一隅を照らす運動ニュース
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パンニャ・メッタ図書館(インド)が落成
平成18年2月6日から10日まで「パンニャ・メッタ図書館落成式・インド禅定林参拝訪印団」が実施され、特に平成18年2月8日には、一隅を照らす運動総本部の支援により建てられた「パンニャ・メッタ図書館落成式」がインド国マハーラ・シュトラ州バンダラ県ポーニ市において盛大に執り行われた。
このパンニャ・メッタ協会及びポーニ市主催による落成式では、一隅を照らす運動総本部長・秋吉文隆師の導師のもと、参加した僧侶17名の出仕により落成法要が厳修された。
法要終了後には、地元ポーニ市の主催により記念式典が行われ、地元議員、インド政府の地元選出議員、ポーニ市長などから祝辞が述べられた。日本側からは、秋吉総本部長、堀澤祖門PMJ(パンニャ・メッタ日本協会)副理事長、西郊良光前天台宗宗務総長(神奈川教区円満寺住職)がそれぞれ挨拶した。各師とも、「ポーニ市にはインド仏教再生の指導者であるアンベードカル博士の銅像が建っており、付近の住民のほとんどが仏教徒という所である。パンニャ・メッタ図書館の落成は、識字率の向上のため、婦人会の教養向上の場所として大変重要であり、コミュニケーションの場として文化の向上に大きな力を発揮するであろう。これからのインドのポーニ市で大いに活用していただければ有り難い」と、祝辞が述べられた。
訪印団に参加した西郊良光前天台宗宗務総長は、「サンガラトナ・法天・マナケ師が一隅を照らす運動総本部に支援要請され、当時、小生はその場所を見定め、支援を決定した一人として今般の図書館落成に人一倍の喜びを持つものであります。サンガ師のPMJ活動が、さらにインド社会において今後も大いに貢献されることを願います。」と語っていた。
なお、今回の訪印団では、この図書館落成式の他、禅定林法嗣得度式(戒弟:メシュラム・法喜)、禅定林大本堂建立安全祈願法要、インド禅定林大本堂工事視察、パンニャ・メッタ学園視察などが行われた。
このパンニャ・メッタ協会及びポーニ市主催による落成式では、一隅を照らす運動総本部長・秋吉文隆師の導師のもと、参加した僧侶17名の出仕により落成法要が厳修された。
法要終了後には、地元ポーニ市の主催により記念式典が行われ、地元議員、インド政府の地元選出議員、ポーニ市長などから祝辞が述べられた。日本側からは、秋吉総本部長、堀澤祖門PMJ(パンニャ・メッタ日本協会)副理事長、西郊良光前天台宗宗務総長(神奈川教区円満寺住職)がそれぞれ挨拶した。各師とも、「ポーニ市にはインド仏教再生の指導者であるアンベードカル博士の銅像が建っており、付近の住民のほとんどが仏教徒という所である。パンニャ・メッタ図書館の落成は、識字率の向上のため、婦人会の教養向上の場所として大変重要であり、コミュニケーションの場として文化の向上に大きな力を発揮するであろう。これからのインドのポーニ市で大いに活用していただければ有り難い」と、祝辞が述べられた。
訪印団に参加した西郊良光前天台宗宗務総長は、「サンガラトナ・法天・マナケ師が一隅を照らす運動総本部に支援要請され、当時、小生はその場所を見定め、支援を決定した一人として今般の図書館落成に人一倍の喜びを持つものであります。サンガ師のPMJ活動が、さらにインド社会において今後も大いに貢献されることを願います。」と語っていた。
なお、今回の訪印団では、この図書館落成式の他、禅定林法嗣得度式(戒弟:メシュラム・法喜)、禅定林大本堂建立安全祈願法要、インド禅定林大本堂工事視察、パンニャ・メッタ学園視察などが行われた。
群馬大会が開催され、赤松光真師が講演
一隅を照らす運動群馬教区本部年次大会が、去る3月6・7日の日程で、伊香保温泉のホテル木暮を会場に開催され、約420名が参加した。第1講に長谷川広順一隅を照らす運動群馬教区本部長が「一隅を照らす運動の展開」と題し講演。「一隅を照らす運動として社会に貢献したい」という理由で、地元新聞に毎月匿名で300回寄付を続けられた方について紹介し、身近なことから始める大切さを述べた。第2講は赤松光真延暦寺居士林所長が「一隅を照らす運動の心」と題して講演。「人間の物差し」と「仏さまの物差し」について説明し、「仏さまの物差し」をもって自らを清らかにし、自分を見失わないよう説いた。さらに、生まれて老いて死ぬという存在のありようが先にあるのであり、どう生きるかはその後から決めること。そこが分かると心が収まり仏さまにつながると述べた。
天台仏青連より一隅へ浄財の寄託
第40回埼玉大会が開催され、1,009名が参加
埼玉教区本部(森田幸雄教区本部長)は平成18年4月30日、埼玉県坂戸市文化会館「ふれあ」を会場に、第40回埼玉教区本部一隅を照らす運動推進大会を開催。今回の大会は天台宗開宗1200年と40回目の記念大会として実施され、1,009名が集った。教区内の各種団体が全て参加され、さらに参加者数を例年の500名から1,000名に規模を拡大して一隅を照らす運動の敷衍に努めた。
第1部では法楽・奉舞の後、天台宗参務・谷晃昭師より一隅を照らす運動を長年実践されている3名の檀信徒の表彰があった。その後、記念講演として一隅を照らす運動会長・小堀光詮三千院門跡門主が「みんな仲よく光ってる」と題した講演をされた。小堀会長は『一隅を照らす運動の根本は家族です。家族が光れば周りも光り、明るい社会が築けます。それぞれの立場で光り輝いてください』と話された。
第2部では、出席者全員が参加して「最澄さま」「さわやか星」「比叡山仏道讃仰和讃」を斉唱。俳優・毒蝮三太夫氏の講演も行われ『年をとったら柔軟でみずみずしく、笑顔でいることが大事。心からの笑顔でいることが長生きの秘訣です』とユーモアたっぷりに話され、会場は和やかな雰囲気に包まれた。また、この1年間各支部で集められた慈愛募金6,950,883円の中の200万円と、当日会場で集められた浄財575,000円が、地球救援募金として天台宗参務・谷晃昭師に寄託された。慈愛募金の内、4,807,446円は、埼玉県内の社会福祉協議会等の団体に寄託され、地域社会の向上のために役立てられている。
第1部では法楽・奉舞の後、天台宗参務・谷晃昭師より一隅を照らす運動を長年実践されている3名の檀信徒の表彰があった。その後、記念講演として一隅を照らす運動会長・小堀光詮三千院門跡門主が「みんな仲よく光ってる」と題した講演をされた。小堀会長は『一隅を照らす運動の根本は家族です。家族が光れば周りも光り、明るい社会が築けます。それぞれの立場で光り輝いてください』と話された。
第2部では、出席者全員が参加して「最澄さま」「さわやか星」「比叡山仏道讃仰和讃」を斉唱。俳優・毒蝮三太夫氏の講演も行われ『年をとったら柔軟でみずみずしく、笑顔でいることが大事。心からの笑顔でいることが長生きの秘訣です』とユーモアたっぷりに話され、会場は和やかな雰囲気に包まれた。また、この1年間各支部で集められた慈愛募金6,950,883円の中の200万円と、当日会場で集められた浄財575,000円が、地球救援募金として天台宗参務・谷晃昭師に寄託された。慈愛募金の内、4,807,446円は、埼玉県内の社会福祉協議会等の団体に寄託され、地域社会の向上のために役立てられている。
近畿大会並びに伝教大師報恩法要を宗泉寺で開催
近畿教区本部(高岡保博教区本部長)では、平成18年5月5日、奈良県高取町の宗泉寺(石川智海住職)を会場に、天台宗開宗1200年慶讃記念伝教大師報恩法要並びに一隅を照らす運動推進大会を開催した。晴天に恵まれた今大会は、約100名の檀信徒が宗泉寺本堂に集った。
午前11時から教区本部内寺院住職が出仕のもと、報恩法要が厳かに奉修され、続いて寺庭婦人によるご詠歌・奉詠舞があった。
引き続き、一隅を照らす運動推進大会に移り、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長が挨拶。その後、このたび新しく宗泉寺副住職に任命された前智章師に総本部長より辞令が手渡された。次に、講演では比叡山麓三宝莚主宰の栢木寛照師を講師に迎え「自分が何かの役に立つことが一隅を照らすことにつながる」と呼びかけた。
また、宗泉寺ではこの大会に合わせて、天台宗開宗1200年を記念に、檀信徒からの浄財で1対の石灯籠奉塔が山門前に建立され、開眼法要が行われた。この奉塔は石川住職と檀信徒の「一隅を照らす」に対する思いが込められて建立されたものである。
午前11時から教区本部内寺院住職が出仕のもと、報恩法要が厳かに奉修され、続いて寺庭婦人によるご詠歌・奉詠舞があった。
引き続き、一隅を照らす運動推進大会に移り、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長が挨拶。その後、このたび新しく宗泉寺副住職に任命された前智章師に総本部長より辞令が手渡された。次に、講演では比叡山麓三宝莚主宰の栢木寛照師を講師に迎え「自分が何かの役に立つことが一隅を照らすことにつながる」と呼びかけた。
また、宗泉寺ではこの大会に合わせて、天台宗開宗1200年を記念に、檀信徒からの浄財で1対の石灯籠奉塔が山門前に建立され、開眼法要が行われた。この奉塔は石川住職と檀信徒の「一隅を照らす」に対する思いが込められて建立されたものである。
神奈川大会で東儀秀樹氏が講演
神奈川教区本部(大久保良允教区本部長)は、平成18年6月5日、神奈川県横浜市都筑区「都筑公会堂」を会場に、神奈川教区本部一隅を照らす運動推進大会を開催。今回の大会に凡そ600名余名が集った。
第1部の開会式では、法楽・詠歌・詠舞に続いて、主催者挨拶(大久保本部長)に始まり、天台宗参務谷晃昭師・教区布教師会会長本間孝康師と各来賓挨拶があった。
第2部の記念講演では、雅楽奏者・大正大学客員教授東儀秀樹氏が「雅楽のこころ」と題した講演を雅楽の演奏(ふるさと他)や参加者からの質問も交えてされた。また、興禪寺雅楽会による舞楽も披露された。
第3部の一隅募金進呈・閉会式では、当日会場で集められた浄財1,277,028円の内510,139円が、地球救援募金として谷師に寄託。他766,889円は、都筑区社会福祉協議会の団体に寄託され、地域社会の向上のために寄託されている。
第1部の開会式では、法楽・詠歌・詠舞に続いて、主催者挨拶(大久保本部長)に始まり、天台宗参務谷晃昭師・教区布教師会会長本間孝康師と各来賓挨拶があった。
第2部の記念講演では、雅楽奏者・大正大学客員教授東儀秀樹氏が「雅楽のこころ」と題した講演を雅楽の演奏(ふるさと他)や参加者からの質問も交えてされた。また、興禪寺雅楽会による舞楽も披露された。
第3部の一隅募金進呈・閉会式では、当日会場で集められた浄財1,277,028円の内510,139円が、地球救援募金として谷師に寄託。他766,889円は、都筑区社会福祉協議会の団体に寄託され、地域社会の向上のために寄託されている。
兵庫大会が神戸市内で開催され、300名が参加
平成18年6月5日、兵庫教区本部(草別碩善教区本部長)では、神戸市のシーサイドホテル舞子ビラ神戸を会場に、一隅を照らす運動推進大会を檀信徒総会と併せて開催、約300名が参加した。
大会は法楽の後、一隅を照らす運動の実践活動をされている各部代表者が、それぞれ日頃の寺院護持や、地元での清掃活動などを発表し、表彰を受けた。
講演では「地球環境を守る生物」と題し、大阪大学名誉教授の藤田正憲氏がスライドを用いながら、地球環境問題とその原因についてわかりやすく説明された。藤田氏は『地球環境を守るには、生物資源の利用と日本文化の「もったいない」の心が大事である』と、地球環境保護を参加者に訴えた。
また、大会に先立ち行われた檀信徒総会では、谷口圓最布教師会会長、荒樋榮晋宗議会議員、永井快俊教区議会議長、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長を来賓に迎え、平成17年度の活動報告と収支決算、平成18年度の事業計画と予算が承認された。
大会は法楽の後、一隅を照らす運動の実践活動をされている各部代表者が、それぞれ日頃の寺院護持や、地元での清掃活動などを発表し、表彰を受けた。
講演では「地球環境を守る生物」と題し、大阪大学名誉教授の藤田正憲氏がスライドを用いながら、地球環境問題とその原因についてわかりやすく説明された。藤田氏は『地球環境を守るには、生物資源の利用と日本文化の「もったいない」の心が大事である』と、地球環境保護を参加者に訴えた。
また、大会に先立ち行われた檀信徒総会では、谷口圓最布教師会会長、荒樋榮晋宗議会議員、永井快俊教区議会議長、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長を来賓に迎え、平成17年度の活動報告と収支決算、平成18年度の事業計画と予算が承認された。
一隅を照らす運動信越大会
信越教区本部(小山健英教区本部長)では、6月5日に長野県高森町隣政寺を会場に一隅を照らす運動信越大会が開催され、約100名が参加した。
第一部の大会では、法楽に始まり、次に信越副所長・会場寺院である隣政寺住職の挨拶。来賓からは、一隅を照らす運動総本部次長、信越教区宗議会議員・布教師会長方々の祝辞があった。
引き続き、教務主任から一隅を照らす運動推進の誓いの発声があり、参加の檀信徒と唱和が行われた。
第二部では、東京教区圓融寺住職阿純孝師を講師に迎え、「法燈はなぜ不滅なのか」と題した講演が行われた。『比叡山根本中堂の「不滅の法燈」は、今日までに消えなかったかどうかは重要ではなく、大切な法の燈火は、お釈迦さまが説かれた「法燈明、自燈明」に基づくのであり、各自が自分の仏性の火種を、様々な縁によって育て、大きな燈火とする事が大事なのである』と分かりやすく説かれ、参加者は真剣に聞き入っていた。
第一部の大会では、法楽に始まり、次に信越副所長・会場寺院である隣政寺住職の挨拶。来賓からは、一隅を照らす運動総本部次長、信越教区宗議会議員・布教師会長方々の祝辞があった。
引き続き、教務主任から一隅を照らす運動推進の誓いの発声があり、参加の檀信徒と唱和が行われた。
第二部では、東京教区圓融寺住職阿純孝師を講師に迎え、「法燈はなぜ不滅なのか」と題した講演が行われた。『比叡山根本中堂の「不滅の法燈」は、今日までに消えなかったかどうかは重要ではなく、大切な法の燈火は、お釈迦さまが説かれた「法燈明、自燈明」に基づくのであり、各自が自分の仏性の火種を、様々な縁によって育て、大きな燈火とする事が大事なのである』と分かりやすく説かれ、参加者は真剣に聞き入っていた。
東京大会で日野原重明先生が講演
東京教区本部(杜多道雄教区本部長)は、平成18年6月10日、東京都千代田区「九段会館・大ホール」を会場に、第37回東京教区本部一隅を照らす運動推進大会を開催。今回の大会には、客席数を上回る1,323名が集った。
第1部の開会式では、杜多本部長による主催者挨拶に始まり、天台宗宗務総長濱中光礼師の来賓挨拶。引き続き雅楽をともなった天台声明公演、神田秀順大僧正を御導師のもと教区部内出仕によるお勤め・和讃奉詠などがあった。
第2部の講演では、聖路加国際病院理事長・同名誉院長日野原重明先生を講師に「いのちの輝き」と題し、『自分が受けた喜びの光を、他の人と分かち合い、こころの光を照らすことが、世界平和の光につながる』と話された。来場者は、95才という年齢を感じさせない若々しく伺える先生の講演に魅入っていた。(写真)
第1部の開会式では、杜多本部長による主催者挨拶に始まり、天台宗宗務総長濱中光礼師の来賓挨拶。引き続き雅楽をともなった天台声明公演、神田秀順大僧正を御導師のもと教区部内出仕によるお勤め・和讃奉詠などがあった。
第2部の講演では、聖路加国際病院理事長・同名誉院長日野原重明先生を講師に「いのちの輝き」と題し、『自分が受けた喜びの光を、他の人と分かち合い、こころの光を照らすことが、世界平和の光につながる』と話された。来場者は、95才という年齢を感じさせない若々しく伺える先生の講演に魅入っていた。(写真)
第5回「心のつどいin比叡山」が、開催されました。
第5回「心のつどいin比叡山」研修会(一隅を照らす運動総本部主催)を比叡山延暦寺会館で開催。6月28日、29日の一泊二日に亘り、一般公募で募った男女43名が参加した。
先ず開会式では、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長お導師のもと法楽で始まり、
次にオリエンテーション・坐禅止観などの説明があった。
研修会では、「癒しの体操」をテーマに久米邦子先生(神戸市立体育館・公民館インストラクター)による講演が行われた。童謡に合わせ日頃使わない筋肉のストレッチ体操を行ない、次の動きに移るごとにユーモアを混ぜながら話された。
夕食後、「祈りの心」と題し、光永覚道師(北嶺大行満大阿闍梨、延暦寺南山坊住職)による講演があり、「全ての人が自分の鏡であり、人が何をしてくれるのではなくて、自分が何をさせていただくかが大切で、自己責任をもつことが感謝につながる」と説かれた。
翌日は、早朝5時起床後、研修生は根本中堂に入り、坐禅止観の実修。その後、書院境内の清掃、延暦寺会館でのお写経、それぞれが熱心に取り組んでいた。
参加者の多くが初体験の様子で、ある研修生は「内容が豊富で時間が過ぎるのを忘れ、本当に楽しく心が癒された」と感想を述べ、又ある研修生は「気さくなお話で心を打たれ感銘を受けた」と語っていた。
《光永師は、昭和50年に出家得度。比叡山の荒行である千日回峰行に入り、平成2年に満行。また平成8年に比叡山12年籠山(ろうざん)行を成し遂げた。》
先ず開会式では、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長お導師のもと法楽で始まり、
次にオリエンテーション・坐禅止観などの説明があった。
研修会では、「癒しの体操」をテーマに久米邦子先生(神戸市立体育館・公民館インストラクター)による講演が行われた。童謡に合わせ日頃使わない筋肉のストレッチ体操を行ない、次の動きに移るごとにユーモアを混ぜながら話された。
夕食後、「祈りの心」と題し、光永覚道師(北嶺大行満大阿闍梨、延暦寺南山坊住職)による講演があり、「全ての人が自分の鏡であり、人が何をしてくれるのではなくて、自分が何をさせていただくかが大切で、自己責任をもつことが感謝につながる」と説かれた。
翌日は、早朝5時起床後、研修生は根本中堂に入り、坐禅止観の実修。その後、書院境内の清掃、延暦寺会館でのお写経、それぞれが熱心に取り組んでいた。
参加者の多くが初体験の様子で、ある研修生は「内容が豊富で時間が過ぎるのを忘れ、本当に楽しく心が癒された」と感想を述べ、又ある研修生は「気さくなお話で心を打たれ感銘を受けた」と語っていた。
《光永師は、昭和50年に出家得度。比叡山の荒行である千日回峰行に入り、平成2年に満行。また平成8年に比叡山12年籠山(ろうざん)行を成し遂げた。》
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