たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

信越教区一隅を照らす運動推進大会

信越教区一隅を照らす運動推進大会

 信越教区(岩田真亮教区本部長)では、平成29年6月10日に長野県佐久市の弥勒寺を会場に、信越教区一隅を照らす運動推進大会を開催、約140名の参加者が集まった。
 大会式典では、岩田教区本部長御導師のもと法楽が執り行われ、法楽後、岩田教区本部長、吉澤道人教区宗議会議員、弥勒寺御住職江原紘誠師より、開催にあたっての御挨拶と御祝辞があった。
 続いて、森定慈仁一隅を照らす運動総本部長より、「一隅を照らす運動」発足50周年にむけた企画や事業、若年層へ向けた取り組みの重要性、一隅を照らす運動総本部が行っている救援活動について、運動を通して考え、取り組むべき心のあり方、生き方をご講話された。日本の子どもの貧困問題、自死問題に対しても、「一隅を照らす運動」としてどのような取り組みができるのかを考えていく旨を幼児教育の重要性とともに力強く語られた。
 大会式典最後には、参加者全員で「推進の誓い」として、「一隅を照らす運動」実践3つの柱であります、「生命」「奉仕」「共生」の復唱が行われた。
 休憩後、天台宗務庁出版室横山和人編集長より、「天台宗の取材ノートから『千日回峰行に死す』正井観順行者の二千五百五十五日」と題して記念講演が行われた。正井師の足跡をたどり、「千日回峰行」の細かな説明や、御自身の体験等を交えながらの講演に、参加者一同興味深そうに聞き入っていた。
 公演後、小林玄海信越教区布教師会長より大会への謝辞が述べられ閉会となった。
 また、当日会場では多くの浄財が寄せられ地球救援事務局に寄託された。