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一隅を照らす運動ニュース

滋賀教区一隅を照らす運動推進大会

滋賀教区一隅を照らす運動推進大会

滋賀教区本部(山岡智恢教区本部長)では、平成27年10月31日に大津市堅田の大津市北部地域文化センターを会場に、滋賀教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、約240名の参加者が集まった。
大会は山岡教区本部長御導師による法楽で幕を開けた。開会式では、今年度支部活動助成金の認定を受けた支部に横山照泰一隅を照らす運動総本部長より支部活動助成金認定証が手渡され、併せて祝辞が述べられた。
大会では、一隅を照らす運動副理事長でもある小堀光實延暦寺執行が「伝教大師様の御心とともに」と題し講演された。
小堀師は、自らの体験を交え「心は見えないが、行動により心の動きが分かる」と語り、また「人の辛さは、『思いやり』と言うヤリ一本で幸せになる」と参加者に問いかけ会場を笑顔にしていた。
続いて記念公演として、福島教区圓明院法嗣泉智仁師により「今を未来に」と題し、東日本大震災により被災した自らの想いが語られた。和太鼓奉納公演では、叡山学院同窓生有志の声明とともに披露された。
参加者は、震災により絶望の淵から立ち上がった泉師の力強い和太鼓の響きに心を打たれていた様子であった。大会最後に、横山照泰一隅を照らす運動総本部長と泉智仁師に浄財が寄託され、教区副所長の安蔵玄周師の挨拶で大会の幕が閉じられた。