞を述べ、続いて信越教区伊那部の檀信徒総代会会長が、「生命」「奉仕」「共生」の3つの柱を「運動推進の誓い」として参加者全員と唱和した。
 第2部では、天台宗群馬教区妙見寺住職の小川晃豊師を講師に迎え「いまこそご先祖さまの供養を」と題した講演が行われた。身近に出来ることは「先祖を大事にすること」「それには先ず我々が形に現すことです」と講演。
 最後に、本大会参加者からの浄財が、鷲山支部長から総本部にミャンマーと中国四川の義援金として75,582円が手渡された。

神奈川大会を川崎市で開催、600名が集う

神奈川大会を川崎市で開催、600名が集う

 平成20年6月13日、神奈川教区本部(溝江光運教区本部長)では、一隅を照らす運動神奈川川崎大会を川崎市高津市民館を会場に開催、約600名の参加者が集った。
 第一部では、溝江教区本部長を導師に参加者全員での法楽、福聚教会による御詠歌、詠舞が行われた。その後、同教区布教師会副会長・浮岳堯仁師の「一隅を照らす運動のすすめ」と題した法話があった。
 第二部では、作家・青木新門氏による「いのちのバトンタッチ」と題した講演があり、青木氏のわかりやすいお話しに参加者は聞き入っていた。
 また、第三部では、溝江教区本部長が、高津区社会福祉協議会と一隅を照らす運動総本部に本大会で集められた募金を贈呈。総本部には、地球救援募金として544,607円が、ミャンマー・サイクロン災害と中国・四川大地震の義援金として270,728円が寄託された。

名古屋市の日泰寺で東海大会を開催

名古屋市の日泰寺で東海大会を開催

 平成20年6月14日、東海教区本部(中村廣文教区本部長)は、名古屋市の覚王山日泰寺普門閣を会場に、一隅を照らす運動東海大会並びに東海教区檀信徒総会を開催し、約110名が参加した。
 大会は、来賓の秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長、同教区本部事務局長・佐藤正延師が挨拶。その後、永年にわたり社会奉仕活動を継続している吉祥院支部に対して、秋吉総本部長から吉祥院檀徒総代に感謝状と目録が手渡された。
 また、同教区本部からは、総本部に浄財が寄託された。
 講演では、吉祥院・立松圓浄住職が「一隅を照らす」と題し、自身が住職となって始めた托鉢や御詠歌等の活動について話した。

兵庫大会が加西市で開催され、300名が参加

兵庫大会が加西市で開催され、300名が参加

 平成20年6月19日、兵庫教区本部(草別碩善教区本部長)では、加西市の「健康福祉会館」を会場に、一隅を照らす運動推進大会を檀信徒総会と併せて開催、約300名が参加した。
 大会は法楽の後、一隅を照らす運動の実践活動をされている代表者3名が、それぞれ日頃の寺院護持や地元での福祉活動などを発表し、6名が総本部長賞表彰を受けた。
 講演では「比叡の四季」-お山の行事と修行を通して-と題し、延暦寺一山瑞応院住職の山田能裕師がホワイトボードを用いながら、現代社会における心の問題を多数の例を取り上げ、わかりやすく説明された。

第7回「心のつどいin比叡山」が、開催されました。

第7回「心のつどいin比叡山」が、開催されました。

 第7回「心のつどいin比叡山」(一隅を照らす運動総本部主催)を比叡山延暦寺会館で開催。7月14日、15日の一泊二日に亘り、一般公募で募った男女27名が参加した。
先ず開講式では、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長お導師による法楽があり、次にオリエンテーション・坐禅止観などの説明があった。
研修会では、「篭山行について」と題し、高川慈照師(延暦寺一山最乗院住職)による法話があり、高川師は「合理化・効率化優先の現代社会において、あれこれ不平不満を言わずに一瞬一瞬に全力をあげることが大切」と説かれた。
 夕食後、「自己再発見の時」をテーマに久米邦子先生(神戸市立体育館・公民館インストラクター)による講演が行われた。童謡に合わせて日頃使わない筋肉のストレッチ体操を行ない、次の体操に移るごとにユーモアを混じえながら話された。
翌日は、早朝5時起床後、研修生は根本中堂に入り、坐禅止観の実修。その後、書院境内の清掃、延暦寺会館でのお写経に、それぞれが熱心に取り組んでいた。
参加者の多くが初体験の様子で、ある研修生は「比叡山という特別な場所で講話を聞いたり、自分と向きあったり、日頃のあわただしい日々を少し止めて今の自分を確認できる貴重な体験をさせていただき感謝いたします。」と感想を述べ、又ある研修生は「今後、人の事を良く理解して人によろこばれる事をやる様にがんばりたい。」と語っていた。

第8回一隅を照らす運動公開講座を天台宗務庁で開催

第8回一隅を照らす運動公開講座を天台宗務庁で開催

一隅を照らす運動公開講座(主催:一隅を照らす運動総本部)が平成20年9月4日に天台宗務庁(大津市坂本)で開催された。第8回となるこの度の公開講座では無着成恭師(元全国こども電話相談室回答者)を迎え、一般市民など約150名の参加者があった。
 無着先生は、「人は誰でも多様の欲望を持つが、一隅を照らす運動を実践する事で、欲望を戒め人格形成につながる」「人間は他の動物と違い、子どもを生んでからの親の人生は長く、成熟するのも遅いのだから、経験豊富な祖父母が家庭教育に積極的に携わるべき」など82才とは想像できない、活気に満ちた説明され、またユーモアを混ぜながら分かりやすく話された。 (第1部・講演)
 次いで、「無着先生おとなの相談室」と題して、先生に質問の時間が持たれ、参加者からの質問に対してお答えになり、無着先生は、「不登校の生徒には、無理に登校させるのではなく、家庭で掃除や食事作法などを学習する事も大切」など話された。 (第二部・対談)

岐阜市の不動院で三岐大会を開催

岐阜市の不動院で三岐大会を開催

 三岐教区本部(宇野光道教区本部長)では、平成20年9月15日、岐阜市の不動院不動閣において、一隅を照らす運動推進三岐大会を開催し、約200名の檀信徒が集った。
 第一部では、宇野教区本部長のお導師のもと、教区内寺院住職15名の出仕による法要が厳かに営まれた。
 法要後、北嶺大行満大阿闍梨・光永覚道師が「人と仏との結びつき」と題した法話を行い「人生には、いいことがあれば苦労もあり、苦労があれば、いいこともある。苦労は背負って歩くと重いが、身につけると軽いもの。どのように心がけるかが大切なのです」と説かれた。
 第二部では、不動院の信徒2名による滝打水行の後、光永大阿闍梨が、参加者らが願い事を寄せた護摩木の護摩供を修し、ご祈祷された。
 最後に、光永大阿闍梨から参加者へ力のこもったご加持があり、一人一人が真摯に有り難さを噛み締めている様子であった。
 宇野本部長は、大会を寺門興隆の良い機会と位置づけ、教区内の寺院を会場に開催している。

京都大会が眞正極楽寺で開催され、200名が参加

京都大会が眞正極楽寺で開催され、200名が参加

 平成20年10月18日、京都教区本部(穴穂行弘教区本部長)では、京都市左京区の眞正極楽寺を会場に、一隅を照らす運動推進大会を檀信徒会と共催し、宗祖伝教大師に報恩の「宗祖降誕会慶讃法要」に併せて開催、約200名が参加した。
 晴天に恵まれた今大会は、午前10時から教区本部内寺院住職出仕のもと、降誕会法要と写経会法要が厳かに奉修された。
午後1時から推進大会に移り、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長が挨拶。
 続いての講演では「人生っておもしろい」と題し、服飾評論家の市田ひろみ氏が、自らの海外での体験談をまじえ、「衣食足りて礼節を知る」と現代社会における種々の問題例を取り上げ、わかりやすく説明された。

近江八幡市文化会館で滋賀大会を開催

近江八幡市文化会館で滋賀大会を開催

 平成20年10月18日、滋賀教区本部(長山慈信教区本部長)では、近江八幡市の近江八幡市文化会館において、一隅を照らす運動推進滋賀大会が開催され、約250名が集った。
 「今、もう一歩踏み出そう」をテーマに行われた大会は、長山教区本部長導師の法楽後、吉田慈敬師による「運動に思いを馳せる・・・運動がめざすもの」と題した講演があり、師は、故山田座主の提唱された「六念」こそ運動がめざすものだとされ、聴衆に解りやすく話された。
 講演の後、檀信徒会長より、踏み出す一歩として、菩提寺に菩提樹と沙羅の植樹をする提案がされ、全支部に所長直筆の「一隅を照らす木」の木札が配られた。
 また、「和みのひととき」として、作曲家の野條叡信師による仏教カンタータの演奏があり、最後に募金の寄託が行われ、この日寄せられた浄財144,931円が地球救援募金に寄託された。

南総大会で吉田実盛師が講演

南総大会で吉田実盛師が講演

 南総教区本部(浅野玄航教区本部長)は、平成20年10月28日、千葉県「鴨川市市民会館」を会場に、第13回南総教区一隅を照らす運動推進大会を開催。今回の大会には、約600名が集った。
 まず開会式では、福聚教会による奉詠舞、仏教青年会による伝教大師和讃法楽、各方面からの挨拶・祝辞などがあった。
 休憩を挟んでの講演では、兵庫教区眞光院住職の吉田実盛師が、「どう一隅を照らせばよいのだろうか?」と題した講演をされ、宗祖伝教大師の教え、天台宗・一隅を照らす運動の歴史と現在、天台宗徒の根底に持つべき心・生活と宗教的実践をわかりやすく解説された。