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一隅を照らす運動ニュース

九段会館で40回の節目を迎えた東京大会を開催

九段会館で40回の節目を迎えた東京大会を開催

 平成21年6月6日、東京教区本部(寺本亮洞教区本部長)では、一隅を照らす運動推進東京大会を千代田区の九段会館で開催した。第40回という節目を迎えた今大会には約1,000名の参加者が集った。
 第一部では、福聚教会東京本部による御詠歌と天台声明音律研究会による声明、天台雅楽会による和楽器が演奏された後、上野輪王寺門跡・神田秀順門主お導師による法要が厳かに行われ、参加者一同が東京教区で作成した「おつとめ」を手にし、読経の声が会場に鳴り響いた。
 続いて、40回目の大会を記念して、昨年総本部から支部活動助成を受けた浅井孝順東江寺支部長に秋吉文隆総本部長から認定証が手渡され、また各部寺院から推薦された一隅を照らす運動実践者30名が寺本教区本部長から表彰された。
 第二部では、仏教思想家のひろさちや氏のよる「伝教大師最澄のこころ」と題した講演が行われた。「人は周りに迷惑を掛けて生きているのだから、他人の迷惑も受け入れなければいけない」と、ユーモアを交えながら分かりやすく話すひろさちや氏に、参加者は理解を深めた様子であった。