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一隅を照らす運動ニュース

東海教区一隅を照らす運動推進大会

東海教区一隅を照らす運動推進大会

 平成28年6月25日、東海教区本部(柴田真成教区本部長)では、愛知県名古屋市の覚王山日泰寺普門閣を会場に、東海教区檀信徒会総会並びに一隅を照らす運動東海教区推進大会が開催され、住職・寺族・檀信徒ら約200名が参加者が集まった。
 第1部では、檀信徒総会が行われ、まず柴田教区本部長導師のもと法楽が行われ、神谷雍彦教区檀信徒会長より挨拶があった。
 檀信徒総会での議事終了後、延暦寺一山戒光院住職の髙山良彦師が「母の心、子の心~恵心僧都一千年御遠忌を迎えて~」と題して講演された。
 天台宗祖師先徳鑽仰大法会の期間中であることから、今回の講演では恵心僧都の生涯や教えを中心に話され、母親との関係性について詳しく説明された。
 第2部は、一隅を照らす運動推進大会として、安藤誠亮教区本部事務局長の挨拶で開会し、柴田教区本部長より挨拶、横山照泰総本部長より祝辞がそれぞれ述べられた。
 続けて「聲明と雅楽」と題した公演が行われ、東海天台仏教青年会僧侶による天台声明とアユチ雅楽会による雅楽の演奏が披露された。普段あまり触れることのない声明と雅楽のコラボレーションに、参加者は真剣に耳を傾けていた。
 講演では、インド禅定林住職のサンガラトナ・法天・マナケ師が「インド禅定林大本堂落慶十周年を迎えて」と題して講演された。
 サンガ師は、インドという国の現状、自身が来日し修学に励んだ日々や帰国してからの活動などを話され、参加者はとても興味深そうに講演に聞き入っていた。
 大会最後は「比叡山仏道讃仰和讃」を参加者全員でお唱えし、盛会のうちに大会は幕を閉じた。