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一隅を照らす運動ニュース

東海教区一隅を照らす運動推進大会

東海教区一隅を照らす運動推進大会

東海教区本部(中村廣文教区本部長)では、平成26年6月7日に愛知県名古屋市の名鉄ホールを会場に、東海教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、檀信徒約1000名が参加した。
 はじめに、東海教区仏教青年会の声明講演があり、参加者は聞き入っていた。
 その後、中村廣文教区本部長より開会の挨拶、続いて横山照泰一隅を照らす運動総本部長より祝辞があった。また、永年にわたり一隅を照らす運動を実践してきた会員に総本部長賞が授与された。
 第1部では、京都大学ips細胞研究所顧問阿曽沼慎司氏が「ips細胞の実用化に挑む~現状と課題~」と題して講演された。阿曽沼氏は「ips細胞は万能であるが、それゆえ倫理問題が出てくる。宗教界も深く携わって欲しい。」と語られ、参加者は興味深い様子で聞き入っていた。
 第2部では、延暦寺一山円竜院住職宮本祖豊師が「十二年籠山行~生命を見つめる静の行~」と題して講演され、出家をしてから十二年籠山行までの、壮絶な修行内容を語られた。
 最後に、参加者全員で東日本大震災犠牲者に1分間の黙祷を捧げ、閉会となった。
 今大会では、東海教区本部より100万円の浄財が、一隅を照らす運動地球救援事務局へ寄託された。